【感想】バカとテストと召喚獣12

井上堅二, 葉賀ユイ / ファミ通文庫
(24件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
9
10
2
1
0
  • 明久の決断と2年VS3年戦決着

    前巻で雄二が立ち直りようやく反撃への準備が整い始めた2年生。
    だいぶ不利になった戦況でB,C,D,Eクラスともにほぼ壊滅状態でどうやって逆転を目指すかが見所ですかねw
    ただ、今回は髙城先輩が明久に対して地頭の良さを発揮して色々ゆさぶりをかけてきて精神的に追い詰められます。
    その状態から仲間に助けられて逆転の芽を発芽させるのがかっこいいですねw
    また、序盤から使い捨ての駒のような扱いを受けていたFクラスの連中ですが、脅威の生還率を誇っていて主力のAクラスと一緒に戦っているのがかっこいいですねw
    その戦い方からAクラスでは中々一緒に戦える仲間がいない久保君がFクラスの仲間と一緒に戦っているのが感動的でしたw
    戦争の方はバカテス最終戦にふさわしいFクラスレギュラーメンバーによる作戦に強力なラスボス、明久ならではの戦い方がかっこよかったですw
    最後は主人公達のこれでもかというくらいの幕引きと挿絵がまた良かった!
    ただ、まだ続刊があり後日談の短編集みたいですがもう少し楽しませてもらえそうでよかったですw
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    投稿日:2017.07.17

ブクログレビュー

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  • ニャン太

    ニャン太

    このレビューはネタバレを含みます

    バカテス完結(12.5巻を除く)!
    基本的にはバカコメディといった感じなので、途中で詰まることもなくスラスラと読み進められた。
    笑い9割、涙1割くらい。バカな主人公がバカなりに奮闘するところに胸が打たれる。
    11巻の終盤から12巻の前半にかけてモヤモヤする展開が続くが、12巻の後半からそれらを巻き返していくのが痛快。

    たくさん笑えた作品。出会えて良かった!

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    投稿日:2024.03.22

  • 生活委員会

    生活委員会

    堂々の完結!!

    12.5感もあるからまだ終わってはいないのだが、本筋としては終わりだろう。

    笑あり、涙ありと総じておもしろかった。学生の頃アニメで見たのがきっかけで読み始めたが、まさか完結まで読み切るとは思っていなかった。
    懐かしい気持ちも残しながら楽しく読むことができた。
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    投稿日:2023.12.21

  • らいら

    らいら

    3年生との試召戦争ついに決着。
    決着までに向けたバトルは良いし、姫路さんとのお話は良き。
    1点、リンネくんの役割はもうちょっとなんとかならなかったのかとは思う。(これだけ?という印象が)

    投稿日:2022.10.12

  • 出雲一寸

    出雲一寸

    読書録「バカとテストと召喚獣12」5

    著者 井上堅二
    イラスト 葉賀ユイ
    出版 ファミ通文庫

    p171より引用
    “ 努力が無駄になってしまって平気なわけ
    がなかった。
     やっていることが報われなくて何とも思わ
    ないわけがなかった。
     色々と辛いことがあって、泣くほど苦しく
    て悲しくて。
     それでも歯を食い縛って自分に出来ること
    とを頑張り続けるなんて、それはどれだけ凄
    いことだろう。
     僕の目には、そんな姫路さんの姿がとても
    尊いものに見えた。”

     成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
    台とした、青春ファンタジーライトノベル。
    通算17巻目、本編完結。
     三年の戦術と味方との不和に苦しみながら
    も、試召戦争一日目を乗り切った二年生達。
    押し込まれた戦況を覆すために、本来の調子
    を取り戻した雄二は作戦指示を出す…。

     上記の引用は、ヒロイン・姫路瑞希を見て
    きた主人公・明久の思い。成功を収めた人、
    勝利を手にした人の後ろには、数多くの報わ
    れなくとも踏ん張る人たちがいることは、忘
    れてはいけないことでしょう。
     本編完結巻。前巻の紹介でも書きましたが、
    途中で読むのを止めず、全巻通して読んでこ
    そ面白い作品だと思われます。
    ただ、オチが酷い。面白いのですけれども…。

    ーーーーー
    続きを読む

    投稿日:2020.10.10

  • れんこん

    れんこん

    バカテスシリーズ、とりあえずの最終巻。高校の頃から読んで途中までで止まっていたけど、いま読み切れて良かった。
    ただ、最初はバカやってて楽しかったのに最終的には恋愛要素が全面に来てて、少々戸惑ったのも事実。くすりと笑えるテスト問題が挟まれるのが毎回楽しみだったんだけど、今回はただ章を分けるだけの役割に留まっていた。

    また、美波が報われなさすぎる点(ファンにとってはもう少し彼女の心理描写があったら救われただろうが、あっさりと終わってしまう)、
    留学生のリンネ君がこれまで何度も意味ありげな事を言ってた割に、伏線の回収の仕方が「えっそれだけ?もっと深い意味があると思ってたのに」と肩透かしを食らったことはうーーんと思ってしまった。
    キャラが立っててそれぞれに愛情が湧いてただけに、明久と瑞希だけが幸せになればいいのか…?とモヤモヤが残る終わり方だった。
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    投稿日:2017.07.07

  • キじばと。。

    キじばと。。

    シリーズ最終巻。明久と高城先輩の最終決戦です。

    明久と対峙する高城先輩は、姫路のもとに海外の名門校から交換留学の話が来ていることを告げ、明久の存在が姫路の将来を縛る足枷になっていると言います。さらに高城は、美波の日記が明久のせいでさらされてしまったことを告げ、明久に追い討ちをかけます。彼の話を聞いてショックを受けた明久ですが、そんな彼に、姫路は正直な想いを打ち明けます。

    一方雄二は、明久に高城との戦闘から離脱するように指示を出します。しかしショックから立ち直れない明久は、戦闘意欲を失ってしまい、常夏コンビとの戦いでも遅れを取ることになります。しかし、そんな彼を美波は励まし、バカだけど前向きな明久への正直な想いを告白します。

    2人の女性からの想いを伝えられた明久は、自分自身の態度をはっきりさせるため、ふたたび高城のもとに向かいます。

    ラストでこのシリーズらしいオチがついて、最後まで楽しませてもらいました。
    続きを読む

    投稿日:2014.11.10

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