【感想】恋地獄

花房観音 / 幽ブックス
(8件のレビュー)

総合評価:

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  • 幽霊に視姦されて。

    主人公は、でも幸せだったんだよね……?地獄?恋は地獄を見るってことか。地獄に行きたいと思うまでとらわれたって事かしら。でも、どうして最後に体を重ねてあの結果か、ちょっと衝動的にしてもなんか……押しが足りないというか、説得力が(それを求める物ではないのかもしらんが)ぐっとくるものがなかった。墓守娘の話はものすごくよかった。ものすごく。続きを読む

    投稿日:2014.08.14

ブクログレビュー

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  • ゆうみ

    ゆうみ

    初めて読む構成だった。この作者特有の物語って感じ。最後は「おぉ」となるエンドだった。墓守の婆さんの話はかなり吸い込まれるようにスラスラ読めた。
    可もなく不可もなく、ダークな話を読みたい時に調度良いのかな。続きを読む

    投稿日:2022.10.30

  • solala06

    solala06

    ホラーかと思わせといて、ミステリでもありました。
    官能小説ぽい描写もちらほら。
    惚れた男に呪われた二人の女、その顛末は地獄に落ちるだけ。
    この男が全然魅力的じゃないのがいいんだろうな、こんな男に…みたいな。
    ちっとも素敵じゃないのに、それが地獄のような、恋。
    続きを読む

    投稿日:2017.08.09

  • dora

    dora

    2016.9.16 読了


    報われない 不毛な恋をしていた 女性作家と、
    長年 墓守をなりわいとしている老婆。

    女性作家は 幽霊が見たい。

    老婆は 見なくないのに見える。

    作家が 取材で老婆の話を聞く。
    その2人の目線で 交代に話が進む。


    なんともいえない話だった。

    老婆の話は ところどころ
    感じるものがあったし、
    作家の 身を焦がすような地獄の恋も、
    そこまでの人に出会えて
    羨ましい気もなくはない。


    ラストがスッキリしなかったなぁ
    続きを読む

    投稿日:2016.09.16

  • パラボス

    パラボス

    2015年、48冊目はココのところ固め打ちの花房観音。

    あらすじ:京都に住む女流作家、鷹村が編集の星野から依頼されたのは「幽霊の話」だった。霊感も何もない鷹村。そんなコトで、二人は霊の世話を生業とする『墓守娘』の取材に出かける。

    構成は、奇数章が『墓守娘』の一人語り(京言葉)、偶数章が鷹村の過去の恋愛の思い出語り(標準語)となっている。それを序章と最終章がサンドイッチ。

    花房観音、初の怪談ということだったが、個人的見解では「業」「情念」「嫉妬」「執着」渦巻く、ドロッドロ(この「ッ」は大事)の恋愛小説だった。感じたのは、怪談の怖さではなく、女性の暗部の恐ろしさ。しかも、上手いんだよ、描き方が……。

    今回、大オチが少しベタかな、という気もするので、少し甘めの★★★★☆。
    続きを読む

    投稿日:2015.10.13

  • 610@活字中毒

    610@活字中毒

    このレビューはネタバレを含みます

    花房観音の作品を読むのは3作品目。男と女のエロスを描くのが上手い。今回はホラー小説にエロスを絡めた感じ。装丁の華やかさとは裏腹に中身はドロドロ。そこがギャップがあって良かった気もする。男に惚れるというのは地獄だと本文中にあるのだが、まさにそうなのかもしれない。惚れた者の負けというか…。どんな姿でも会いたいと願ってしまうのは地獄だ。苦しい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2015.09.24

  • yuyu9900

    yuyu9900

    どろどろした物語。。

    今気がついたけど
    幽booksなんだ。。

    だから、幽霊が出てくるのか。WW

    投稿日:2015.06.04

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