ザ・ゴール2

エリヤフ・ゴールドラット, 稲垣公夫, 三本木亮 / ダイヤモンド社
(140件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
42
55
28
5
0
  • 空想してから寝てください。

    「ザ・ゴール」から10年後のユニコ社。
    そこには多角事業グループの統括する副社長のアレックスがいた。
    ところが、会社の業績不振を理由に事業グループの売却を通告されてしまう。
    しかし、傘下の事業グループ会社には、10年前に一緒に戦った戦友ともいえるべき部下たちがいた。
    前作は「思考プロセス」を生産管理に実践したが、今回は彼らと共にマーケティングへと応用することで話が展開していく。

    前作は400ページを超えるボリュームだったが、今作は200ページちょっと、ボリュームダウン。展開も早く、すらっと読めるが、途中本作の「思考プロセス」であるさまざまなツリー構造を用いながら、問題を論理的に解析していくあたりは、じっくり読むべきである。
    巻末に、ストーリー中に出てきた「思考プロセス」の説明があり、親切である。
    また、ストーリー最後に出てくる3つの必要条件、日本の会社もかくありたいものです。

    さて、次は同じエリヤフ・ゴールドラット氏の著書「クリティカルチェーン」を読みます。
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    投稿日:2014.05.22

ブクログレビュー

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  • マッピー

    マッピー

    このレビューはネタバレを含みます

    前作から10年、工場長にすぎなかった主人公のアレックスは、グループ会社の副社長へと出世していた。
    ところが世界的な不況のあおりを受けて業績不振に陥った会社は、アレックスが担当する多角事業部門を切り離し、売却するという。
    今のままでは売却に伴って大量の人員整理を余儀なくされてしまう。

    「企業の目的は、現在から将来にわたって、お金を儲けることだ」
    その必要条件の一つは「現在から将来にわたって、従業員に対して安心で満足できる環境を与える」ことであり(高い生産性を保つのに必要)、「現在から将来にわたって、市場を満足させる」こと。
    そのためにはどうしたらいいのか。

    結局、状況はそれぞれ違うわけだし、刻々と変化もするしで、正解というのはないのだと思う。
    常にこれが最適であるのかを検証し続けるしかない。
    ただし、検証するためにはこれが最適であると導き出せるような思考のプロセスがあるのだという話。

    私は経営者ではないので、理解しようというよりも小説として面白いかどうかで判断します。
    というわけで、前作の方が面白かったなあ。
    アレックスの処遇については、割と簡単に想像がつきました。
    家族の問題というのも、前作のように家庭崩壊の危機というわけではなかったし、全体にスケールが小さくなったような気がしました。

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    投稿日:2019.06.12

  • fujisawalover

    fujisawalover

    このレビューはネタバレを含みます

    前作の「ザ・ゴール」が面白かったので続けて読んだ。


    前作で大成功を収めたアレックスは、ユニコ社の副社長となり手腕を握っていた。
    かつての彼の部下たちも、グループ会社の社長となり活躍していたが、
    なかなか利益が出せず、売却される危機に。


    短期間で眼を見張る利益を出すのは難しい。

    それなら、いかに今後利益に繋がるビジネスをしているのかを示す必要がある。


    こちらは前作と違って、物流ロジックの話ではなく、
    どちらかというと、問題と見通しを明らかにして説得する話だった。




    問題のコンフリクトを明らかにする「雲」や、「現状問題構造ツリー」といった手法を用い、
    アレックスのかつての部下であった、ピート、ボブ、ステーシーは、それぞれの会社でおこっている問題を分析し、画期的なビジネス手法を編み出した。

    解決手法の中では、問題とは大抵の場合「結果(UDE)」であり、それ自体は原因では無い。根本原因はもっと深いところにあり、それを潰さなければいけない。
    という観点が新しかった。


    ステーシーの会社は、最後まで苦戦をしており、「会社は何も投資してくれなかったのに、必要なくなったら切り離そうとする」と悲観的になるステーシーのシーンに少し共感をした。
    しかし実は、追加投資をせずとも利益を出すことは可能であることがわかり、最後には、ステーシーたちもポジティブな方向へ舵をきることとなる。



    今回も、アレックスの仕事仲間だけでなく、家族が登場する。

    妻のジュリーは、結婚コンサルタントとして、日々ジョナの手法を活用し、アレックスの良き相談相手として、アレックスに的確なアドバイスをするようになる。

    娘シャロンのボーイフレンドとの問題や、息子デイブの友人との自動車共同購入についての潜在的な問題など、子供達の問題とアレックスが真摯に向き合うシーンも印象的だった。


    前作の「ザ・ゴール」よりは、「説得」という、汎用性と抽象度があがる手法で、衝撃は少なかったが、前作と変わらず読みやすいストーリーだった。

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    投稿日:2019.06.06

  • たか

    たか

    続編が出たので予約してまで買ってしまった。面白く一晩で読める。でも2だけあって次が読めてしまうので、小説じゃない方が良かった。

    投稿日:2019.01.07

  • うっちー

    うっちー

    『ザ・ゴール』で工場の再建に成功したアレックスが、10年後、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として、グループ会社の売却阻止に挑むストーリー。読者はストーリーを通して〈思考プロセス〉を学ぶことができるようになっている。

    〈思考プロセス〉を支える〈現状問題構造ツリー〉、〈未来問題構造ツリー〉、〈対立解消図〉などのツールが頻繁に登場するため、わかったような気にさせられる。ただ、見て理解することはできても、実際に作成するのは難しいのだろうなぁ。

    ストーリー展開はすぐに読めてしまうが、小説としても十分面白く、本のボリュームの割にさらっと読めてしまう。ただ、小説として読むと〈思考プロセス〉の理解が進まないかも。

    ちなみに、本書は図書館で借りたのだが、ビジネス書の棚ではなく、英米文学の書棚に置かれていて、見つけるのに手間取ってしまった。
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    投稿日:2019.01.03

  • はぁこ

    はぁこ

    ストーリーに従って、思考整理の手法を学ぶことができた。でも、こんなにうまくいくものかなー?という気もします。
    本としては、次々に問題が起こり、次々に解決し、とてもテンポが良いです。個人的には娘や息子とのシーンが好きです。続きを読む

    投稿日:2018.11.19

  • suburibilly

    suburibilly

    ・企業の目的は、「現在から将来にわたって、お金を儲ける」「現在から将来にわたって、従業員に対して安心で満足できる環境を与える」「現在から将来にわたって、市場を満足させる」
    ・まずは、確固たる競争優位性を構築することから始めます。独自の技術や非常に優れた製品がなければ、市場側の問題を解消するような小さな変化に専念します続きを読む

    投稿日:2018.11.04

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