【感想】法人営業のズバリ・ソリューション

片山和也 / ダイヤモンド社
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • なみ

    なみ

    クジラ市場、雨ざらし市場という分け方は自分の中で新しく、面白い考え方だと感じた。

    ただ雨ざらし市場のソリューションは法人通販で、それ以上の例はなかったので、どんなに考えても自分の会社には当てはめられないな、という印象。

    クジラ市場のアプローチについては、先日読んだ『究極のセールスマシン』と内容がほぼかぶっており、あまり新たに学ぶものはなかった。
    例も、町工場の話ばかりで、他の類似書籍が幅広い業種で例を挙げていて分かり易かった分、物足りなさを感じた。

    ただ営業職についたばかりのわたしにとっては、テレアポの仕方や商談のポイントなど、具体的な内容が役に立ちそうな部分もあった。

    自分の会社が、出来ていないことはないか?この考え方をすれば新たな顧客を創出できるのではないか?と、問いかけながら読むのには良い本だった。


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    投稿日:2020.06.04

  • Masa

    Masa

    ■法人営業

    A.法人営業のビジネス体質は、大きく次の2 つに分かれる。
    ・パレート型:売上の8 割を、お客様全体の2 割がもたらす。
    ・ロングテール型:膨大な小口顧客で売上の大半が作られる。まずは自社のビジネス体質を見極め、それに合った新規開拓
    を行うことが、成功の絶対条件である。

    B.法人営業には、次の2 つの空白マーケットがある。
    ・雨ざらし市場:従来の人的販売が成り立たないと思われている零細企業・個人事業主マーケット
    ・クジラ市場:大企業マーケット
    自社がパレート型の体質ならクジラ市場を、ロングテール型なら雨ざらし市場を狙うべきである。

    C.雨らし市場が成り立つ条件は、次の5 つである。
    ①事業規模が小さい市場(従業者3 人以下)
    ②一定規模以上の母数が存在する市場( 1 万事業所以上)
    ③対象とする市場がセグメント可能である
    ④対象とする市場が既存の流通チャネルに不満・不便を感じている
    ⑤流通する商品の価格体系が不透明

    D. クジラ市場を攻める際のポイントは「価格競争の回避」だ。そのために必要なのが、「価値の訴求」である。すなわち、
    本来顧客が行うべきことを、こちら側が代わりに行う。

    E. 大企業を攻略する際は、次の2 点に注意する。
    ①自ら売り込まず、お客様の側から引き合いを発生させる。
    ②そのために価値を訴求するコンテンツ(カタログ・セミナー)を作り、集客ツール( DM・Web サイト)で告知する。
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    投稿日:2014.03.23

  • haru2012

    haru2012

    B2Bダイレクトマーケティング、空白は、ロングテールの雨ざらし市場と、大企業相手のクジラ市場にある。

    ネット時代のやり方があるってこと。

    投稿日:2014.01.06

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