【感想】戦国小町苦労譚4 第一次織田包囲網

夾竹桃, 平沢下戸 / アース・スターノベル
(4件のレビュー)

総合評価:

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  • ポルトガルで醤油が人気に!

    海外から後に伝来した果樹や未来で絶滅した動物を輸入して農業畜産関係の利益を出せる体制で増やしていくのも面白い(スッポンに代わりそうな象亀や猫騒動笑、その他今後書かれそうなペストの解決には確りと教会の失態を指摘して欲しいものです)、竹文明も相変わらず展開中、黒鍬部隊はローマ式で軍隊なのに平時でも土木作業で金を稼げそうなトンでも軍隊も結成、軍事と農業どちらも充実した良い巻でした。後、あくまでも基礎から積み上げていた女主人公と違い、過程をわりと跳ばして結果を叩き出すなろう式チート使いな足満によりこれ以降は技術のワープが始まるみたいですね、基礎については何とかスマホを復活させて情報サルベージで補完出来れば良いんですがどうなるかは不明ですね。続きを読む

    投稿日:2020.08.29

ブクログレビュー

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  • やん

    やん

    このレビューはネタバレを含みます

    4巻前半ではさらに最近仲間入りした、オウギワシや木菟、薄荷や金柑、その他果物の動植物の様子とか技術街で新たに開発された技術とかの描写が多かった。
    イエズス会のフロイスと静子の交流が始まってから、外来種の動植物がどんどん戦国時代の日本に渡ってきて面白い。

    後半では第一次織田包囲網が始まって、浅井家のクーデターで長政が実質浅井家から追放されたり、4巻の一番最後の方では史実で有名な姉川の戦いが描かれていた。
    徳川陣営では足満がカプサイシン爆弾や煙幕を駆使して相手軍をパニックに陥らせる等大活躍。
    段々と森長可が育ってきて、戦で活躍する場面が出てきたのが嬉しい。

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    投稿日:2023.07.30

  • goya626

    goya626

    今回は、伊勢侵攻と淺井・朝倉家との争いで姉川の戦いが一応のメインかな。歴史では、信長の右腕の森可成や信長の弟が淺井・朝倉家との争いの中で戦死するが、なんとかそれを阻止しようと静子は策を巡らす。姉川の戦いでは、静子が鍛えたコンパウンドボウを用いた弓騎兵が足満の指揮のもと活躍して、朝倉軍に大損害を与える。朝倉の勢力を削いでおいて、森可成たちを救おうというわけだ。
    農業、酪農、工業の方では、次々と新しいことを始めている。当時なかった野菜や果物を南蛮から取り寄せて育てようとするし、レンズを使った双眼鏡やフィールドスコープを開発して、合戦に画期的なアイテムを持ち込む。スクリュー船にも手をつけようとするし、なんと種痘を行い、ストレプトマイシン、ペニシリンまで作り出そうとする。信長が天下統一を行った後のことまで考えていて、静子よ、君は一体誰?未来(戦国時代から見て)の日本の国を自ら創り上げようという責任感を持ってる?凄いよなあ。
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    投稿日:2022.06.26

  • tanpopopon

    tanpopopon

    設定は好きだし、文章を味わう本でもないので、サクサク読めるけども、ヒロイン、スペック盛りすぎ!
    農業オタクなので農業に関してはいいにしても、工業(技術)、化学、栄養学、経営、軍事、歴史、政治、果ては人心掌握術まで…いくら、スマホがあるにしても、もとはただの女子高生でしょうに。
    あと、本人が自分の考えるままに試せることに夢中になってて、未来の知識を持ち込むことに全く葛藤してないのが気になる。普通は歴史を変えちゃていいのか、とか悩むでしょ
    続きを読む

    投稿日:2018.05.14

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