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ウリ・ニーズィー, ジョン・A・リスト, 望月衛 / 東洋経済新報社 (27件のレビュー)
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総合評価:
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ダイ
【読書前メモ】 行動経済学分野の本書。経済学の「インセンティブ」の問題に焦点を当てる。「インセンティブ」という点では「ヤバい経済学」とも通じる部分があるかも。
投稿日:2024.04.06
でんでん
人が何で動くか(=インセンティブ)を理解できれば、狙った結果につなげられると実地実験を通して示している。根拠が薄いと感じる箇所もあるが、観点として面白い。 ただ、せっかくエッセイ的な砕けた文なのに直訳…感があり、誤植もあったのが残念だった。 勉強しない子やその親に、適切なインセンティブ(お金やモノ)を渡せば子の成績が上がる。いいインセンティブがあれば寄付金の額も上がる。 実際に導入となると、気持ちをお金で動かすことに不満の声が上がるだろうと容易に想像できる。その視点も必要ではあるが、お金を使えば中退も逮捕もされず過ごせる子が増え、寄付で助かる人も増えるという視点も持てる思考でありつづけたいと思う。 『「慈善組織は販売ってことばが嫌いなんだ」とブライアン。「でもぼくは大好きだな」』続きを読む
投稿日:2024.04.02
aya00226
永国寺図書館 寄付は、これっきりにしてくれ、という意思表示ができるようにするとたくさん集まる。 言い値で売る、ほうがたくさん支払う。 割り勘は負の外部性が発生する。 西洋社会では、女性は競争をしたが…らない、その結果管理職が少ないのではないか。女性は男性ほど負けず嫌いではない。 マサイ族は男系社会なので、西洋と同じだが、カーン族は女系社会で、女性は競争が好き。生まれつきではなく、文化的な環境によるもの。 p78続きを読む
投稿日:2021.10.10
1459950番目の読書家
経済学のことを勉強しようと思ったが、実際には実用的に実験を行う事の大切さを教わった。 例えば、会社で物を売る値段を決定する時でも、試験的に値段に幅を利かせて売ってみて、どの値段の時が最も利益が上がるが…試してみるなど、実験が必要な場面は往々として存在する。 面倒と思わず、実験を行うことが利益をあげることがわかった。続きを読む
投稿日:2020.12.20
かきもちり
このレビューはネタバレを含みます
良い本。くだけた感じの翻訳で読みやすい。好き嫌いはあるかもしれないけど。 行動経済学の本だけど、どちらかというと実地実験をすることが大事!ということを伝えている本。ナッジとかは少し触れられる程度。 著者の行ってきた実地実験をなぞるように進んでいく、ちょっとドキュメンタリーな部分もあって面白い。 全般的に行動を起こす、または改める前には実験をやってからの方がいいし、実地実験をやっていけば世界も変えられるかもよ!っていうノリ。 その見方は楽観的過ぎるかもしれないけど、それでも感化されて自分もやってみたくなる。
投稿日:2020.11.21
どっぴ
人の行動がインセンティブ設計でどのように変化するか多様な実地実験から解き明かす本。 行動経済学や消費者心理については別の本を読んだほうが良い。 だけど、社会科学実験の実施について、これだけ多様なバリエ…ーションを、しかもわかりやすく説明してくれる本は他にあまり無いと思う。 実験の背景には、高度な理論があるはずなのだけど、それはさておいても興味を引く実験結果が並んでいる。 面白すぎて結果だけが先歩きさせないように統計学的と実験のリミテーションにも注意したいところ。続きを読む
投稿日:2019.08.07
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