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本田靖春 / 講談社 (1件のレビュー)
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総合評価:
bookkeeper
1
昭和の新聞記者
元読売社会部の記者による自伝的ノンフィクション。昭和30年代を中心に、キーとなる登場人物の「バアさん」が亡くなる昭和60年までが本書の時代背景です。著者は昭和60年ごろの視点から、かつての警察回りを懐…古しますが、読んでいるこちらはその後さらに時代が移り変わっていることに思いを馳せました。 この本、意地悪く見れば鼻持ちならぬやさぐれエリートの懐古譚でしかないのですが、それがなかなか胸に迫ります。著者の熱い思いによるものなのか、それとも、昨今の世相が窮屈なため自分が生まれてもいなかった昭和30年代を懐かしんでいるのでしょうか。続きを読む
投稿日:2014.05.01
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