【感想】いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

後田亨, 永田宏 / 講談社+α新書
(59件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
21
23
11
0
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  • 若い時に出会いたかった本

    読み終わってから随分長い間生命保険にお金を無駄に払ってきた如何に無知だったかと自分を責めたくなりました。後悔してもお金は戻って来ないので今からでも前を見据えて考えなくてはならないと思いました。
    「不安や恐怖は判断を狂わせる」とか「最強の保険は健康保険である」など、とても参考になりました。その点を踏まえ保険の見直しをしたいと思います。有難う御座いました。続きを読む

    投稿日:2019.08.13

ブクログレビュー

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  • ゆーちゃん

    ゆーちゃん

    私自身、これまで保険について漠然とした不安を感じつつ、実際にどの保険が必要なのか、またどの程度の保障が必要なのかについてはあまり深く考えたことがありませんでした。そんな中で『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』を手に取り、その内容には目から鱗でした。

    本書を読んで、特に印象に残ったのは、日本の健康保険制度の充実度と、それによって民間の医療保険の必要性が大幅に下がっているという点です。具体的な医療費の例を挙げながら、公的保険だけで十分な場合が多いこと、また高額療養費制度の存在がどれほど大きな安心材料になっているかを知ることができました。

    また、保険商品についての誤解を解く部分も非常に有益でした。特に、がん保険や貯蓄型保険が実はそこまで必要ではない、という説明は、これまでの私の認識を根底から覆すものでした。保険の営業による不安の煽りとそれに基づく加入の促進についても、冷静にその真価を見極める重要性を感じました。

    この本を読んでから、私は自分の保険加入状況を見直し、実際には必要のない保険に加入していることに気づきました。それにより、保険料の節約だけでなく、自分と家族にとって本当に必要な保障を見極めることができたと感じています。保険選びにおける無駄を省き、より賢明な金融的決定を下すことができるようになりました。
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    投稿日:2024.04.09

  • もね

    もね

    経済人の立場からみた保険不要論。
    賛成4割、反対6割。
    数理上のことはわかりやすく書いてある。その一方で「俺の考える最強の保険」の披露宴会って感じ。
    日本最大手保険会社営業から10年営業に携わったの、辛かっただろうなと感じた。
    特定の保険商品の情報はすでに古いものとなっているので、これから通読する方はご注意を。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.29

  • わえ(わえ)

    わえ(わえ)

    民間の保険は入る必要がないとは知りつつも不安になった為読んでみた。
    保険の内容や数字でのデータをもとにいかに民間保険は必要ないかが書かれていて勉強になった。

    投稿日:2024.02.09

  • post nubila phoebus

    post nubila phoebus

    とある保険のお店でがん保険を契約したところ、アフターフォローをしたいので、ごらいで願えますか、と連絡がきました。

    アフターフォローとは名ばかりで、着席するや否や、「特に今の保険で問題ありません。つきましては、せっかくですので医療保険もいかがですか
    」という、アフターフォローを騙った営業でした。
    うすうす感じてはいましたが、やっぱりかといった印象です。

    保険も利益を出さないことには、保険の会社も潰れてしまいます。仕方のないことです。
    担当者の主導ではなく、自分が主導となって「自分に必要な保険」を考える道筋が欲しいと思いました。

    自分にとって必要な保険を自分で考える一助となる本でした。読んでよかった。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.27

  • 1967655番目の読書家

    1967655番目の読書家

    新NISA制度を契機に家計の改善を進める中、加入中の保険の見直しに向けて、また、保険商品に関する正しい認識を得るために手に取りました。

    筆者は、健康保険などの社会保険制度の重要性についての認識をベースに、販売されている民間保険商品の多くが不要と意見しています。

    保険会社は、がん保険のCMなどを通じて生活者の不安をこれでもかと煽り加入を推奨しています。
    このことに関し、著者は、高額療養費制度などの正しい知識があれば、真に自己負担が必要な額を把握したうえで、保険の要否について正しい判断ができるとしています。
    保険会社が消費者から得る手数料は高く、商品価格に確実に転嫁されていることに留意すべきと繰り返し言及されています。

    また、自己資金を確保するためのNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)の活用なども推奨されています。

    正直、保険の必要性をさして深く考えもせずに毎月結構な額を支出していましたが、目から鱗が落ちる思いです。
    自身や家族の現状や将来像のイメージなどをきちんと踏まえて、また、公的社会保険制度の正しい知識と有り難みをベースに保険を見直していこうと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.27

  • ち

    必要な保険かを考える目を、頭を養おう。多くの人にとって、医療保険、がんとか先進医療とか入院手当とか不要。学資保険も不要。積立方も不要。外貨建ても不要。
    保険会社や販売系FPに注意せよ。定期保険、収入保障型の逓減性の保険を必要に応じて加入すること。
    がんの治療費は50万でおっけー。貯蓄で備える。保険は不幸の宝くじ。60歳以降は保険いらん。保険が必要な理由を考える。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.23

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