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大倉崇裕 / 講談社文庫 (45件のレビュー)
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1
容疑者のペットから、真実が明らかに
容疑者が拘留されたため、自宅に残されたペット。 その保護を職務とする女性巡査&元・鬼刑事が、ペットの飼育状況から事件の真相を導き出す連作短編集。 「ペット」と言えど、登場するのは犬や猫ではない。 ジ…ュウシマツ、ヘビ、カメ、フクロウなど、あまりなじみのない動物の生態や飼育法が語られ、そこから思わぬ真実が浮き彫りにされる。 動物うんちくと事件のリンクが自然で、フムフムと動物雑学を読み進めるうち、事件が思わぬ方向に転がっていくのが面白い。 動物には詳しいけれどちょっとヌケてる女性巡査もかわいらしく、鬼刑事との掛け合いもコミカル。 同じ作者の『福家警部補』シリーズより、キャラクター性が高く、気軽に読めた。 『福家警部補』の石松警部補が登場し、両シリーズのゆるやかなつながりが感じさせる点も楽しい。続きを読む
投稿日:2014.04.15
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京
事件ものと動物ものの合体。読みやすい。パターン化されている、短編連作。容疑者のペットを保護する係、動物に詳しい薄巡査が魅力的に描かれている。 “鹿を愛した容疑者”も作って欲しいです。
投稿日:2023.05.06
rock12
シリーズのスタート。 初対面でお互いのことがわからず気を使ってる感じがわかる。事件を解決していく観察眼や感の良さはすばらしく優秀。動物に対してドタバタしてるところや愛情深く接してるところとのギャップが…あっておもしろい。続きを読む
投稿日:2023.03.11
りーり
警視庁総務部総務課動植物管理係、容疑者のペットを保護する名目で設置されたその部署に半ば島流しの形で配属されたのは警部補・須藤友三。コンビを組むのは動物にしか目がない薄圭子巡査。 現場一筋鬼警部補と変わ…り者巡査がペットそして飼主の情報を基に事件を追う。 殺人事件の裏に動物の影有り!! 薄巡査が持ち前の知識でペットの生態、飼い主に現れる特徴から犯人に迫っていきます。 流石に証拠能力としては限度があるのでそこは鬼警部補の出番、一課で培った杵柄で犯人の動かぬ証拠を炙り出す。 ボケとツッコミも冴えわたるナイスコンビが贈るユーモラス動物ミステリー。続きを読む
投稿日:2023.01.12
sachichiii
このレビューはネタバレを含みます
ミステリ、動物、謎の人物… 好きな要素が詰まっていてすいすい読める。 リハビリとして総務課に勤務している元刑事。その狙撃も謎がこれから出てくるのだろうし、薄はとにかく動物だけど、その、人とは違う視点が事件を解決に導いているのかも。とにかく、動物が傷つかないように思っているだけなのが。 須藤の柔軟さも好き。事件も面白いけど、動物の生態について知ることができるのも良い。半端な気持ちで生き物を飼ってはいけない。続編が楽しみ 小鳥を愛した容疑者 ヘビを愛した容疑者 カメを愛した容疑者 フクロウ愛した容疑者
投稿日:2022.10.09
pupunao99
リハビリ中の元捜査一課の鬼警部補須藤が、 容疑者のペットを保護する動植物管理係に配属された。 コンビを組むことになった新米巡査の薄圭子は、 様々な動物への知識と愛情いっぱいの変わり者。 凸凹コンビの二…人が、動物を保護しながら事件を解決していく話が 軽いタッチで描かれていて、とても面白かった。 川瀬七緒さんの法医昆虫学シリーズも好きなのだが、 それよりもライトな短編集といった感じ。 これは予想以上に楽しめて、ぜひシリーズを読み進めたい。続きを読む
投稿日:2022.09.18
しおじょ
各タイトルが盛大なネタバレになっているので推理小説という感じではない。動物に関する主人公達のやり取りが楽しい。
投稿日:2022.03.20
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