【感想】深夜食堂(11)

安倍夜郎 / ビッグオリジナル
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
5
5
2
0
0
  • 深夜に読んではいけないマンガ

    深夜に集まる客達には皆それぞれにドラマがある。そこには人情話や辛く非情な現実もたくさんあり、それでも腹が減る客達は深夜食堂に集まり飯を食べていく。そんな各々のドラマを楽しむも良し、旨そうに平らげていく食事風景を腹を鳴らしながら眺めるも良しの深夜食堂の12巻目。今回一番旨そうに思ったのは紅天。ビールと一緒にいただきたいが深夜に食べると確実に太ります。食べたい・・・でも太りたくない、そんあ葛藤に悩まないよう深夜に読み始めるのは避けましょう。続きを読む

    投稿日:2013.12.27

  • 深夜のかき氷

    たまたま居合わせた人にかき氷を作ってもらえるの
    いいな。
    ふわふわじゃなくてもこれはこれで。
    11巻もおいしいです。
    ごちそうさまでした。

    投稿日:2014.08.27

ブクログレビュー

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  • ホン・ヨンドル

    ホン・ヨンドル

    このレビューはネタバレを含みます

    食欲のなくなる季節、一服の涼を求めて。
    楽しい時、淋しい時、悲しい時、嬉しい時……いつでも街は優しく、迎え入れてくれる。だから今夜もまた、ついつい街に足が向く。暑くて寝苦しくてたまらない夜、ついつい朝までまったりしたくなるメニューがあります。(Amazon紹介より)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.02.05

  • モーリー

    モーリー

    「紅しょうがの天ぷら」の女の子の返しが秀逸。ピータン豆腐の女の子、鶏モモ焼きとチューリップの兄妹、かき氷の立石さんが光石研がモデル?めちゃくちゃ顔似てる。フライドポテトの上田さんはおれのバイト先にもおる。カニクリームコロッケの市村くん、コーンバターの市田さん。普通のようで普通ではない人々。普通ではないようでどこにでもいる普通の人々。でも一つだけ共通点があるとするならば品がない奴、他人を思いやれない奴は、遅かれ早かれこの店には居られなくなるんだろうな、そんな気がしたよ。続きを読む

    投稿日:2018.12.29

  • michel723

    michel723

    今夜も暖簾をくぐれば、
    そこに広がる人間模様。

    人を形成しているものは食事であり、
    食事の記憶である。

    投稿日:2016.05.21

  • ぴょん

    ぴょん

    読んでいるのかいないのか?
    しかし、ドラマで観た話だなと覚えているものもあり。
    どの巻を読んでもお腹がすく。
    絵だけでニオイや味まで具体的に想像させるんだもん、それほど細かく描かれているということだな
    食と人って切り離せないわ〜。
    続きを読む

    投稿日:2015.06.01

  • katsuharu1977

    katsuharu1977

    紅しょうがの天ぷら、
    大阪では定番メニューという事を、
    知らない人は多いと思う。

    里いもとイカの煮ものも、相性がいい。
    男と女も、具合がいいのが一番。

    しかし、面白いわ。

    ドラマも、いいキャストです。続きを読む

    投稿日:2015.01.28

  • nico314

    nico314

    大学生のとき、駅前のスパゲティ屋の常連を気取っていた。
    学生のたまり場で、サークルの先輩たちも足繁く通っていたから、そこに行けば誰かしら知った顔があった。
    学食よりもちょっと上等で、洒落たメニューがあり、いつもジャズが流れていた。春にはいちごのケーキが黒板のメニューに追加されるけれどいつもあるとは限らず、行ったときに「ありますよ!」と言われれば「ラッキー!」と必ずオーダーした。


    深夜から朝方にかけて開いている「深夜食堂」。
    頼めば大概のものは、つくってもらえるようで。
    大食漢の女子やら、人生経験豊富なゲイバーのママ、仕事を終えた人たちがちょっぴり心に屈折を抱えてやってくる。

    客はカウンターに座って、マスターに注文する。空腹を満たすために食べる。けれど、それだけじゃない。
    食べて、しゃべって、マスターやカウンターの客たちに相槌をうたれ、背負っていたものを少しだけ降ろして、少し元気になる。
    常連さんはもちろん、初めての客にも居心地はいいようで。
    みんな来た時よりも元気になって、いい顔をして帰っていく。中には、深刻な問題に苦しんだり、失恋したり哀しみを抱える人たちもいるけれど、それでも、食べてお腹がふくれれば、明日に向かう意欲も湧いてくるというもの。


    くだんのスパゲティ屋のケーキ、春になっていちごを見かけるようになると思い出す。今どきのケーキのように洒落て洗練されたものではなかった。いかにもお母さんが子供に焼いてくれような素人っぽいもので奥さんの手作り。ふわふわだけどどっしりと重たく大きくて、子どもの時に誰かの誕生日会でだされたもののような懐かしさと素朴なおいしさがあり、人気だった。
    「食べる」という行為は空腹を満たしたいという欲求に、味覚と感情、思い出、一緒にテーブルを囲む人との会話、場所や雰囲気、いろいろなことが合わさって精神的に満たされるということを同時に望んでいるものなんだと改めて思う。
    続きを読む

    投稿日:2013.12.26

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