【感想】銀河戦記の実弾兵器<アンティーク> 2 バトル・オブ・アルファ

Gibson, 藤丸 / オーバーラップ文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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  • 投稿サイトにて連載中の作品です\(^o^)/

    投稿サイト小説家になろうにて連載中の作品です。
    2014年12月の時点で184話迄掲載されています。
    2巻は42話の途中から69話までを、新規エピソードを追加+加筆修正してあります。

    スペースオペラとして良くできた作品です。
    主人公が地球を探す足掛かりとして始めた会社が、どんどん大きくなってきています。それでも会社経営ものではなく、あくまでもスペースオペラとしての色合いを強く残す作品作りは素晴らしいです。
    主人公も中々に魅力的なキャラクターです。普段のお笑い系な軽い態度が、シリアスな場面でもほとんど変わることなく事に当たっていけるメンタルの持ち主なのでストーリー全体のムードメーカーとなっています。
    SF的な設定などでそんなに悩まない感じの作品なので、軽く読める作品です。
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    投稿日:2014.12.06

  • 相変わらずノリのいいスペオペ。成長物語としてもいい感じ。

    なぜかどんどん大きくなる企業グループ経営のかたわら、またまた新たな偉業をなしとげるライジングサン。

    チートな能力を得ているとはいえ、けっこう孤独でナイーブなところもある太朗。でも、芯は強い。
    今回は人間勢力同士の戦いということで悩んだりもするが、しっかりと乗り越えて成長。
    周囲にいい人間が集まってるってのもある。

    地球探し自体はまだ明確な進展には至らないが、明らかに日本の文化を受け継ぐカツシカ・ステーションの登場には、
    読んでるほうも日本人として太朗の気持ちがよくわかる。

    ところどころお笑いをかましつつ、メインは武器や駆け引きを駆使した本格的な宇宙戦、そしてさりげなくシリアスな話も進む。
    とっても面白い。
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    投稿日:2014.12.12

ブクログレビュー

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  • clamamus

    clamamus

     アルファ星系を経てアウタースペースまで進出したテイローらは、帝国の庇護下にない世界での企業間戦争に巻き込まれてしまう、そんな二巻である。
     ディング・ザ・ディンゴとの対決に焦点が絞られたこの巻では、先の巻とは違って紙面の余裕からシーンの追加も含めた加筆が行われている。ごく些細な日常の一コマなどであり、大筋の物語が変更されているわけではないが、こうした部分もまた書籍化の楽しみだろう。
     物語はここからアウタースペースを舞台に、さらに規模を拡大させていく。巻末で姿を現した男のことであるとか、多くの新キャラを加えながら物語はより深みを増していくのだが、出版物としてはここで止まっている。いたく残念なことである。

     星五つで評価しているが、物語はこれ以降さらにより深く世界が描かれている。であるから、本作を楽しまれた方はぜひネット版の「僕と彼女と実弾兵器」の方もお読みになることをお勧めする。検索すればすぐに出るので、ぜひ。
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    投稿日:2016.09.25

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