【感想】ビジョナリー・ピープル

ジェリー・ポラス, スチュワート・エメリー, マーク・トンプソン, 宮本喜一 / 英治出版
(58件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
15
12
21
1
0

ブクログレビュー

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  • こどもおねむ

    こどもおねむ

    永続的な成功を与えてくれるものは、三つの輪、意義、思考スタイル、行動スタイルの輪を、自分の生活や仕事と整合性がとれるように動かす日々の作業と努力だと言う。この中で特に刺さったのは思考スタイルの失敗を糧にする、弱点を受け入れる、だろうか。
    敗者はそれを失敗だと言い、勝者はそれを学習だと言う。つまりは死ななければ全ては学習、いつからそんな風に思えるようになったんだろう。
    弱点を受け入れるのはある意味は悟りだろう。完璧になる事に拘らず、良さを追求していく。気にしない事も重要だとは考えてもみなかった。
    続きを読む

    投稿日:2021.08.20

  • natsuko

    natsuko

    成功を目指すのではなく、仕事そのものに情熱をかたむけるのが肝要ということなのかな。
    途中でなんとなく間延びしてしまい、読み終わるのに日数がかかってしまいました。
    いまいち消化不良な感じです。
    私の感度が低いのかもしれません。続きを読む

    投稿日:2021.07.11

  • hiromiyanase

    hiromiyanase

    このレビューはネタバレを含みます

    永続的な成功している人の共通点はあるのか。
    多くの成功者への対話を通じ、その根底にあるものを探る。

    要素は「意義」「思考スタイル」「行動スタイル」
    この3者の調和が取れた時に、成功体験が持続する

    「意義」とは、他人が決めるものでなく、自分で決めるもの。
    「自分が愛されることよりも、自分が愛しているものになる」こと。
    それに対して、どこまで愚直に行動できているかが結局のところカギとなる。

    生きがいに打ち込んでいるのか? と自分の心に問いかけるところからスタートかな。


    正直、インタビューを要約してのメッセージが多い為、
    非常に読みにくい、という印象。下手な装飾をしていないぶん、著者の誠実さとも言えるかもしれない。

    -------------------

    他の人から好かれようとするよりも、自分の好きなことに執念を燃やしている。P23

    結局「根底にあるのは、仕事そのものの楽しさだ」P40

    必要なのは行動だ。われわれは内側を見ることによってではなく、空想や現実を試すことによって、理論上ではなく実際に、自分が成長して何者になっているかということを学ぶ。P96

    核となる価値観を明確にする。(略)自分の言っていることとしていることを比較しようという発想だ。中核的な価値観や目的は本音のレベルで、情熱を注ぎながら保持していかなければならない。でなければ、中核的とは言えないのだ。組織が持っているべきではあるけれども、たしかに持っているとはどうも素直に口にできない、そんな価値観は、本物の中核的な価値観と混同されるべきではない。P120-121

    夢を諦めさせる四つのワナ
    ・キャリアへの固執
    ・BSOへの憧れ ※BSO:Bright Shiney Objects
    ・コンピテンスの誘惑
    ・<ORの呪縛>

    見つからないなら探し続けよう。「心から満足するためには、自分が立派だと信じる対象に打ち込む以外に道はない」P138-159


    自負心というものは、挑戦し、そして失敗する。また調整し、失敗する。そしてささやかな勝利をこつこつと積み上げ、毎回少しずつよい仕事をすることから生まれる。P195


    <目標に宿る秘密の生命>
    目標設定のプロセスはきわめて有効であると同時に危険な作業でもある。なぜなら、丘を戦略的に制圧するという目的を達成するために、大きな効果を発揮するとしても、たしかにその丘こそが攻めるべき目標だ、という保証はまったくない。(略)
    自分の目標にとって本当に大切なことを達成する進路を維持しているかどうかを判断するための、現実的な検証に踏み出す勇気があるP277-283

    「自分がなにかの貢献をしていると感じるとき、つまり、毎朝起きるたびに貢献していると感じるとき、常に目は輝いているものだ」「輝いている目、それに尽きる」P304

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.01.11

  • hirocs

    hirocs

    ”一応本編は読み終えたが「付録」で力尽き中(^^;) (090103現在)

    #なんでだろ。あまりワクワクしなかった。
     『最高のリーダー、マネジャーが…』や『シンクロニシティ』の方が科学的裏付けは少ないかもしれないが、はるかに心おどらされた。”続きを読む

    投稿日:2019.08.15

  • takeut

    takeut

    「あなたの生きがいは?」と問われてすぐに答えられるだろうか?
    そんなことを考えさせられました。

    1.この本を一言で表すと?
    ・成功者へのインタビュー本

    2.よかった点を3〜5つ
    ・人に与えられた時間は限れられている。だから、誰か他人の人生を生きて、その時間を無駄にしてはならない(p162)
    →自分の好きなことにもっと時間かけるべきだと反省しました。

    ・彼らが共通に持っている価値観があるとすれば、それは自分の生きがいに対する誠実さだ(p118)
    →何か生きがいをみつけられた人は強いと思う。何か目標が必要ということか。

    ・BHAGが生きがいを具体的に教えてくれるとき、ビジョナリーな人にはいつの間にか、思いがけない幸運が与えてくれる最高のチャンスをつかみとる準備ができあがっている。(p283)
     →目標があるからチャンスを見分けられると思う。目標がなければチャンス自体に気づかないということ。

    ・打ち込む価値のあるもので、一人の力だけで成し遂げられるものなんて一つもない。(p307)
    →なんでも自分だけでできると思わない。つまり、人間関係が重要ということ。

    ・もしいつまでも続く成功を望むなら,そのためには,自分にとって生き甲斐のある人生を紡ぐことだ(p327)
    →やはり生きがいということに行き着いてしまう。生きがいを見つけるのが一番難しいのでは。

    2.参考にならなかった所(つっこみ所)
    ・ビジョナリーな人は、うまくいかないときには、うまくいかないことをそのままにしておくものだ。彼らは過去のツケを将来にまわすようなまねはしない。(p241)という内容とが理解できなかった。先延ばしはよくないのでは?

    3.実践してみようとおもうこと
    ・自分の生きがいを考えてみる

    4.みんなで議論したいこと
    ・生きがいは見つかっていますか?

    5.全体の感想
    ・ビジョナリー・カンパニーとは異なり、あくまで自己啓発本だと感じました。
    ・本書でインタビューされた成功者たちは、富を得た後も、以前と変わらず現役として仕事をしているようです。その点は、自分はまだまだ未熟だと思います。
    ・ビジョナリー・カンパニーのほうが面白かったと思います。
    続きを読む

    投稿日:2018.12.30

  • ichiro.mariners

    ichiro.mariners

    この本では、ある生き方を強く持ち、それにより長年、成果を出し続けている人をビジョナリーな人と呼んでいる。このビジョナリーな人々からのインタビューを通して、「どのように生きれば、満足な人生が送れるか」を考察していく。ビジョナリー・カンパニーの著者だけあって、非常に深遠な分析から、実にシンプルなプラクティスを導き出す。来年、私は不惑の年を迎える。人生も折り返し地点を越え、そろそろ、この先の生き方を確定させるべきだと思っている。私と同じような年代の方、考え方の人へお勧めする。続きを読む

    投稿日:2018.10.23

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