【感想】PSYCHO-PASS サイコパス ２　1巻

このレビューはネタバレを含みます

あなたは一体、何色だ？

2020年現在ではシーズン３・映画5本が公開されているアニメオリジナルシリーズ。コミカライズもあるので、物語展開をゆっくり理解したい人はアニメ見てからコミカライズを読むのもおすすめ。

【本棚登録の都合上、1巻分のみの読了登録のため、アニメシーズン３・映画にも言及する重大なネタバレがあります】


シーズン1で朱ちゃんが配属されてから３～４年目くらい？シーズン1の最後でバリバリ学生だった霜月美佳が、未成年且つ史上最年少の監視官として配属。
（どういう人事なんだマジで……）
街並み、外観、ドローンや近代的アイテムに至るまで、シーズン1より少しパワーアップしてる。日々進化する社会で、相変わらず横行する犯罪と潜在犯の摘発。

シーズン2の最大のテーマは、「システムが認識できない、色のない犯罪者の存在」。

槙島のような免罪体質ではなく、もうそもそもシステムが存在を認知していないという。
そのからくりはファンタジーではなく、ちゃんと根拠があるのがリアル。
クリアカラーの人間の臓器を大量移植することで、「鹿矛囲」という色のない人間が生まれる。
他シーズンより話数は少ないものの、相変わらず盛りだくさんな内容で一切無駄がない。
もうアニメの範疇を超えてほぼドラマ。
最近のアニメは本当にすごい。

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執行官となった宜野座、ハイパーかっこいい。

さすが元監視官なだけあって、優秀さは変わらない。
シーズン2ではホログラムに精通した雛河、史上最高の犯罪係数を叩き出した東金を加え、一係のメンバーも濃さを増していく。
弥生さんも執行官続投で嬉しい……より安心が勝つ（いやほんとに次シーズンで生きてるかどうか不安になるからね！！！）

そしてやっぱり監視官と執行官は毎シーズン1人以上は死ぬ運命なのか……（ため息）
国防省基地のドローンゲームの件、とんでもない人数の監視官・執行官がバタバタ死んでいって「え？サイコパス終了？」となったのは否めない。
人材不足すぎる上に仕事中ゲームするとかアホな人材選ぶんじゃないよ、シビュラシステムが聞いて呆れる。

青柳は正直辛かった……まじかよ、え、嘘でしょ……須郷さんだけは勘弁してくれと祈ってたらそれは叶ったので安心する。
（ちなみにシーズン３でしばらく出て来なくて、まじかやっぱ死んだかなと思いきや、宜野座と同じく外務省特別捜査官として引き抜かれててマジ超安心した）
ああっ……もう心臓に悪い（アニメ周回してるから先の展開知ってても心臓に悪い……）

シーズン２で終わりかと思いきや、シーズン３が数年ぶりに発表されて、私のサイコパスもぶち上がりまくったのを覚えている。
よく考えたらシーズン２の内容で終わりになるなんてあんまりだ……まだ期待したいことたくさんあるし！シビュラの崩壊とか！……おっとこれ以上はサイコパスが濁る！！！！

シーズン3も周回決定ですな。

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