【感想】老けない人はやめている

オーガスト・ハーゲスハイマー / 講談社
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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  • 美魔女の男性版?

    ブログやサイトなどで拝見するオーガストさんはとても若々しく、50歳を過ぎているとは
    思えないほどのかっこよさ。男性でもこんな人がいるのか!と感心して、この本を手に取りました。

    「糖質を控える」「野菜をたくさん摂る」といった内容はすでに他のアンチエイジング本で読んで
    いましたが、「果物は摂りすぎない」「肉や魚、卵もOK」という内容は日本で生活するうえで
    比較的実行しやすいのではないでしょうか。

    なにより肉や魚も調理の方法によってはOKというゆるさは誰にでも続けやすいのではないかと。
    炭水化物も完全にオミットしないので、ベジタリアンの食事は無理!という方にもおすすめ。

    ナチュラルハイジーンやローフードの本を読んだあとだったせいか、自由度・満足度ともに
    高い気がしました。購入してよかったです。

    ひとつだけ難を上げるとすれば、ホルモンの影響で起こる女性特有の悩みや現象については
    書かれていないので、あくまで男性目線かなぁ…という点でしょうか。

    余談ですが、日本では美魔女の存在が男性からかなり叩かれていますよね?
    世の男性はオーガストさんや南雲吉則先生を見て、どう感じるのか、興味があります。
    女性から見ればお二人とも見た目だけではなく、素敵だと思うのですが…。

    「男が見た目を気にするのはカッコ悪いこと」というのはあくまで男性の意見。
    オーガストさんや南雲先生の影響でカッコイイ40代、50代の男性が増えたら、確実に
    日本は変わるのではないでしょうか。
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    投稿日:2015.06.06

ブクログレビュー

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  • ⭐ナホコ⭐

    ⭐ナホコ⭐

    分かりやすく、書かれているし
    体質改善をしたいと思う方は読んでもいいかも。
    ただ、アレルギー体質の方は要注意!(私は、犬・猫アレルギーがあります)
    どちらも、飼っています。
    今まで、食べ物のアレルギーを感じた事はなかったけど、多分オリーブオイルがあわないみたいで、
    体調が悪くなりました。
    ナッツ類も要注意!

    著者は、タンパク質には卵を薦めており、生野菜にオリーブオイルをかけて食べる事を薦めています。

    体質が違うからかな…
    日本人には、和食があうのかな?
    それが私の感想です。

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    投稿日:2022.06.02

  • jun

    jun

    炭水化物や糖質をかなり抑えて野菜を食べる、糖質制限で健康に暮らしましょうという主張をしている本。

    牛乳飲んでも骨は強くならない、ナッツの油は良質なので体にいい。小腹がすいたら食べましょう、日本食は炭水化物メインでよくない。煮物などに砂糖などが使われるからヘルシーじゃない。などなど・・・。

    どの主張も根拠が弱い。厚生労働省が牛乳など乳製品をすすめていると思うのだが、日本は国として間違っているのだろうか・・・。ナッツ食べるとニキビ出来るしカロリー高いよ。 小腹が・・・ってそもそも間食なんかしないわ。と疑問だらけ。

    日本食が良くないというが、日本人の平均寿命が世界トップクラスなのはどう説明するのだろう。

    極めつけは最後のページあたりに著者が摂取してるお値段高めなサプリメントが案内されてました。アホか。

    ほとんど何の役にもたたない、どうしようもなく下らない本でした。
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    投稿日:2020.12.24

  • cocotomit

    cocotomit

    ◆1 目からウロコの新事実
    あなたをどんどん老化させている習慣

    11 豆乳はわざわざ飲む必要なし
    豆乳を飲むと食事で摂った栄養を体に取り込むことができない

    18 コラーゲンを摂っても肌への効果は期待できない
    コラーゲンの生成に役立つのはアロエ

    ◆2 アンチエイジングの2つの敵
    ・甘いものはシミとシワを加速
    糖質を控えたことでシミが薄くなる

    ・皿の半分以上を緑の濃い野菜に アンチエイジング朝食
    ポイント
    1 緑の濃い野菜を生で
    2 エクストラヴァージンオイルまたはごま油を摂る
    3 卵でタンパク質

    ◆3 食事で若返る実践
    ・果物は糖度の低いものを
    果糖は体内で中性脂肪に変わりやすい

    糖度の低いもの
    アサイー・アボカド

    ・天然サプリナッツをおやつに

    ・忙しい夕食は刺身
    夕食は加熱していないものがベスト
    消化に負担がかからないから

    ・葉野菜だけでは補えないタンパク質。肉卵魚で補って
    卵の栄養素が、空腹サインを出すグレリンというホルモンの働きを抑制し脳に満腹感を与えるので食べ過ぎを防ぐ

    一回の食事で摂りたいタンパク質は20-25グラム
    卵なら2-3個、魚150-200グラム、牛なら100-120グラム

    ・オイルカットはNG 良質な油を摂ろう
    油が重要なのはあらゆる細胞膜の材料になる
    美肌に欠かせない
    トランス脂肪酸を含む油は最も悪い

    ◆加熱処理されずに作られた油がよい

    ・生でおすすめ
    オリーブオイル・ごま油

    ・加熱におすすめ
    ココナッツオイル(免疫力高める)・ごま油(軽い炒め物OK)
    オリーブオイル(弱火OK))

    ・酸性食品で骨がスカスカになっていく
    本来アルカリ性の食品でも熱を通すと酸性食品になる

    ・緑の濃い野菜は
    デトックス効果
    抗酸化作用
    アルカリ性食品である

    ・食べ物でシミも防げる
    日頃から食事で抗酸化を心がけていると日焼けダメージを最小限に抑えることができる
    トマトのリコピンは紫外線のダメージから守ってくれる

    ・筋トレすると脳が若返られければと勘違いする
    成長ホルモンの分泌に有効なのは筋トレ
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    投稿日:2017.11.12

  • masanobutomita

    masanobutomita

    このレビューはネタバレを含みます

    「オーガスト流の食事」は「若返りホルモンをとめないこと」。「若返りホルモン」と呼んでいるのは、「成長ホルモン」。人間の成長に欠かせないホルモンの一つで、その働きのおかげで人間は若々しい体や肌を保つことができる。成長ホルモンは加齢とともに減少していく。大人の1日の成長ホルモンの分泌量は、ティースプーン一杯にも満たない。希少な成長ホルモンをできるだけ減らさないようにすることが若さを保つ重要なカギ。できるだけ若返りのための成長ホルモンを活性化し、脳に「自分はまだ成長している」と錯覚させ、若い頃のホルモンバランスをキープすることが、アンチエイジングには不可欠。
     心がけたいのは主に3つ。
     緑の濃い葉野菜をたっぷり摂って、体内をクレンジングする。
     生、生に近いローフードで抗酸化力を高める。
     糖質を控える。
     これらは活性酸素を減らし、成長ホルモンを増やす大切なポイント。糖質によって過剰に分泌されるインスリンというホルモンが体にも肌にもさまざまな影響を及ぼして老化を早める。糖質の多い食事は若返りホルモンの大敵。
     糖質はチョコチョコ摂ることが老化を進める。一日中インスリンが分泌されっぱなし。
     生野菜はそのまま食べるのが一番。野菜を含まれる炭水化物を分解・吸収するには、唾液に含まれるアミラーゼという酵素が欠かせないのだが、噛まずに飲んでしまうスムージーの場合、分泌する唾液の量も少ないので、消化に悪い場合がある。きちんと分解されないまま食べものが大腸に入っていくと腸の中で腐敗し、腸内の環境を悪化させる原因にもなる。
     果物に含まれる「果糖」の摂りすぎが、膵臓へ悪影響を及ぼす。果糖は血糖値に影響しないと言われているが、血圧を上昇させたり、おなかまわりの脂肪を増やす、あるいは肌のエラスチンにダメージを与えるAGEsが増えるといった悪いデータが続々と発表されている。
     乳製品に含まれる陰性イオンのミネラルが増えると、体の中のバランスを保とうとして陽性イオンであるカルシウムを骨から放出して中和しようとする。酸性食品ばかりとっていると、骨がもろくなる。
    現在はコレストロールの摂りすぎが病気の原因という説には、否定的な意見がほとんど。コレストロールを含む食品を食べて、血中のコレストロール値がはねあがるという根拠はない。卵は素晴らしい栄養素を豊富に含んでいるかから積極的に取り組むべき。
    夕食や寝る前に糖質を摂りすぎてインスリンが血中に溢れている状態だと成長ホルモンが出なくなる。果糖は血糖値に影響しないと言われるが、果糖はブドウ糖に比べて10倍のAGEsという物質を作り出す。AGEsとは体の中で余った糖がたんぱく質と結合してできる物質で、皮膚に留まるとシミやシワ等の原因に、骨に留まると骨粗鬆の原因になるやっかいな物質。
     糖質の摂りすぎで体に糖が溢れている状態が続くと、体の中で余った糖が血管から染みだしてタンパク質とくっつき、AGEsを作り出す。「糖化」と呼ばれている。肌のハリや弾力をささえているのは真皮にあるコラーゲンとエラスチン。コラーゲンは細胞同士をつなぎとめる役割をしていて、エラスチンがコラーゲンをしっかり束ねることで、肌はしなやかなハリを保っている。ところがAGEsによってたんぱく質が固められてしまう結果、たんぱく質の塊であるコラーゲンやエラスチンも破壊され、肌のしなやかさが失われることで、たるみ、シワを招いてしまう。 糖化によってたんぱく質は褐色に劣化するので体の中まさにカラメル状態に。そのため、肌に色素が沈着してくすみやシミの原因にもなってしまう。体に糖分が溜まっているとフィルター機能である肝臓が鈍り、皮膚の新陳代謝もスムーズにいかないから、古い角質やメラニンを追い出すことができず、シミが肌にどんどん溜まってしまう。
     果糖は血糖値を急激に上げることがないので、インスリンの分泌に影響しない。一方で、果糖は小腸で吸収され、肝臓でブドウ糖に変換される際にグリセドアルデヒトという物質を作り出す。これが中性脂肪の合成を促すため、果糖は体内で中性脂肪に変わりやすいという特性を持っている。
     卵の栄養素が空腹のサインを出すグレリンというホルモンの働きを抑制して脳に満腹感を与えるので、食べすぎを防いでくれる。

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    投稿日:2017.01.07

  • 高岡正和

    高岡正和

    あなたは、何をやめますか。

    理論から入るアンチエイジング食事法。
    抗酸化成分を取り入れ、糖質を減らし、成長ホルモンを意識した生活リズムを作ること。
    理屈ではわかるが、本当にそうなのかというところを、
    著者自身の若さがその説得力を強めている。

    空腹時間が長時間になるのを避けるため、
    おやつにナッツを食べるべし、
    というのは少し意外だった。
    うちの実家は昔からナッツ好きでひたすら食べているが、
    アンチエイジングになっていたとは。
    食べすぎはやめよう。

    それにしても表紙の帯の著者が爽やかすぎる。
    「あなたをより若く美しく輝かせることが僕の使命です!」
    って僕も言われてみたい。笑
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    投稿日:2016.09.06

  • nikofuu

    nikofuu

    難しい専門的な説明が書かれている本よりもとても読みやすかった。
    糖質が悪いことは分かるけど、具体的にどう行動にすればいいのか分からなかったが、少しづつ変えられそうなところもあった。全部守るのは無理、意識を変える。
    なるべく回数を減らすなどしてみる。
    ・15:00以降はカフェインはとらない。
    ・仕事をしながらのお菓子、夜のスイーツ
    ・乳製品はとらない
    ・豆乳の飲み過ぎ
    ・炭酸水
    ・甘い物、蜂蜜、メープルシロップ
    ・お米、炭水化物は自分の握りこぶし一つ分
    ・お皿半分を緑の濃い野菜
    ・ローフード
    ・絶対に避けるべき食べ物、
      ドーナツ、フライドポテト、マヨネーズ
    ・筋トレ
    ・少しぐらいの空腹
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    投稿日:2016.05.14

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