【感想】チア男子!!

朝井リョウ / 集英社文庫
(166件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
49
50
37
7
1
  • ザ・青春!

    王道のスポーツ、青春物語。読み終えた時の清々しさはスポーツ青春ものならではです。
    電車の中で読みましたが、笑ったり、泣いたり大変で、電車内ではかなり危険な人物になってました。
    好き勝手な方向に向いてた奴らが、徐々に同じ方向に向かっていき、最後はみんな一つになるのが手に取るようにわかります。
    自分も彼らのすぐ近くにいて、彼らの成長をずっと見続けているような気になります。
    表現もやわらかく、とても読みやすい文章でした。
    何かに打ち込むって素晴らしい!
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    投稿日:2014.02.07

ブクログレビュー

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  • 雪兎

    雪兎

    このレビューはネタバレを含みます

    チアメンバーが7人から16人になったとき正直人数多いなと思ってしまいました。心情が書かれないメンバーもいたので、まぁ16人もいるしな…仕方ないよなと思っていましたがそうではなかった。コーチの「最後の儀式」でメンバー全員の思いを知れました。あのノートには登場人物全員の辛い、苦しい、悔しい、超えてやりたい、頑張りたいという想いが赤裸々に綴ってある。演技を通しながら一人一人の想いを読んだとき、もう一度この本を読み返したくなりました。
    それから、今回の話で1番成長を遂げたのはイチローだと思っています。できない人の気持ちが分からない、なんで出来ないと考えていたイチロー。「そんなの感覚でできるやろ」とトンに言っていたイチロー。そんな彼がチアを通じて歩み寄ることができた。1番の成長だと思います。

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    投稿日:2024.04.22

  • sam

    sam

    柔道一家に生まれた主人公。当然のように柔道をやっていたが、怪我をきっかけに姉には敵わないことを悟り距離を置く。そんな時に柔道仲間の1人が男子だけのチアチームを作ると言い始め、あれよあれよという間にチーム員が集まる。
    それぞれが心に何かを抱えながらも、チアに打ち込むことで成長していく話。

    話としてはあんまり面白くない。男子だけのチアチームという題材が新しいだけで中身は旧来通りの展開。パンチのあるキャラもおらず、鬱陶しいやつばかり。映像化を狙って書いたんだろうなという感じ。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.22

  • junsugimoto

    junsugimoto

    個性豊かという言葉では描ききれない仲間たち。それぞれが内に理由、背景、過去を持ちながら、高いハードルの技に挑む…チームとして。
    その気持ちを味わう様に、ゆっくりと夜中に何回かに分けて読み進み、大切な読書の時間になりました。続きを読む

    投稿日:2024.02.15

  • ゆん

    ゆん

    ハルキ、カズマ、溝口、翔、トン 
    千裕、高城コーチナドナド。、

    最後のところで、めっちゃ泣いた。 

    サクに凄く感情移入した。 
    (一馬が好きで、自分を否定していた子)  

    感情はエネルギーになるな!やっぱり。

    自分が落ち込んでいる時に出会った本なので、頑張る勇気が湧いた。   

    ハルキの姉ちゃんまじかっこいいし、 
    ザキさんにも会ってみたい。 

    やっぱり朝井リョウは、青春系の漫画をよく書く。 

    そして、『ジェンダー』の視点をよく取り入れている作家だと感じる。





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    投稿日:2023.11.08

  • ろこ

    ろこ

    読後、さっそくチアの大会を検索してしまった一冊。最後の演技の表現が圧巻すぎて、「あ、これ実際に見てみたい」と思わされました。この表現の技は実際にはどんな感じだろう、観客としてでも楽しめそう!と興味が湧いたのです。もちろん、そう思わされたのいは、全国大会に至るまで、ゼロからのスタートから人間関係のゴタゴタなどを乗り越えた先の景色だったのもあります。読者は「ここまで関わったんだから今後も応援するよ!」となぜか思わされるはずです。それが他の方の感想にある「続きが読みたい」に繋がっているのではないでしょうか。(わたしも気になります。

    ●チアって甲子園で女子が踊っているアレでしょ?
    と思った方、そうではありません。新体操と組体操が合わさったようなスポーツです。だから、とても球場の階段でできるようなものではないです。わたしはチアの「自分だけでなく観客も応援する」という精神に興味が湧きました。一般的なスポーツって相手チームとの勝ち負けの関係ですが、チアはスポーツなのに勝ち負けより観客を巻き込んだ芸術のようなものに思えました。

    ●16人になるとさすがにキャラが薄まる
    前半の登場人物は7名だったのですが、途中増えます。それで、誰が誰だか混乱してしまいました。銀と銅はセットみたいな扱いでしたが笑。キャラ立ちというのはプロでも難しい。その中でセーラー●ーンやワ●ピースはあれだけの登場人物がでてきても誰が誰だかにならないところがすごいと思わされました。

    ●さて、冒頭の検索の結果・・
    近日中にチアの大会はありませんでした。。鉄は熱いうちに打てといいますが、興味がわいたらすぐやってみるが実践できず本当に残念。

    ●興味が湧いた方におすすめの一冊。
    「発注いただきました!/朝井リョウ」
    こちらに掲載されている1エピソードにチア男子のある日のお話があの超有名漫画コラボで書かれています。いつもの定食屋や晴希、一馬はじめチア男子の方々もでてきますよ!
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    投稿日:2023.09.06

  • くじら

    くじら

    全国選手権の演技のシーンは感動で涙か止まらなかった。作者のチアの経験者かと思った。チア愛に溢れた作品だった。トンが酔っ払って独白するシーンが好き。

    投稿日:2023.09.03

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