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北方謙三 / 集英社文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
さくらもち
1
間宮林蔵が主人公なのかどうなのか
間宮林蔵の伝記っぽい電子書籍がなかなか見つからず、これを選びましたが、伝記ではなかったです。 完全に小説の体裁で、エンターテイメントとしておもしろい。しかし Wikipedia でざっと見ると意外と史…実に沿っているようで驚きました。もちろん細部は創作なのだと思いますが(嘘だという意味ではなくて、小説として完成させるには細かいところを想像で補うしかないということです)。 ひとことで言うなら「男の友情」か? これを読んだあとは、いま北海道で普通に人々が生活しているのが奇跡のように思えます。 続きを読む
投稿日:2014.11.28
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yosshaking
地図作製、ロシア、尊王、交易、開国、北と南…文化年間がこんなに激動だったなんて。江戸時代はやっぱりダイナミックで、確実に近代に繋がっているんだ。
投稿日:2021.10.19
kitano
朝廷がロシアと水戸藩(ついでに島津も)を 利用して力を得ようとする 心もとない小さな策略だが、人生を振り回される 男たちがいる ハードボイルド時代小説です
投稿日:2016.02.15
Shira-Dog
2012年01月 03/03 間宮林蔵の物語。蝦夷地の山や海の描写にわくわくさせられる。 解説にある「何事かを成し得なかった男たちの闘い」や「負けが前提でどこまで闘えるか」と断じ切る視点になるほどと思…わされた。 復讐劇となる後半はすこし読んでいてしんどいところもある。続きを読む
投稿日:2012.01.15
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