【感想】水無川

小杉健治 / 集英社文庫
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
0
2
8
0
1
  • なんだか

    いまいちスッキリしない内容かな。あたしならば絶対に許さないし止めない、つかこの小説の主人公は誰なのか?話が薄い感じもした、まあまあかな

    投稿日:2018.08.09

ブクログレビュー

"powered by"

  • 蜂太郎

    蜂太郎

    我が子への虐待が毎日のようにニュースになる昨今、と 犯罪被害者の現実等読んでいて心苦しくなりました。が 結末が…その後の登場人物が知りたいですね!

    投稿日:2022.03.24

  • sota

    sota

    これも家族の絆を描いた作品。
    今回は児童虐待をテーマにした作品。
    面白かったけど、『絆』ほどの切れ味はなかった。

    終わり方には賛否両論があるかもしれないけれど、絆をテーマにしているからこの終わり方なんだろうなぁ〜。続きを読む

    投稿日:2019.09.11

  • masato

    masato

    重いテーマの物語
    児童虐待、犯罪被害者と重いテーマを重く描いてます。

    ストーリとしては、担任した児童が親の虐待で死亡し、教師を辞めた主人公。そしてその恋人は娘への暴力を止められず、娘は児童保護施設でそれぞれ別れて暮らしています。
    そんな二人の関係に、現れたアパートの隣に住む謎の男。
    この翳のある男の正体は?
    その男の過去にあった事件とは?
    その秘密とは?
    といったところで、なぜか、主人公がずんずんその男の過去と秘密を突き止めていきます(笑)

    結局謎の男は、過去に奥さんと子供を未成年に殺された被害者。そして、癌に冒された自分の死期までに、犯人に復讐を果たすべく、犯人が出所するまでの9年もの間、その為だけに生きて来ました。
    そして、そんな過去と彼の決意を知ってしまった主人公とその恋人。

    いよいよ犯人が出所したそのとき、復讐を果たす事が出来るのか?主人公と恋人とその娘がとった行動は..

    正直、自分としては納得のいかない結末でした。
    どうせなら、そのまま救われない形で終わってしまってもよかったのでは、と思います。
    最後の最後で救われた物語となっています。
    どっちが主人公なのかわからない物語(笑)

    果たして、自分自身がこの男のような立場になったらどうするのでしょう?
    間違いなく、この男と同じ行動をとるでしょう。

    考えさせられる物語でした
    続きを読む

    投稿日:2017.12.30

  • Chie

    Chie

     以前小学校の教諭をしていた真壁は自分の担任していた子供が家で親に虐待に合っているのを気づいていながら救うことができなかった。各方面から責められた真壁は教師を辞め、今はノンフィクションライターをしながら塾のアルバイトで食いつないでいた。川島夏美はそんな真壁に寄り添ってくれていたが、夏美もまた、自分の子供を虐待してしまった末に施設に預け、引き取りたいと思いながらもどうしてもイラついてしまう自分に困り果てていた。お互いの傷を舐めあうように生きてきた2人。しかし夏美は最近、隣に住む野口という底知れぬ闇を抱えていそうな雰囲気の男に惹かれていくようだった。気になった真壁は野口の過去を調べ始める。

     自分の愛する人が復讐を企てていると知ったらどうするか。しかも相手はどうしようもない悪で、愛する人はもう病気で先がなく、復讐するためだけに10年以上も生きてきた。もちろん止めなければいけないのだろうが、知らないふりをするだけならばそうしてしまいそうな気もする。考えさせられるものはあったが、物語自体はかなり古い2時間ドラマのよう。虐待していた子供との関係復活があまりにも安易なような。
    続きを読む

    投稿日:2013.12.30

  • kateserina

    kateserina

    このレビューはネタバレを含みます

    光市母子殺人事件を思い出させる作品であった。自分が野口の立場であったら復讐をしているように思われる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.06.10

  • aura-book-2010

    aura-book-2010

    少年犯罪によって妻子を殺された男の復讐と、男に関わる人々のそれぞれの苦悩を描いた話。
    男の隣人で、娘を虐待する夏美、その恋人で生徒の虐待死を止められなかった元教師の役どころが、
    今一つしっくりこなかった。
    最後はもう少し、少年犯罪や虐待への強いメッセージがあると良かったが、
    物足りない終わり方だったような気がします。
    続きを読む

    投稿日:2010.03.02

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。