新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
エッカーマン, 山下肇 / 岩波文庫 (28件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
レビューネーム未設定
1
ニーチェにも影響を与えた一冊
この作品は、ゲーテの晩年に秘書をつとめたエッカーマンによる、ゲーテとのやりとりの記録。ファウスト第二部、詩と真実という大傑作にとりかかってる時期のゲーテには、円熟した思想と、彼自身が畏怖した魔神的な力…が介在している。それと同時に多彩な人間性も記録されている。 個人的には、ナポレオンに対する言及に、つまり偉大な存在の分析に、ゲーテの崇高な精神が見いだせるとおもう。 続きを読む
投稿日:2014.08.31
報告する
"powered by"
正木 伸城
メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1753257744721956933?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
投稿日:2024.02.02
ゆうたろう
素敵な記録。 ゲーテ更年期の朗らかな人柄がエッカーマンの文章からよく伝わってくる。 目の前にゲーテがいるかのような読書体験。 その聡明さと多角的な視点から物事を語る近代文学の大家に接近できて嬉しいです…。 中、下も早く読みたい。続きを読む
投稿日:2023.09.17
えびふらい
線を引きたい名言の嵐・・・。 ゲーテの人柄にも惹かれるが、エッカーマンの誠実さというか勤勉さというか、真面目な熱意に、襟を正す思いがします。
投稿日:2023.01.09
Go Extreme
第一部 まえがき 序 章(エッカーマン自伝) 一八二三年 一八二四年 一八二五年 一八二六年 一八二七年 フラウエンプラーン街のゲーテの家について 註
投稿日:2022.07.17
yoshidamasakazu
岩波文庫 ゲーテとの対話 上巻。1823年〜1827年のゲーテの言葉をまとめた本。 ゲーテの人生戦略がよくわかる。仕事にしても、人生にしても、対象を小さく絞ったり、自分を限定して他から隔離したり、…一つの専門に限定し通暁したり、小さいことからコツコツやる感じ。 芸術論にも 差別戦略がよく現れている「特殊なものを描写することが芸術の生命である〜一般的なものは誰にでも模倣される。特殊さが人に受け入れられないか心配する必要はない〜どんな特異なものでも普遍性を持っている」 ゲーテの他人、世界、結果に期待していない言動は好感が持てる *そう簡単に平和はこない。世の中は謙虚になれるような代物ではない *他人を自分に同調させるのは馬鹿げている *性に合わない人たちと付き合っていくことで〜誰とぶつかっても、びくともしないようになる *正しい行動が 好ましい結果をもたらすとかぎらない 続きを読む
投稿日:2020.06.14
JOEL
この本の特異なところとしては、 「対話」とありながら、プラトン著作集のような人物同士の「」の応酬ではなく、 一貫してエッカーマンの視点から、エッカーマンの心情をも織り交ぜて、ゲーテと対話を行なっている…点だ。 このエッカーマン自身の文章の面白さに加えて、着眼点が非常に良い。 お陰でゲーテという人物から放たれる言葉が綺羅星のごとく、鋭く、ときに深く、ときに含蓄の深さからくる重さから、唸ってしまう。 また、エッカーマンのゲーテへの心酔ぶりが、作品にさらに熱を帯びさせている。 ゲーテが、数々の偉大な精神たちと対話を重ねてきたことがよくわかる。 なぜ、ゲーテの「ファウスト」がこれほどに時を経た今でも残っているのか? その根源的なものはなんなのか? もっと言えば、 そんなゲーテのように歴史の各時代の中でも一線を画する人たちの共通項はなんのか? その問いに深い洞察を与えてくれる書物だ。 抜粋 「人はただ自分の愛する人からだけ学ぶものだ」続きを読む
投稿日:2019.10.06
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。