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恩田陸 / 幻冬舎文庫 (135件のレビュー)
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総合評価:
ボーっとした人
4
これだけ読んでも楽しめる
『月の裏側』という小説の続編の連作短編です。 それを知らずにこの本を先に読んだのですが、気にならず楽しめました。 登場人物が魅力的で怖さというより、不思議さと人間臭い温かみがあって好きな一冊です。
投稿日:2016.08.06
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もー
このレビューはネタバレを含みます
最後以外はどの短編も面白かった。最後が無ければ3.5点だったと思う。 あまり覚えていないが、前作でこの主人公の多聞という人物が嫌いだったような記憶がある。だから本作を読むのを先延ばししていたような感じがしている。 本作の他の短編では、そのイヤな部分を感じることが無く、むしろ好感を持っていただけに最後の話で主体性が無く無意味に弱い部分(=おそらく前作で嫌った部分)がオチに出てきており、この主人公の出てくる作品は二度と読まないと決めた。 流されて生きている(しかし他の短編ではかなり感性が鋭く感じる)男が現実を1年以上も受け入れられずにバカみたいにしているのは到底受け入れられない。 最後の短編のイラつきで2点を付けようかと思ったくらい著者と感性があわないと感じた。 恩田陸の作品は3作目だが、どれも印象が薄く、今後は倦厭する作家になりそう。
投稿日:2024.03.04
mayurenee
月の裏側の多聞さんが登場するお話。 多聞さんにまた会いたくて読む。 全体的にぼんやりしたホラーミステリー? 恩田陸様ですね。 恩田陸様だったら好きやねん!な方はどうぞ。
投稿日:2024.02.28
ちひろ
面白い、多聞さんの人柄がとても魅力的でひきこまれる。独特なテンポで話す登場人物たちと、連動して広がっていく物語で飽きがこない。 でも一回読めばいいかなと思う
投稿日:2024.01.15
115
わーーすごい良かった!!端々の文章表現が的確に秀逸でどの文章も読み逃したくないから、絶対に斜め読みとかしたくないな〜と思いながら爆速で読了…。 『象と耳鳴り』以来の恩田さんですが、どことなく危うい空気…感が似てた気がする。好きな感じです。塚崎多聞のことも、最後の夜明けのガスパールも。続きを読む
投稿日:2023.01.23
1765164番目の読書家
ぼやっとして思い出せないけどうっすらと春の不気味さが漂う作品だったのは覚えています。 あとスイスイ読めて読んだ後に面白いなこれはと思った記憶があります。 他の小説とは違う奇妙さを感じて好きでした。
投稿日:2022.08.06
そら
『続かないと教えてくれる物語のつづき』 2015年に月の裏側を読んで、今回不連続の世界を読んだ。内容なんてなにも覚えてなかったはずなのに、読み始めるとじとっとした水のにおいと揺れる柳の音が蘇ってきた…。 恩田作品の仄暗さは、どこから湧いてくるのだろう。重たくて湿った空気が頬を撫でる。ホラーでは決してないのに、読み終わると少し肌寒く感じる、夏にぴったりな1冊だった。続きを読む
投稿日:2022.07.20
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