朽ちないサクラ

柚月裕子 / 徳間文庫
(69件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
9
21
32
4
0
  • 面白いけど、納得感は今一

    桶川ストーカー殺人事件をモチーフとして、そこから新たに派生した殺人事件について警察の闇を描いた作品。
    途中も飽きさせないし、展開も面白く、終わり方も後味はいいけど、真犯人とその動機については正直納得感が今一だったかな。
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    投稿日:2020.07.19

ブクログレビュー

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  • かみりこ

    かみりこ

    やっぱり柚月裕子さんは面白い。

    で、結局犯人は?とモヤモヤ思いながらも…そういう結末もアリかと、まぁ納得した。
    刑事警察と公安警察は小説上?リアルも?対立しがちだけど今回は公安警察が私にはしっかり「悪」に見えて潔かった。

    ん〜でも公安警察を「悪」というのは変かな?公安警察出なくても 1人の命よりも100人の命をとる みたいな考え方、普通の会社や社会でも結構ある気がするし。
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    投稿日:2021.04.05

  • masato

    masato

    面白かった
    警察を舞台にしたミステリー

    警察官ではなく、広報職員の泉が主人公

    ストーリとしては、
    ストーカー殺人事件が発生。しかし、その被害者は家族と共に何度も警察に訴えていました。
    しかし警察はなかなか受理せず。
    なぜ、警察はその訴えを受理していなかったのか?
    そんな警察不祥事のスクープ記事が出てしまいます。

    その一部を親友の新聞記者にしゃべってしまっていた泉。口止めいたはずがスクープ記事が出たことによって、親友に裏切られたと思い、詰め寄ります。
    しかし、親友は自分ではないと、そのスクープの真相を明らかにしようとしていた折に、死体で発見されます。

    誰が彼女を殺したのか?
    泉は警察学校の同期の磯川とともに、独自に調査を始めます。

    そして、次第に明らかになる事実。
    公安やカルト教団など、さまざまな登場人物も出てきます。
    最後、明らかになる真実。
    それは、警察の闇でした。

    サクラの意味も分かりました。
    そのうえで、泉の最後のセリフがいい

    「警察を辞めて、もう一度警察を受ける」
    「私、警察官になる」

    お勧め!
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    投稿日:2021.03.21

  • keikubo27

    keikubo27

    このレビューはネタバレを含みます

    大好きな作家さんなんだけど、作品はわりと好き嫌いある。でもコレはドンピシャ。好き。
    テーマや展開の仕方が横山秀夫作品系列?
    しかもこれが虎狼の血と同じ年の作品なんて、どんだけだ。
    佐方貞人シリーズでお馴染みの米崎、これもまたいいよね。
    無事に警察官になった泉の活躍が気になるので続編希望。

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    投稿日:2021.03.16

  • ヒボ

    ヒボ

    このレビューはネタバレを含みます

    久々の柚月作品、巻頭から立て続けにこれでもか~って感じで放り込まれた。

    いわゆる警察ミステリー作品で主人公は米崎県警広報広報課で働く森口泉。

    ①朝から鳴り止まない警察へのクレーム電話。
    ②再三に渡る相談の末、ようやくストーカーの被害届を受け取るも、正式受理は1週間後。
    ③被害届の受理から2日後に被害者である女子大生はストーカーに殺されてしまう。
    ④被害届の受理を引き延ばした理由を他の事件捜査が多忙だったと説明していたが、ストーカー事案を担当する課が自分たちの慰安旅行を優先していた。
    ⑤その事実を米崎新聞がスクープし、1面で報じた。
    ⑥犯人は事件から2日後に逮捕されるも、県警内で誰が慰安旅行の情報を米崎新聞にリークしたのか?腹の探り合いが始まった。
    ⑦新たな殺人事件が発生。
    ⑧被害者は米崎新聞の記者である津村千佳で、泉の高校の同級生。
    ⑨千佳は泉から慰安旅行の事実を聞かされており、泉の懇願により絶対に記事にしないと約束していた。
    ⑩その2日後に米崎新聞の単独スクープとして慰安旅行の内容が紙面を飾る。
    ⑪千佳は泉に秘密は漏らしていないと訴えるも、泉は千佳を信じることが出来ずにいる状況で千佳は殺されてしまう。

    いやぁ~詰め込みすぎでしょ(^^;

    もうこの辺りから完全に虜になっていました。

    千佳殺害の犯人を見つけるべく、平井中央署生活安全課の磯川と動き出す。

    その後に起こった第2の殺人(当初は自殺とみられていた)からカルト教団の関与が疑われるようになるも、カルト教団の情報を持つのは公安。

    お約束通り、通常の警察と公安で情報の共有が図られることはなく、独自操作を進める中で、とある仮説を導き出す。

    さて、ここからクライマックスですが、う~ん...なんか残っているページ数がビミョーって思っていたら、案の定ここからまさかの展開が...

    ページをめくる手が止まりませんでした。

    説明
    内容紹介
    第5回徳間文庫大賞受賞‼
    警察のあきれた怠慢のせいで
    ストーカー被害者は殺された!?
    警察不祥事のスクープ記事。新聞記者である親友に
    裏切られた……口止めした森口泉は愕然とする。
    情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が
    遺体となって発見された。警察広報職員の泉は、
    警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。
    次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。
    事件の裏には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた……。
    (解説:村上貴史)
    内容(「BOOK」データベースより)
    警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!?警察不祥事のスクープ記事。新聞記者の親友に裏切られた…口止めした泉は愕然とする。情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体で発見された。警察広報職員の泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。事件には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた。
    著者について
    1968年岩手県生まれ。
    2008年『臨床真理』で、
    第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し
    デビュー。2013年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、
    2016年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞
    (長編及び連作短編集部門)を受賞。
    同年『慈雨』で〈本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10〉
    第1位を獲得した。
    他の著書に『最後の証人』『検事の死命』
    『あしたの君へ』『合理的にあり得ない』
    『盤上の向日葵』などがある。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    柚月/裕子
    1968年岩手県生まれ。2008年『臨床真理』で、第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。2013年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、2016年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同年『慈雨』で“本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10”第1位を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    投稿日:2021.02.21

  • ゴリラの母ちゃん

    ゴリラの母ちゃん

    【犠牲の上に、自定があってはならない。】 公安と刑事。

    一人の命と大勢の命。

    大勢の命を守る為ならば一人の犠牲はやむ終えないのか…?

    投稿日:2021.01.23

  • lbsh

    lbsh

    このレビューはネタバレを含みます

    警察の怠惰により、ストーカー被害者が殺されてしまう事件が発生。
    主人公は不注意から、新聞社で働く親友に警察がストーカー被害の相談を放置していたころがわかる情報を漏らしてしまう。親友は記事にしないと約束をするが、この件がスクープとして新聞に載ることに。
    親友は自分ではないと言い張るも、主人公は信じることができずにいた。数日後、親友が死体で発見される。
    主人公は同僚の磯川と、独自で真相を追うことになり…

    途中からなんとなく真相が予想できた流れではあったが、あまりにも悲しい結末。
    主人公が使命に燃えて終わるところは希望があるが、それにしても警察がひどすぎては?
    本当にこんなことが起こりうるのだろうか…

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    投稿日:2021.01.02

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