【感想】ウエンディ

松本次郎 / 太田出版
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
2
3
1
0
0
  • らしくない

    読み終えるまで、松本次郎先生の初長編だと知りませんでした。
    画が若いな、初期の作品かな?くらいの感じで読んでいたので、いい感じの新鮮さでしたが。
    内容がまた不思議で、"らしくない"といった感じがそこかしこに。それこそラストが特に。
    その理由もあとがきを読んで納得できました。
    「べっちんとまんだら」や、「女子攻兵」の持つ "らしさ" を感じられないのはファンからすると
    少々の残念さを感じますが、同作家の他作品とは違った物を読みたい人には良いかと。
    しかしながら、先述の2作や「フリージア」などが好きで、なおかつ初期の作品を読みそびれてた
    ファンにとっては若干のモヤモヤ感というか、読後感の物足りなさを感じます。
    自分のような薄いファンはそうそう居ないと思うので問題ないでしょう。
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    投稿日:2017.03.31

ブクログレビュー

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  • あさひ

    あさひ

    あれ⁈ まともに終った。(松本次郎作品のわりには)
    健全なボーイ・ミーツ・ガールの話だった。
    まぁこれはこれで面白かったけど…物足りない。
    逆に変だ。原作付きだった? と表紙を見返し、あとがきを読んでようやく納得。
    まともなのに、おかしいと思われるとは…。
    さすがです。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.12

  • Amy

    Amy

    物語はどんどん破綻していく。
    が、きっとやりたいことは全部やったんだろうなと
    いうことは彼特有の緻密な線の一本一本から
    伝わってくる。

    最終的に安易なところに落ち着いてしまうラストも
    作者にとってはこれで満足なのだろう。続きを読む

    投稿日:2010.10.10

  • 柳沢 周

    柳沢 周

    作中に過分な暴力行為/性的描写が出てくるので、
    堂々と人にお勧めしにくいのですが……。

    舞台を現代、『ピーター・パン』を下敷きにしながらも、カラーはまさに『真逆』。
    主人公の女子高生が、『あるできごと』をきっかけに、『ネバーランド』へ訪れることになる。
    現実と幻想を行き来する、ダークファンタジーーです。

    そんな話でありながらも、読後感が爽やかなのが好印象。
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    投稿日:2008.10.13

  • m.

    m.

    わたしが一番最初に松本次郎と出会った作品。
    やばい。何がやばいって世界観がやばい。
    新しい世界をわたしに見せてくれた。
    これに出会ってなかったら今の本棚は出来ていなかったと思います。

    投稿日:2008.07.06

  • ぽっぽ

    ぽっぽ

    松本次郎の漫画では一番好きです。
    まさにピーターパンシンドロームが招いた悲劇というか喜劇というか
    作者曰く「描いていた頃ちょっとおかしかった」らしいですが、むしろそのカオスさがいいのかも。
    何時もながらに女の子が魅力的。
    カッター使いのティンクが大変可愛らしい。危なそうに見えて結局いい子なのよね
    続きを読む

    投稿日:2007.10.17

  • ケンイシ子

    ケンイシ子

    1巻完結のファンタジー。世界は現代とネバーランド。終わり方が結構スキです。あれはやっぱピーターなのか。

    投稿日:2005.02.05

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