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江本マシメサ, 笹原亜美 / モーニングスターブックス (2件のレビュー)
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イラストは綺麗
イラストに騙された。はじめの行で読むのをやめました。最後まで読み進めれば違う評価になるかもしれませんが、私はこの主人公の行動、感性に共感がもてず、ギブアップです。
投稿日:2022.08.14
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いこ
このレビューはネタバレを含みます
養蜂家の家族自体が蜜蜂社会、女性が強く、男性はぐうたらで働かない。 そんな中、男性でただ一人真面目に働いていたイヴァンは、その努力が報われてほしいと応援したくなるキャラ。 序盤は死にそうな扱いを受けているのに本人に自覚がないし、何なら女難も出ている。 これも本人に全く自覚はなかったが、イヴァンはイケメンでかつ優しいキャラ。 それに、後に嫁になるアニャの事情を知ってなお、怯むどころか、寧ろ彼女が欲しかった言葉をかけて嬉し泣きさせてしまうほど。 いい子なのです、序盤が不幸続きだっただけで。 序盤のその不幸さやら忙しなさやらがあるからこそ、にゃんにゃんおじさんことマクシミリニャンに見出されて、自立を決意し、アニャの家に行ってからの生活が楽園のように幸せでたいへんほっこりできた。 イヴァンにしてみれば、蕎麦の芽の伝説にしろ、山羊に跨っての山登りにしろ、実家を離れてからもそれなりに試練はあったけれど。 でも、実家暮らしの時とは比べ物にならないほど、スローライフを送っているように思える。 山暮らしを果たしてスローライフと呼んでいいのかも悩むが、それはさておき。 アニャはアニャで美人さんで、自身の身体的なことで結婚しないと誓っていた身。 そこに、まさかそれらを全てひっくるめて受け止めてくれる男性、かつ養蜂もバリバリこなせる男性に出会えるなんて、運命以外の何物でもないだろう。 結構涙もろくて、感情が高まるとすぐポロポロ泣いちゃうのが可愛い。 そんなアニャを見て、可愛い可愛い言っているイヴァンのスパダリ感よ。 上巻は二人がひっそりと結婚を誓い合うところまで。 なかなかお互い異性として意識しきっていなかったところを、じわりじわりと自覚して、照れ合いながらの初キスで終わり。 たまらないじゃないですか。 今後は家族も増えそうだし、どんな生活が続いていくのか楽しみである。 心配なのは、ツヴェート様がうっかり漏らしたマクシミリニャンの件。 元軍人の件といい、彼には何か秘密があるのかもしれないと勘ぐってしまい、心配になった。 普段はマッチョなのに涙もろく心配性で、フリフリエプロンでお菓子作っているいい人物なんだけど。 そうそう、表紙絵を含めてイラストも非常に美麗。 どの絵もうっとり眺めていられるイラストなのもよかった。
投稿日:2021.10.03
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