【感想】探偵・花咲太郎は閃かない

入間人間 / メディアワークス文庫
(76件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
5
12
34
11
6
  • 変態は物語を面白くする。

    ちゃんと地に足が着いているような人間性と、残念すぎるロリコン性を同時に持ち合わせている探偵が語り部。
    むしろ生々しい探偵っぷりが愉快だった。

    投稿日:2014.09.08

ブクログレビュー

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  • たぬぽこ

    たぬぽこ

    本というより、携帯小説を読んでいる感覚。
    本を読むのが苦手な人の方が向いてそうだな、と思った。

    内容は、思いの外、タイトル通りだった。
    でも、はちゃめちゃでこれはこれで面白かったかな。、

    投稿日:2021.06.29

  • alpaca

    alpaca

    探偵なのに推理をしないあたりどうかと思ったが読み易くて内容もぶっ飛んでて面白かった。
    最後のページの言葉が花咲太郎が閃かない真の意味であったし、それが願いでもあり、いい終わり方だった。

    投稿日:2020.01.18

  • 田中

    田中

    主人公は町の便利屋さんのような立ち位置の探偵。
    いつもは迷子の犬を探したりしている。
    しかし、一緒に住んでいる少女と出かけると高確率で事件に巻き込まれる。
    少女には事件の犯人が分かってしまう不思議な能力があるが、犯行がどうやって行われたかはわからない。
    主人公は犯人がどのように犯行を犯したのかを解明するために奮闘する!


    みたいなお話。
    私はとても好き。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.21

  • 出雲一寸

    出雲一寸

    読書録「探偵・花咲太郎は閃かない」3

    著者 入間人間
    出版 メディアワークス文庫

    p42より引用
    “ ご免被る。ぼくは探偵である自分に誇り
    を持っているが故に、推理など行わない。
    探偵とは探し物と捜しもの代行者であり、迷
    宮入りの謎を解くのは警察の仕事なのだ。”

    目次より抜粋引用
    “花咲太郎は閃かない
     残酷ペット事件
     ぼくがルイージな理由
     マリオ
     愚かさの閃き”

     ロリコンの自称犬猫専門探偵を主人公とし
    た、短編連作ミステリ小説。
     自分では犬猫専門に近いと思っている探
    偵・花咲太郎、そんな彼の意に反して、目の
    前にあるのは人の死体だった…。

     上記の引用は、死体の死因や犯人について、
    同席した青年との推理合戦を促す相棒に対す
    る、花咲太郎の胸の内。
    現実の探偵さんというのは、こういうものな
    のかもしれませんね。
     会話の中に含まれるやりとりが、漫画や
    ゲームの知識を持っている人向けなのではな
    いでしょうか。
    人死が出ていても、随分と軽い雰囲気で書か
    れているので、楽な気持ちで読めます。しか
    し、よくよく読み返すと、わりかしグロテス
    クな内容なのではないでしょうか。
    好みの分かれる作品ではないかと思います。

    ーーーーー
    続きを読む

    投稿日:2019.06.11

  • tonveri

    tonveri

    このレビューはネタバレを含みます

    作品名を見る限り、推理小説と思われるかもしれないが、推理小説ではなく、コメディ作品だと感じる。
    読点が極端に少なく感じ、文章の切れ目が分かり辛く、一本調子な部分もあり、平坦に感じる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.12.30

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    「花咲太郎は閃かない」
    ペンションで起きた殺人事件の犯人は。
    正義感溢れる青年は、あの後どうしたのだろう。
    一層周りからの不信が強まるだろうに、何故逃げてしまったのだろう。

    「残酷ペット事件」
    餌を買えないのであれば作ればいい。
    味を覚えてしまった犬たちはどうするのだろう。
    コロちゃんは飼い主を襲わず、ペットとして生きていけるのだろうか。

    「ぼくがルイージな理由」
    ある朝ゴミ置場で見つけた死体。
    電話をしている彼を見たとき、犯人は凄く焦っただろうな。
    ただもう少し閃くのが早ければ、犯人確保も可能だったろうな。

    「マリオ」
    迷子猫を探している途中で出会った少年。
    珍しくいい事をしたと思ったら、誘拐犯を庇うことになるとは。
    少年はあの後無事家に帰り、家族とその後過ごせているのだろうか。

    「愚かさの閃き」
    探し人と殺したい相手を見つけるために。
    所長は依頼のことを知らなかったのだろうか。
    結局どちらの依頼を遂行しきったのだろう。

    「エピローグ」
    またまた依頼に現れた殺し屋のおじさん。
    よほど気に入られてしまったんだろうな。
    今回の依頼はどのような依頼で、彼はどのような対応をしたのだろう。
    続きを読む

    投稿日:2016.12.04

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