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中山七里 / 講談社文庫 (123件のレビュー)
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総合評価:
老眼の本読み
1
凄すぎるストーリー展開です。
弁護士御子柴礼司シリーズを読み始め、これで4冊目にはなりますが、各巻の面白さのみならず、その連続性にも驚愕、脱帽です。これまで各シリーズとも星5つの評価をしてきましたが、本作品は読み出し直後から、期待…が高まるストーリー展開であり、最初から最後まで星5つの評価が揺るぐことのない作品でした。 素晴らしい、お見事です!続きを読む
投稿日:2021.03.04
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thutomu
御子柴礼司シリーズ第4弾
悪徳弁護士・御子柴礼司シリーズの第4弾。 今回は、被告人が30年ぶりに会う主人公の実の母親! 主人公が少年の時に犯した殺人事件により、加害者家族として世間から迫害されてきた母親と妹と会うことにより…、感情が揺さぶられる主人公。 法廷劇として読みごたえがあるし、加害者家族の問題や犯罪者の贖罪というテーマを考えさせられるし、終盤のスリリングな展開も素晴らしい。続きを読む
投稿日:2022.10.23
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ascp
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ4作目にして未だにこの面白さ保つ? このシリーズ好きやから1作目以降 毎回期待して読んじゃってるのに 毎回ちゃんと楽しめてるのびっくりする 3作目でも書いたけど 今回御子柴さんの感情がさらに豊かになってて 最後なんてうあああああってなった(語彙力) 何も関係のない第三者からの加害者家族への攻撃はなんの正義でもないと個人的には思う(何を思うのも自由やけど行動を起こすことではない) 産んだ、育てた、血が繋がってたとしても 別の人間であることは確か。 でも環境が影響することも大きいし 当事者でさえ考えが難しいんじゃないんかなと思うけど、こればっかりはなってみやな分からんなと。 再婚相手の男性の復讐方法が何とも言えんかった
投稿日:2024.04.11
ゆうき
前作は教官、今作は母親の弁護。冷徹な御子柴礼司が少しずつ人間味を感じるようになってきて、本当に面白い。
投稿日:2024.04.02
ピザまん
御子柴礼司シリーズ第4弾 御子柴のもとに妹の梓が30年ぶりに訪れ、年老いた母である郁美の弁護を依頼する。郁美は、再婚した夫を自殺に偽装し殺害した容疑で逮捕されていた。 大事な家族を失った被害者家族の辛さはもちろんだが、加害者家族として生きる事の過酷さもまた辛かった。 「何しろ自分は善人で正義だと信じ切っています。正義が裁かれるはずがないから、安心して罪人を叩く」 「およそこの世は人が口にする正義ほど胡散臭いものはありませんよ」 この言葉が突き刺さる。 法廷での御子柴の弁論は鮮やか。 家族を否定し続けた御子柴にとってラストの郁美の言葉は、、、 今後も楽しみです。
アキラ
御子柴礼司シリーズ④ 御子柴の実母の殺人容疑を弁護するお話。 これ、シリーズ通して、御子柴が過去の自分の行為や人生そのものに向き合うお話ななんだね。 家族とは全く音信不通にすごしてきた彼が、母親の事件によって、父の死の真相、妹と母がが過ごしてきた「加害者の家族」という過酷な人生とに向き合うことになる。 弁護を断ってもいい状況にも関わらず(実際、現在の御子柴を大事に思ってくれているであろうジムの洋子さんなんかは断るように勧めているし)引き受ける御子柴。逃げずに向きあおうととしているのは立派だと思いつつも、読んでいて痛々しい。 シリーズ通して、裁判シーンが読みごたえあり、どんな風に弁護していくのかが、真相とその展開もまた見所の一つで、今回も面白かった。 この後、御子柴がどうなっていくのか、気になる。
投稿日:2024.03.21
DEVIIII
御子柴礼司の続編? 論理的で感情など見せない冷徹な弁護士が、殺人容疑で逮捕された母を弁護する話。 最後2転ぐらいして面白かった。 伏線とつながりが絶妙。 温厚なひとの本当の怒りの怖さ、、
投稿日:2024.03.18
Rinco
安定の面白さ ちょっとずつちょっとずつ御子柴が人間の姿になっていくような、そんな感じ。 にしても、弁論の付け方がさすがだ
投稿日:2024.03.13
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