【感想】東京喰種トーキョーグール:re 1

石田スイ / 週刊ヤングジャンプ
(48件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
19
14
9
1
0
  • 何者であるかを問いかけよう

    自分が何者であるかというのは、普段あまり意識はしないところなのですが、意外に個人を形成するうえで重要なファクターとなっていると考えます。
    自分は誰から生まれてそのルーツはといったものから、生物学上の種別・民族、男であるとか女であるとか、そういう仕切りのもとに形成されています。
    「俺は唯一無二の許斐武という存在である」というような、よっぽどの強烈な個性でもない限り、このような所属意識や関係性に基づいて自己は成り立っていることがほとんどです。

    この東京喰種という作品、とりわけ:reからは、先天的であれ後天的であれこの垣根をデストロイして、みなそれぞれが自分が一体何者なのかを問いかけ葛藤している。
    悩み続けるものもいれば、壊れるものもあり、思考停止の末盲信するもの、眼前のものだけを信じるもの、さまざまです。

    作中では各陣営に分かれ描かれていきますが、わたくし、この『葛藤』こそが人であることの証左であるのではないかと思います。

    :reからは、人間、喰種の線引きをさらに曖昧にするような存在がそれぞれで登場します。
    彼らが何を考えどう行動しどこへ行くのか、この物語から目が離せません。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.08

  • 主人公に幸せは来るのでしょうか?

    東京グールの続編ですが、前作とのつながりを知らなくてもおもしろく読み始められます。主人公の過去がこれからどう明かされていくのか早く続きが読みたくなってきます。
    前作では不幸すぎた主人公のほのぼの生活?がこれから崩れていく期待と、今回はせめて主人公に救いがあるように終わってほしいと思う気持ちで揺れ動いています。これから始まるCCGとグールのバトルが主人公をどう変えていくのか楽しみです。続きを読む

    投稿日:2015.04.06

  • 悲劇。続。

    前作「東京喰種」の突然の終了からの続編。
    喰種側からCCG側へと視点が移り変わり、異なる視点からこの物語の世界を眺められる。
    伏線もたっぷり、構成も練り込まれていて、飽きることのない作品です。

    投稿日:2015.04.05

  • 楽しみ

    前作「東京喰種」の数年後を舞台に、生存不明な金木にかわり新たにCCGの一等捜査官である新主人公「佐々木琲世」と個性的な部下に一新して雰囲気も明るくなり今後も楽しみです

    投稿日:2015.03.19

  • リターン

    東京喰種第二部です。ジョジョ的な感じぃ、前作のエッセンスそのまま面白いです。これから読む人はこれからハードに成っていくか次巻はご覚悟を。その間に前作か電子書籍限定のJACKを読むのも勧めたいです。

    投稿日:2015.01.17

  • 1期の盛り上がりから引き続きおもしろさが継続

    前作東京ぐーるから2年後の話ということですが、前にでてきた登場人物はみな2年の間に変わり、また新しいキャラなども出てきたりして非常に面白いです。前から続いている伏線を簡単に回収してくれないところがまた東京ぐーるっぽくて、先が気になってしまいます。単行本全部集めようかな~、と考えてる今日この頃です。続きを読む

    投稿日:2015.01.06

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  • あらじる

    あらじる

    ハイセとして生きることになっても根っこの部分は変わってないのが嬉しい

    だんだん金木と親しかった人たちと会ったりするけど、すぐハッと思い出すんじゃなくて痕跡をだんだん辿っていく感じもイイ

    あとトーカが可愛い続きを読む

    投稿日:2024.03.06

  • かるすとん

    かるすとん

    納得のいく終わり方ど良かった。ちゃんとカネキもすんなり受け入れられてハッピーエンドというかんじではなくてよかった!
    個人的には六月ちゃんが好き(*´ω`*)前作で止めないでちゃんと今作まで読んでもらいたい!続きを読む

    投稿日:2024.01.09

  • saya

    saya

    このレビューはネタバレを含みます

    始まり方が引き込まれる。
    まだ平和な雰囲気があるところがまた。
    敵を倒すために敵の能力を取り込むのは
    どう考えても『正し』くはないと思ってしまう。

    ヒナミちゃんが出てくるのは嬉しいが
    悲しそうに見えるところが気になった。

    真戸さんが「ああはなるな」と言うセリフがあってからの
    琲世の戦いぶりが凄まじい。

    西尾先輩の言うとおり、どこまでいっても救われないカネキ。
    自分が仲間に殺されるリスクを背負ってでも
    部下を助けようとするハイセの姿に苦しくなる。

    什造が盗んだお金をちゃんと返しているのも、
    カネキだと会ってすぐ気づいているのも興味深い。

    最後のトーカちゃんがとても綺麗。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.04

  • うしだ

    うしだ

    このレビューはネタバレを含みます

    それぞれに正義とか生きる意味があって、みんなちがってみんな狂ってた
    登場人物が多すぎて使い切れてない感じとか、そういえば?みたいな所はあったけど、この巻数(無印〜:re)でこれだけ激重感情にさせられたのは素直にすごい
    ナキがおばかで好きでした

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.06.20

  • nucconucoo

    nucconucoo

    無印からすべて読了しています
    連載時はこれのためにわざわざYJ買ってたくらい

    個人的に、黒より白よりなによりも「佐々木琲世」が大好きだったし
    ここから登場したクインクスたちが、色々と含みつつもわちゃわちゃ&ゴタゴタ生活する姿にすごく愛おしさを感じていたので、
    この巻がいちばん好きです

    また、ここでの生活が、
    未熟だったクインクスたちが身体的にも精神的にも成長し、捜査官として、またヒトとして強くなっていく基盤となったことも胸熱です

    再読したくなってきた
    続きを読む

    投稿日:2023.05.28

  • ss512(試)

    ss512(試)

    このレビューはネタバレを含みます

    金木は記憶を失くしCCG捜査官佐々木排世として生きていた。有馬さんが無印より物語に絡んでくるみたいで楽しみ。先輩ちょっと強くなってる!?ヒナミは高槻を頼ってアオギリ入りか。アヤト性格丸くなったかな。トーカちゃん美人!これから物語がどう進むのか非常に気になる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.01.10

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