【感想】なれる!SE9 ラクして儲かる?サービス開発

夏海公司, Ixy / 電撃文庫
(24件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
5
10
3
0
0
  • 「新事業を始めよう」という言葉の軽さ

    昨年あたりから「こういうウェブサービスを事業化しようと思うんだけど、なにかアイデアある?」といった引き合いが
    何度かあって、身につまされる話でした。

    事業家なのでスーパーハッカーだけで完結するわけではなく、新事業展開するときに発生する
    様々な障害を盛り込んでくるあたりが、著者の夏海さんらしい鬼心です。
    あと、相変わらず桜坂工兵のリスク管理に引きます。
    わたしなら軽めの手を2、3手打って、どれにも終了までの手順を織り込むようにするので。
    読んでいるシリーズ物で「主人公にまったく共感できない」珍しい作品ですが、
    業界事情っぽい話が読めるので重宝しています。
    続きを読む

    投稿日:2015.02.25

ブクログレビュー

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  • hirocs

    hirocs

    ”出社すると、カバーのかかったこの本が、机の上に…。
    そして付箋紙に「面白いので読んでみて下さい」とのボスからのメッセージ。なんとも粋なはからい。

    サービス開発をするってことは、こんな風にアイデア立案、サービス提供、営業、拡張…の山を、継続的に乗り越えていくことなんだろうな。うん。

    読んで分かった気にならず、実践につなげるには???

    <以下、ネタバレ的なストーリー概略>
     社長から「新サービス開発」宣言
    →プロダクトマネジャーをムチャぶり > 桜坂工兵
    →新サービス案、浮かばず…
    →個別案件の相談でひらめき!
    →社内SEに相談して
    →ファーストユーザになってもらい、めでたくリリース
    →but まったく売れず…
    →やむなく個別カスタマイズを引き受けていると…
    →SIerへ向けて代理店説明会
    →翌日、超類似サービスが発表されて…
    →・・・
    →いざ総務省へ!

    <きっかけ>
     大ボスからのオススメ。感謝!”
    続きを読む

    投稿日:2019.08.15

  • のがまま

    のがまま

    立華ちゃんと梢、福大がタッグを組んでいくのがなかなか面白い。せっかくん新しいニーズと技術を他社にパクられて頓挫しそうになったビジネスを立て直しだけでなく、反撃に転じるあたりはなかなか読みごたえがあった続きを読む

    投稿日:2018.10.12

  • rashita

    rashita

    シリーズ第9弾。かなり色合いが変わってきた感はある。室見さんの出番もあまりなく、SEあんま関係なくね?みたいな疑問も出てくる。でも、面白い。

    今回はサービス開発について。アイデア、イノベーション、シーズとニーズといった話。

    今作は、社長がわりかし格好いい。

    話の展開と主人公のレベルアップ具合を考慮すると次作あたりでベンチャービジネス立ち上げていそうな気もするが、やはり「組織の中で働く人」がこのストーリーのポイントと言えるので、その当たりどう展開するのかが興味深い。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.09

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

     業界用語、個別の商品概要、そしていかなる問題があり、それをどのような手法で解決したか。本巻で描かれるこれらは何れも業界特有の専門性が過ぎて良く判らない。
     ただまぁ着地点は、他巻に比べると割と穏当に落着している印象。

     ところでチートすぎる主人公工兵。彼に見られる能力は就職後早い段階で身につける人も多いが、もう少しキャリア重ねた上で本巻、つまり、全体的に時間的スケールを長めに調整し直した方が(例えば、既に5年目だとか。せめて3年目)腑に落ちやすい。この辺りの歪みはライトノベルだからとしか言いようがないが…。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.09.17

  • kitsunedo

    kitsunedo

    初めて見たことのない機器が出てきた。ストーリー展開はいつもながらおもしろかった。ただ、巻き返しに繋がる気づきが、かなりご都合主義っぽかったのだけが残念。桜坂くんの性格が歪み始めているのではないかと、ちょっと心配になる一巻。続きを読む

    投稿日:2017.04.20

  • isseiabe

    isseiabe

    どんどん続編が出てくる。
    登場人物以外はリアリティあり過ぎ。
    もっとも、これで登場人物が現実にありそうな設定だと読むに耐えないものになってしまうかも(笑)
    次の展開が楽しみ。
    やはり「嘆息」がきになるというか、目につく・・・続きを読む

    投稿日:2014.11.11

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