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北方謙三 / 集英社文庫 (61件のレビュー)
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総合評価:
そら
面白かった!
南北朝時代という ややこしくて難し~~~い時代の物語なのに 面白くて一気に読み進めることが出来ました。
投稿日:2018.05.05
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いちパパ
某有名な作家さんがYouTubeのゲストで出演していた時にお薦めしていたので、読んでみたら面白い顕家が凄くカッコいい⁉️この歴史小説お薦めです
投稿日:2023.09.25
たか
若き天才の一生は星の瞬きが如く強く輝きどこか儚い。この星が強く永く瞬いていたら日本の歴史は変わっていたんじゃないかと思わせる、北畠顕家とはそんな漢だと感じます。 足利尊氏、楠木正成、北畠顕家、違う立場…違う人生のおとこ達が見据える夢のかたちは一緒には為し得なかったのだろうか。 そう考えさせられる北方謙三が描く浪漫が詰まった一冊。 あっぱれ。続きを読む
投稿日:2022.11.22
としゆー
歴史上最強と謳われた公家、北畠顕家の短い生涯を北方謙三の硬派な筆致で描いた作品。全くの無知な南北朝時代だったため世界観が分からなくて最初は苦労もしたが、1度目の足利尊氏討伐のために京へ上る場面からはめ…っぽう面白くなった。戦国時代以上に何のために戦うのか?というのが問われる時代に無能な朝廷のために戦う姿はカッコよさがありつつも読んでいて寂しく辛くなる。彼の能力があれば陸奥の夢もかなえることが出来たかもしれないのだが「大義」がそれを許さなかったのだろう。まさに「一瞬の閃光のように輝いた若き貴公子」だった。続きを読む
投稿日:2022.10.03
マグカル子
読めば君も”北畠顕家”推しになること間違いなし!一般的に複雑でとっつきづらいとされる南北朝時代の世界にハマるためのゲートウェイドラッグともいうべき快作。楠木正成や新田義貞のような時代を代表するスターも…多数登場するため一冊で満足度は高い。続きを読む
投稿日:2022.07.30
snow1020
ほんの少年であった頃に鎮守府大将軍として奥陸奥に下向して以来、無敵の強さを誇った北畠顕家の生涯です。本当に強く、敵に恐れられた将だったのが分かります。 本領安堵という実利をもって勢力を拡大する足利尊氏…に対して、親政の旗印という理念で戦うのは分が悪かった、といった背景もよくわかりました。にもかかわらず、知力を尽くして勝利を重ねる顕家の姿が、さわやかな一陣の風のように描かれています。続きを読む
投稿日:2021.11.14
yappinkun
南北朝時代、争乱のあいつぐ世で、京を目指して北天に光り輝く星、北畠顕家。21歳の若さで死んだ顕家。武家ではなく、村上源氏の血をひく公卿の名門であり、大塔宮とならび足利尊氏を最後まで苦しめており、本当に…鮮烈な印象を与えてくれる。 奥州藤原氏の末裔を暗示する安家一族ら山の民を一緒に描く事で、物語に深みを与えている。続きを読む
投稿日:2021.03.24
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