【感想】伊勢志摩殺意の旅

西村京太郎 / 角川文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 2.8
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  • 期待外れもいいとこ

    私の生まれた伊勢志摩が舞台で、2時間ドラマでよくみる十津川警部シリーズという事で読んでみました。
    がっかりもいいとこでした。正直これはだめだ。
    まず、題名に「旅」とありますが、旅はしていません。舞台が伊勢志摩なだけです。鉄道ミステリーを期待していたのでがっかり。
    伊勢志摩の描写もほとんどありません。題名に伊勢志摩とする意味はないように見えます。
    あと、スケールが大きすぎです。サスペンス史上?ここまで大きなスケールの話はないのではないでしょうか?
    当然いたるところで無理が出て突っ込みどころ満載です。
    まとめきれなくなったのか、最後に急展開を見せます。最後の10ページくらいで突然すべて解決します。こんな感じです。
    「手がかりからこんな事がわかった、それをもとにいろいろ芋づる式に解決した。~の動機はこうだった、~はこういうことだった・・・。おしまい。」

    十津川警部シリーズの他の作品を読んだことはないですが、他も同じような感じなんでしょうか?

    推理とか、伊勢志摩の描写を期待するならこの本はダメです。
    論理の飛躍とか、ストーリーの破綻っぷりを突っ込みたいと思うのならありかも・・・ってやっぱりないです。
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    投稿日:2016.10.02

ブクログレビュー

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  • 永杜

    永杜

    地下鉄の駅で刺された男が呟いていた言葉。
    そこから、壮大な計画が現れた。

    まさかそんな所に…というのもありますが
    これを現実にされたら恐ろしい事になります。
    現実味がなく、けれどあったら恐ろしい以外
    何事もない話でした。
    ものすごい所ついてる…という感想だけ、です。
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    投稿日:2022.05.26

  • pyonko

    pyonko

    このレビューはネタバレを含みます

    とある団体が一つの都市を支配しようと試みる。

    左文字の「盗まれた都市」が思い出されるが、
    こっちの方が現実味があって好きかな。
    カルト宗教団体というのがまた怖い。

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    投稿日:2014.05.23

  • kaizen

    kaizen

    このレビューはネタバレを含みます

    東京で亡くなった人が,亡くなる前に「セコ」という言葉を発していたという。

    伊勢では,「せこ」は路地という意味だということが後で分かる。

    岐阜羽島にある健康食品の会社の実態が新興宗教らしい。
    伊勢をめぐる,事件。

    十津川警部と新興宗教団体との抗争。

    新興宗教の問題点がややあいまいかもしれない。
    殺人を犯した人がいるのは分かるが,
    教祖が元凶だというのはやや決めつけのような気もする。

    もう少し,丁寧に問題点を説明した方がいいかもしれない。

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    投稿日:2012.03.09

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