【感想】その女の名は魔女　怪異名所巡り２

第一話の旧家の土蔵に現れる幽霊と第四話の魔女の火炙りの話が印象に残った。特にこの本の題名になっている「その女の名は魔女」は悲しみや苦しみ、憐れさが入り混じる。怪異名所巡り3も読むことにした。

王道の赤川次郎☆中学生のとき、夢中で読みました‼ 前作は読メ登録以前に読んでました。ドラマ化されてるのをあとから知りました、ちなみに主人公は菊川怜さんです。 ちょっとだけゾクっとする、ホラー小説です…が、ちょっとだけ哀しかったりもします。 そしてさすがの赤川次郎、ものすごく読みやすいです。個人的には懐かしいというか☆大人も子供も楽しめる作品だと思います。 続編もいつか必ず読んでみたいです。続きを読む

　しかし、藍の知る限り、「悪意を持った」幽霊はごくまれだ。ほとんどの幽霊は、哀しく、寂しく、やさしい。
むしろ、図々しく生きている人間の方が、ずっと恐ろしく、危険である。
(P.229)