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原田マハ / 徳間文庫 (684件のレビュー)
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総合評価:
ナチ_コチ_ショチ
喧騒だけの都会の生活に疲れた方に是非『生きるぼくら』を
既に還暦を意識するようになったおじいの感想としては何だが『マハさんの小説は、やはり心洗われる』というのが素直な表現。引きこもりだった主人公(人生)が蓼科で米作りを通して成長していくというストーリーは、…”まぐだらやのマリア”をもっと現実的にしたアナロジーだが、それにしても自然いっぱいの中で米を作りたくなった。そういえば、南魚沼がセカンドライフの居住地としてさかんにPRしているな~。続きを読む
投稿日:2018.01.07
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おだまる
引きこもりの主人公が、祖母のもとで色々な人に出会い、そして米作りを学びながらどんどん人として成長していく様が垣間見れ‥ とりあえずおにぎりが無性に食べたくなりました(笑)
投稿日:2024.04.13
まよ
はじめての原田マハさんの作品。 生きる希望を失いつつあるときに、タイトルに惹かれて購入。 最初はとっつきにくかったけど、どんどん話に吸い込まれて… 主人公が変わっていく姿に読む手が止まらなくなった。お…ばあちゃんや出てくる人々がみんな素敵で元気をもらった。何度か涙したり。本当に好きな作品です。続きを読む
yuki
人との交流を通して成長する姿が清々しいし、米づくりの厳しさも学んだ一冊。 自分に1番近いのは純平かなぁ、などと昔の自分を振り返る機会にもなった。
投稿日:2024.04.10
フリージア
傷つけられた人の心に、また力を与えてくれるものが何だったのかを教えてもらったように思う。陰湿ないじめからの引きこもりになった息子に、置き手紙とお金と頼りになりそうな人からの年賀状を残して去った母親。そ…して、余命数ヵ月と書かれたばあちゃんのところへ行こうと決めた息子の麻生人生。自分が動かなければ、という気になったことで、すでに彼は前に進んでいく力を得たと思った。ばあちゃんとつぼみとの自然のなかでの暮らしで、自分がやらなければと思い、きちんと行動することで、更にまた一歩。米作りをやりとげたことで大きく前進。人を思い、行動することは生きる力に繋がると思った。 言うべきことは、きちんと言ってくれる人がいて、助け合ってと、こんなにいい人達ばかりの中で人生とつぼみが過ごせたのは、きっと今までのばあちゃんがやってきたことの積み重ねがもたらしたものだろうと思う。人との関わりかたも大切なことだとも思った。 表紙は、東山魁夷画伯の「緑響く」。緑の美しさにすいこまれるようで、以前から大好きな絵。その絵の風景は、麻生人生のばあちゃんが大好き奥蓼科の御射鹿池だった。この本を読んで、より訪れてみたい場所になった。 続きを読む
投稿日:2024.04.04
にほけ
とても感動した良作。母子家庭で育ち学生時代のいじめが原因で引きこもり生活をしていた主人公の麻生人生が「生きる」という事を身体で感じ成長していく。いじめ、引きこもり、離婚、認知症、介護と重いテーマが多い…中、雄大な大自然と寛大な心の村の人達に助けられ前向きに変わっていく主人公の姿が頼もしくさえ思えます。年賀状の下りは胸にグッときました。何気なく食べてるお米にもっと感謝し、何よりも長野県蓼科にとても行きたくなりました。人間も自然と共存して生きて行くことは大切な事だと教えられる本です。読んだ後は涙が溢れました。続きを読む
投稿日:2024.04.03
^•‿•^
皆それぞれ何処かで自分なりに、何かと向き合って一生懸命に生きているんだな。 400ページと少しで、自分自身も蓼科の地でお米と、そしてみんなと過ごしている様で、 残りページが減ってくに連れて、マーサば…あちゃんや人生、つぼみ、みんなと別れをするかの様に寂しい気持ちになった。 18ページの「あんたはちっとも、なさけなくなんかない。堂々と、自分の人生を、自分の好きなように生きなさい。」と言う母からの言葉が好き。続きを読む
投稿日:2024.04.02
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