【感想】秀吉の枷 上

加藤廣 / 文春文庫
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
3
8
10
1
0
  • 加藤廣歴史の面白さ

    信長、秀吉、明智左馬之助3部作の力作かも知れない。所謂安土桃山時代の政権・権力構造を人物描写面白く読めた。既に色々な小説、物語で既知のストーリーを加藤廣筆致で読むのも一興と思う。

    投稿日:2014.10.18

ブクログレビュー

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  • ホトケ

    ホトケ

    竹中半兵衛危篤から本能寺辺りまで。段々と信長の駄目なところを軽蔑していくリアル中間管理職秀吉。本能寺に穴を掘らせていたというのは前作でも用いられていた。秀吉が農民出身でないというのは面白いというか説得力がある。続きを読む

    投稿日:2024.04.05

  • Madder

    Madder

    スピード&コミュニケーション…まさにです。半兵衛・官兵衛両軍師をはじめ、家臣達に支えられ織田家で昇り詰めていく。そして徐々に信長を見る目を変えていく秀吉…覇王を超えていく。上巻は本能寺の変で区切られ、いよいよ中国大返しからの秀吉大舞台です。続きを読む

    投稿日:2023.09.20

  • miyous

    miyous

    秀吉の信長に仕えてからの話から本能寺までが上でまとめられている。
    秀吉の軍師をこき使い、秀吉をさげすみ罵倒されながらも信長を崇めていた秀吉だったが、信長の仕打ちから不信感、そして信長の晩年には腹の底では自分が懐が深いと信長より上だと思うようになる。

    信長が家臣に思いやりがあれば秀吉は信長を超えることはできなかったのに…と秀吉嫌いの自分はやっぱり信長に心魅かれる。

    秀吉の小説は初めて読むのでどのような心情で天下まで登りつめるか楽しみ。
    秀吉嫌いの自分が楽しみに読めるそんな文章なので、他の人には物足りなく感じるかも知れない。
    続きを読む

    投稿日:2020.04.28

  • nikkusu

    nikkusu

    秀吉がどうやって天下を取ったのか?

    秀吉の出自と合わせ、今まで知らなかった内容と新鮮な視点で書かれていた。
    私は歴史が好きで、様々な角度から歴史を知りたかったので、この本のような新しい視点で書かれた本に出合えたことは幸せだと思う。

    次の本につながる内容であることは読んでいれば伝わってくる。三部作の最終作も期待大!
    続きを読む

    投稿日:2018.09.02

  • たにぐち

    たにぐち

    当たり前だが、人によって相手への評価が変わるものだ。前作信長の棺では、主人公牛一が信長ラブだったので信長の残虐非道さはあまり書かれてなかったが、秀吉からの視点だと信長そりゃー殺されるわという感じ。前作の主人公がなんかオヤジのいやらしさが出ていて好きになれなかったので、今作の秀吉のほうがからっとしてて好き。続きを読む

    投稿日:2017.10.14

  • kawasemibooks

    kawasemibooks

    吉川さん、司馬さんの物を読んでいました。
    秀吉の天下取りまでのストーリーでご両人とも秀吉の人垂らしの凄いところ、計算高いところ、強運なところの印象が強かったのですが、加藤さんのを読んで、「なるほど、こういうこともあり得るかあ・・・」と秀吉ミステリーにハマりました。
    前半のちょっと秀吉の一般人的な内容部分で「うーん」となったのですが、徐々に秀吉の苦悩などの展開になってきて、話に引っ張られて面白かったです。
    続きを読む

    投稿日:2017.07.16

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