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乙武洋匡 / 講談社現代新書 (124件のレビュー)
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総合評価:
dzk
2
人を愛する力
本当はiPadで読みたかったのですが 対応していなかったのでAndroidの携帯で読みました。 なぜ全ての端末で読めないのか不思議です。 本の感想は 「自分を愛する力」という ちょっと引いてしまいそう…なタイトルとは 裏腹に人を愛する力を感じました。 この本をもっと多くの人に読んでもらいたいです。続きを読む
投稿日:2014.01.24
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まつけん
このレビューはネタバレを含みます
【目次】 第一章 息子として 母親から見た息子(乙武さんの子どもの頃)について、どう思っていたのか書いてある。 普通は障害をもった子どもが産まれると、周りからの視線が気になったり、特別扱いされると思われるが、乙武さんを特別扱いせず普通の人と同じように愛情をもって育てられたのは感動する部分がある。 乙武さん自信も子どもの頃からたくさんの不自由があるなか、強い気持ち をもって生きている。気持ちのあり方について見習わなればと思う部分がある。 また、担任教師も乙武さんを特別視はしていない。 もし特別扱いして色々と手助けをしていたら今は何もできない(今でも助けが必要な)人になっていただろう。 優しさだけが愛情ではないことに気づかされる。その人の将来を見据えて今何をすべきか考えて行動することが大切である。 ただし、これは相手をよく見ていないとできない。乙武さんの性格をよく知っているからこそ、このような行動ができたのだと思う。普通の人にこのようなことをすると、逆に人間をダメにするかもしれない。 第二章 教師として 乙武さんが教師になってからについて書いてある。 最近は18歳未満の少年・少女が人を殺すという心痛い事件も起きている。これは人を殺した子どもだけの責任ではなく、子どもをそのように育てた親に責任があるのではないかと言われている。 たしかに親には子どもを育てる責任がある。第一章でも思うことがあったが、何もかも優しく手助けをして育てるのは本当の愛情ではないと思う。逆に何もしないで放置するのもまた本当の愛情ではない。これは難しいことではあるが親も子育てについて勉強し、責任はもつべきであると思う。最近は子どものやったことについて、先生を叱る親もいると思うが、それは間違っているのではないだろうか。 乙武さんが教師として生徒をどのように見てるか書いてある部分はおもしろい。私も人に意見や自分の思いを伝えることは苦手だが、子どもと変わらない。大人になってもたくさん勉強しないといけない。ちょっとまえに「KY(空気読めない)」という言葉が流行ったが、いつもまわりの人に合わせてしまい、自分のことができないのも問題である。 第三章 父親として 乙武さんが父親になって思うことが書かれている。 大人は何事もちゃんとしないといけない、できないことは恥ずかしいことだと思いがちだか、実際はできないことをできると言うことの方が無責任で恥ずかしいことだと思う。私も仕事でできないが言えなくて無理をしてしまい病んでしまった経験があるが、これからはできないことを隠さず言える人になりたい。辛いことから逃げることも大切だ。
投稿日:2020.09.07
あ
•障害者は劣ってるのでなく、違っている •一人一人がかけがえのない存在 •みんな違ってみんないい •人間の感情は自然発生 •自分を受け入れていれば苦しくても歩いていける •人生は成功より経験 •自分と愛することと自信があることは違う
投稿日:2020.08.22
Grace Yu
自己肯定感は育ててくれた親によって、幼少期にそのベースができあがるそうです。それがその人の後の人生にも影響を与えるとか。 そう言われると今さら成す術がないと諦めがちですが、それを克服する方法はあります…。続きを読む
投稿日:2020.08.01
ココ
印象に残った箇所をまとめました。 ・みんなちがってみんないい。自分の弱点・へっこみばかりに目を向けるから辛くなる。得意なこと、できること・でっぱりに目を向けてよい ・自己肯定感とは、「健全な自己愛」。自分を愛すること (僕は、けっして完璧な人間などではない。それでも、自分が好き。至らない自分、欠点だらけの自分、弱い自分、手足のない自分あれやこれやを全部ひっくるめて、乙武洋匡という人間をいとおしく思っている) ・親もひとりの人間として、自分の人生を幸せに生きていることが大切。 そうでなければ、自分が成し遂げられなかった悔いや期待を子どもにかけすぎることになる ・成功か失敗かではなく、いかに「経験」するかで人生は決まる。何度も挑戦して最終的に克服したり達成するのであれば、失敗ではない。それは過程である ・自己肯定感を高めるには、自分の価値観で生きていける人間になること。大通りに依存せず、「小径に行くね」と自分の意志で歩いていけること
投稿日:2020.06.03
aspoundation
自己肯定愛が、自分にとって足りないのは確かであるが、 教育が大事であるということは確かであるが、 しかし、乙武氏がすごい人だということはわかった。 なんか、親子愛について書かれているが、読んでい…るうちに思い出して泣けてきた。 相談しないの信頼の証、本当だろうか 俺の親はどう思っていたのだろうか。続きを読む
投稿日:2018.10.15
largeaslife
『五体不満足』の乙武さんが、自己肯定感について綴った本です。 とにかく乙武さんの周りにいらっしゃった方たちが素晴らしいです。お母様、お父様をはじめ、小学校の厳しい先生やご近所の方たち。 そして、そう…いった方々に育てられた乙武さんが、小学校の教師となり、子どもたちが成長していく・・・ 読んでいて、何度も涙を流してしまいました。 娘を持つ父として、この「自己肯定感」というのは常々非常に大事だと思っていました。でも、どうしたら子どもの自己肯定感が育つのか。 褒めること?褒めることもとても大事だと思うのですが、反面、褒められるために何かをする、という人間になってしまったらどうしよう、と心配になったりもします。 また、乙武さんのお父様のように、どっしり構えて、いつも笑顔でいたいと思っていても、ついついイライラして怒鳴ってしまったりすることもあります。 そんな頼りにならない父親ですが、これからも、どうにか「あなたはかけがえのない存在なんだよ」ということを伝えていければ、と思っています。 ところで、本書の97ページ、憲法“十八条”の項にあったのですが、自分なりの答えを考えるのが苦手な子どもが増えているそうです。 確かに、思い当たる節があるので、「お父さんからのクイズノート」のようなものを作って、自分の考えを書く練習ができないかな、と考えています。 [more] 【目次】 はじめに 第一章 息子として 「かわいい」/“応援団”結成/パイプ椅子と文庫本/母の悩み/最優秀助演男優賞/アヒルばかりの通知表/転勤拒否/紙おむつが起こした奇跡/父の“遺言”/「ほめる育児」の原点/モノサシを捨てよう/親鳥のやさしさ/車いす禁止令/地獄の特訓/魔法のルール/マグマの噴火/相談しないのは信頼の証/結婚の条件/「不幸」の烙印を押さないで 第二章 教師として スポーツから教育へ/会議室じゃない/「トイレに行っていいですか?」/憲法“第十八条”/個人面談で得たヒント/黒いチューリップ/涙のリレー/砂まみれの体操服/1/2成人式/ストライクゾーンを広げよう/発達障害の子どもたち/赤、白、紺、青……/みんなちがって、みんないい/二十三色の色えんぴつ 第三章 父親として 二匹の怪獣たち/第一子誕生/形勢逆転/子守唄は『六甲おろし』/扇風機事件/妻の言葉と茜空/パンツをずりっ!/キケンな落とし穴/「今日も大好きだよ」/幻のウエディングドレス/幸せのカタチ/いやなきもちになる/ありのままの子どもを受けいれる 自分を愛せない人への処方箋 対談:乙武洋匡×泉谷閑示(精神科医) 自己肯定感とは「健全な自己愛」/まやかしの言葉「あなたのためを思って!」/失敗を極度に恐れる「ムラ社会」/「小径」に迷い込んでしまった人たち/「新型うつ」は遅い反抗期/自分の価値観で生きていける人間 おわりに続きを読む
投稿日:2018.10.12
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