【感想】こころを洗う技術 思考がクリアになれば人生は思いのまま

草薙龍瞬 / SBクリエイティブ
(11件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • bigbear0309

    bigbear0309

    一年のまとめに一読
    「反応しない練習」も読んでいたのでスッと入ってきました。すべての苦悩は心がつくる。反応、執着、業に対処しながら今ここに生きていく。正しく思考し、価値あるものはなにか、今できることはなにか。

    悩みの正体は貪欲、怒り、妄想。
    「止める」「削ぎ落とす」「留まる」「立て直す」そして「越える」を思考し、実践していく。

    心を洗い気持ち新たに新年を迎えていこうと思える一冊。





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    投稿日:2022.12.29

  • moimoi

    moimoi

    初めて読んだ、草薙龍瞬さんの本。
    反応しない練習、だったかな、ベストセラーだったんですね。

    ヴィパッサナー瞑想、というのか。マインドフルネスというのか。
    よく知らないまま読んだが、これができれば確かに苦を逃れられると思って数日実践した。
    今この瞬間にしていることに常に気づくこと。
    歩いている時、感情が反応した時、気づいて、ラベリングして、手放す。
    今ここに100%でいることって難しい。
    私の場合、言葉で都度ラベリングするのはなんだか苦しくなってきてしまって、結局今やっていることだけを100%全力でやろう、という段階でとどまっている。

    しかし苦しみって、過去に起きたことに対する反応を繰り返しているに過ぎない(それが業)、というのは本当にその通りだと思う。過去の被害者から脱して、能動的に自由をつかみ取る。
    そのためには「反応しない」だ、と頭に入れておこう。
    「今」から心が彷徨い出ないように(心を漏らさない)、「今」と身体の感覚以外はすべては妄想だ。と知ること。過去の記憶も未来への不安も、他人との比較も。
    全て妄想であり、妄想に怒り、妄想にエネルギーをとられ、同じ反応を強化していく。無駄なんだ。

    また読み返したい。
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    投稿日:2022.10.25

  • hitomi

    hitomi

    世間で非常に評価の高い本だが、個人的にはピンとこなかった。少し仏教的な価値観が色濃く出ている部分がその所以かもしれない。

    ・三毒
    貪欲=欲求過剰な状態
    怒り=不快を感じている状態
    妄想=頭の中に言葉や音が漂っている状態続きを読む

    投稿日:2022.02.20

  • Tomita

    Tomita

    苦しみを感じている人はぜひこの本を読んでみてほしいです。

    特に感動したのは、執着はよいが、手にしていない妄想に執着して苦しみを生んでいる場合には思考が間違っているという教えです。
    正しい方向性を見定めて、今という時間の中で出来ることを行う。

    この考え方はアドラー心理学にも共通しており、夢や目標がかなわないことに苦しみを持ってしまっている自分には特に響きました。
    夢や目標を追うことが苦しいと感じたなら、何かがおかしいのですね。
    本書に書かれているように、執着を自覚して降りるを、を実践した際に涙が止まらなくなりました。

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    投稿日:2021.05.02

  • yokota

    yokota

    このレビューはネタバレを含みます

    要約

    "慢":判断したがる心,自分に都合の良い判断
    >敬意を持って理解する

    苦しみを生むものは3つに分けられる反応
    * 貪欲
    * 怒り
    * 妄想
    →これらに反応せず、心の中にあることを理解する(ラベリング)

    そして方向性→方法→行動とクリーンにする
    そして方向性の一つに据えるのが慈悲の心
    慈悲の慈=他者の幸せを願う,悲=他者の悲しみ、苦しみを目を逸らさず見る。

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    投稿日:2021.04.30

  • 小梅

    小梅

    「反応しない練習」は温かなお坊さんの法話
    「これも修行のうち」はその実践編とするなら…
    こちら本は、「図解反応しない練習」でしょうか。

    少し表現の違いはあれど、大体が繰り返しになりますが、こちらの本は図が書いてあり、心という見えないものを万人に分かりやすく伝わるよう、論理的に説明しようとする内容に思えました。

    基本的には上記3冊とも言っておられることは同じ。
    だからこそ、何度も何度も著者の言葉に触れ、道を逸れながらも繰り返し戻ろうとするうちに、その真理に辿り着けそうな気がします。

    前作を読まれた方にも、初めての方にも、おすすめです。


    心の使い方には技術が必要。
    私たちの多くはその技術を知らずに、悩みが多い人は特に心の性質にただ振り回されている。

    正しい心の使い方を知ることは、悩み過ぎている今を改善して、より生きやすい心持ちで過ごせるよう、また自分の目指す方向性に近づけるようになる、ということ。

    心理学も、仏教も、自己肯定感や愛着障害に触れる自己啓発本も、大きく広くとらえれば言っていることは似ている。

    でも本から学びつつ気づきを得ても、すぐ元の性質に戻ってしまうその心を変えるにはなかなか根気や忍耐がいることです。

    この著者の本は、その変わろうとする背中を押してくれる本だと感じます。
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    投稿日:2021.02.23

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