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関賢太郎 / パンダ・パブリッシング (1件のレビュー)
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総合評価:
nannryou
世界中の軍人が夢見る全ての戦闘機の集大成
ですね。アメリカ単独開発ではなく、旧仮想敵国のロシアからの技術供与も含めた開発ということはこれはもうDREAMですね。 憲法には国際紛争の解決手段としての武力は永久にこれを放棄すると書いてあります。…なので、国際関係の勢力変更を伴うこのような武器の進展は憂うべきことですが、子供のようにあこがれる気持ちもあります。複雑ですね。 さて、F-22が至高の空戦能力を誇ると言われて数十年ですが、F-35がここに登場です。これは国際共同開発なので、空戦能力ではF-22を超える空戦能力は与えないのが自明でもありますが、他の能力では圧倒的な進展を見せているようです。 日本はこの計画には出資できなかったようで、またも、大量の資金とノックダウン生産をもって支払うようですが、冷戦期にはその支出に耐えられる財政力があったのでしょうが、現在、この30年のGDP成長率を比較するとドイツの二分の一に縮小し、イギリスの3分の一に縮小しているらしいので大変です。相対的な費用負担感はかつての2,3倍に膨らんでいるはずです。この大規模な支出は極めて深刻になるでしょう。かといって、この空戦力を維持しなければ、対北朝鮮の最前線基地としての役目すら果たせないというのが現状です。 非武装中立を目指すと言ったかつての日本は自民党の右派によって嘲笑されましたが、どうなのでしょうか? 今の経済力で、笑えるのでしょうか? 少し疑問に思わないでもないです。 空対地攻撃ステルス戦闘機というのは一方的に地上基地を攻撃できる魅惑の戦闘機ではありますが、専守防衛を一応の目標にする日本には対米支援作戦以外では無用の長物でもあります。…ロマンではありますけどね。 いや、空はロマンですよ。ロマン。男のロマンですね。 最初の戦闘機は敗戦国のプロシア帝国で生まれたとか…。皮肉を感じながらも惹かれるのは日本にも同じ矛盾があるからでしょう。 歴史は終わりましたが、技術の進展は続きますねえ! いや、ロマンですよ、ロマン。 星5つ。続きを読む
投稿日:2019.04.29
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