【感想】Astral Project 月の光 1巻

marginal, 竹谷州史 / 月刊コミックビーム
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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  • 静か

    大きく盛り上がるでもなく、かといって極端な中だるみも無い、でも「淡々とした」という表現は使えない
    非常に落ち着き払った流れで、しかしながら最後まで読み進める気持ちを萎えさせない、不思議な作品。
    友人知人に薦めて回る程でもないが、初刊の時点では確実に面白いと感じる内容。
    だけど、掲載誌によっては早い段階で打ち切られるか、連載そのものが無いかもしれないような奇妙な偏った空気。
    現時点では4巻まであるようなので、内容同様にゆっくり読み進め、全巻揃えようという気にさせられる作品。
    自分にとっては久々に良い買い物だと感じられる物でした。
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    投稿日:2016.04.03

ブクログレビュー

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  • 子犬先生

    子犬先生

    1~4巻(完結)まで読了。

    姉の遺品のジャズCDを聴く事で幽体離脱した青年。
    人を寄せ付けず人生に目的を見出せない生活に現れた非日常。
    同じように幽体離脱が出来る少女や老人、それ以外のモノたち。
    されたCDを使い、姉の死と幽体離脱の謎に挑む。

    漫画家さんが好きなんですが、作風も好きです。
    幽体離脱に対する謎解きより、より精神的な意味のテーマが多め。
    精神的な成熟、現代日本の違和感に少し疑問を投げかけてくれます。
    要素として派生の余地は感じますが、物語の綺麗な完成度。
    むしろ、その余地が読み手に問われる境目です。
    恐らく幽体離脱のその先に待っているのは・・・それを自分なら選ぶか。
    想像してラストまで読み進めて楽しみました。
    続きを読む

    投稿日:2014.03.31

  • 辺土名小次郎

    辺土名小次郎

    帯表
    生と死、都会と虚空、リアルと仮想が交錯する、新たなる都市寓話。
    帯裏
    姉の死、突然の体外離脱、謎のCD・・・。
    幽体となり翔ぶ、静謐で壮大な夜空のロマンと、リアルに浮き彫りになる現代の病理が絡み合い、鋭利なメッセージを突きつける、鮮烈なる体外離脱ミステリー!続きを読む

    投稿日:2010.04.02

  • Nai

    Nai

    姉の遺品のCDによって体外離脱を経験した弟が、その死の謎を探るため幽体世界を探索する。marginalは『オールド・ボーイ』の原作者・狩撫麻札。最新3巻で予想外の話が出てきて、個人的にはやや興ざめ。

    投稿日:2006.08.25

  • 毒島班長

    毒島班長

    連載で読むといつもの麻礼節の土台、としか思ってなかったけど、単行本で一気に読み返すと面白かった。

    竹谷州史の書く目とか、表情にも凄く惹かれてます。

    投稿日:2006.07.23

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