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岡田索雲 / ビッグスペリオール (5件のレビュー)
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実は鬼より怖い
鬼の兄弟のお話。 亜羅太君が飛び降りたところから始まる物語。 赤鬼、青鬼に生まれた苦悩や苦しみ、人間との共存の難しさ・・・ これはとっても深いお話です。おもしろいです。 しかしまー鬼より人間の方…がいかに小狡く、汚れた生き物なのかと思います。 これを読むと人間に生まれたことを恥じる気持ちになるかもしれません(笑)続きを読む
投稿日:2014.07.17
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かたつむり
久々に新鮮なマンガを発見!
全人類の0.1%ほどしかいない鬼。 おとぎ話の中の恐ろしい鬼は人間が作り出したもので、実はそんなに怖くないはず・・・なのに人間とはなかなかうまくやっていけないアラタと、ハナっから人間となんて仲良くする…気はないイズミ。 凸凹な双子が面白いです。 少年漫画のようで、青年漫画らしい描写もしっかりあります。 鬼とか吸血鬼とか、非人間ものはありきたりなようにも思えますが、この漫画はわくわくしながら読めました。 絵のタッチも、味があって好きです。 徐々に鬼コミュニティや双子について明かされていくそうなので、楽しみです。続きを読む
投稿日:2014.09.27
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ざじ
人口比率1%存在する鬼。阿羅太(兄)は赤鬼、伊純(弟)は青鬼、全く似てない双子。赤鬼は驚異的な身体能力を有し、青鬼は治癒力を有する。絵本の中の「鬼」は人から見れば悪さをする怖い存在で、本作品には「人が…抱く想像の産物は怖い」と言う事が描かれている。 赤鬼は人が不快感を抱くオーラを強烈に発しているので、阿羅太はクラス中にシカトされ、いじめっ子グループのターゲットになっている。とは言え、身体的に頑強なので、暴力を振るわれて痛がるふりをしなければならない。二人は「鬼」である事を隠して学校生活を送っている。人に苛められ、傷つけられてばかりなのに、阿羅太は人間に興味を持っていて、友達が欲しいと密かに思っていたりする。伊純は達観しており、兄である阿羅太の望みには付き合ってやり、暴走気味な兄を陰から見守っている。 この兄弟の関係性がツボにハマる。兄は人と関わる事を止めようとしないし、弟は同類の中には正体、つまり「鬼とはこう言う生き物である」と人には知られたくない考えを持つ者もいるだろうから、自分たちの正体をさらすべきではない、と言う主張を持っている。相反する考え方の二人が、それでも兄・弟として別々に存在しながら、依存を超えた乾いた信頼関係を結んでいる。…と言う、社会のマイノリティの絆を描いているだけかと見せかけて…2巻早く読みたい!!続きを読む
投稿日:2019.05.20
jkrabi
赤鬼と青鬼の兄弟の学園気悲劇。特殊な力を持つ鬼だが、人にはその事を知られずに生活する。 人と仲良くなりたい鬼、上手くいかない現実、人種差別や異なるものを排除したい心理、悲しくも楽しい。
投稿日:2014.12.25
トニヲ
ギャグ漫画かと思ったら意外とシリアスなお話。人間の世界に溶け込む鬼の双子のお話です。こういったマイノリティーが主人公の作品にありがちなもったいぶった感じがなく展開が早いので、ぐいぐい引き込まれます!
投稿日:2014.08.17
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