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山中伸弥, 益川敏英 / 文春新書 (84件のレビュー)
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総合評価:
nannryou
4
iPS細胞と素粒子
二人のノーベル賞受賞者の対談本です。見どころはiPS細胞発見までの山中先生の苦心と謙遜の混じった笑いを誘う逆境エピソードや、益川先生の素粒子理論の3次元性から4次元を飛ばして6次元を考えるという4元数…発見のような離れ業、そして努力の跡を見せない天才性のエピソードですね。 生化学と物理も一見離れているようで、全ては量子力学と場の理論に基づくはずです。 二人の天才の対談を見ていると、天才のひらめきが垣間見れたように感じられます。 科学と科学ごっこは別だ! 青年になるまでにこういう本に出合っていればなあ。 水とアルコールの体積の話は素晴らしいですね。 現代人の教養とはかくあるべきだと感じさせられます。 星5つ。続きを読む
投稿日:2016.06.15
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himamura314
益川氏。visionは高く、実行は着実にできることから。 考えて今の周辺状況でできないことは手をつけない。しかし頭に入れておく。 周辺状況のレベルが上がってきて、今ならできると思った瞬間にそれにとりか…かる。そのためには頭に常にその問題を入れておかなくてはいけない。続きを読む
投稿日:2023.05.14
Mark
ノーベル賞受賞した山中先生と前川先生の対談本。 山中先生の著書に関しては何冊か読んだことがあったのでこの本から学ぶ事はあまりなかった印象。強いて言えばノーベル賞受賞されるような先生方も必ず回り道や苦…労があったと言うこと。続きを読む
投稿日:2021.12.25
rokkosanjin
素粒子の研究で2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川氏と、iPS細胞の生みの親で2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中氏の2人によるおもしろ対談。 専門家どうしの会話であるのだが、理系の…知識が無くても十分に楽しめる。ていうか、中味の大半が人間としての生き方や人生の楽しさを語ったもので、2人のお人柄が良く表れている。益川氏の変人ぶりが目立つが、それをフォローする山中氏の絶妙な舵取りも楽しい一冊。続きを読む
投稿日:2020.12.12
aaaamino
日本人ノーベル賞二人の対談 二人の学生時代の話や科学に対する姿勢まで、と幅広い内容 ダーウィンの進化論も証明されている訳ではない
投稿日:2020.12.04
kasaharapapa
このレビューはネタバレを含みます
若者は、読書などで科学界の偉人に憧れる。そして、自分も近づきたい、自分の知らない世界を知りたい、本に書いてあるその先を知りたい、と感受性を刺激されることによって、若者は科学に近づいていくんだと思う 欧米の研究機関では、プレゼン力、ディベート力、ディスカッション力を非常に重視します。自分の考えを人にきちんと示すことが大切な技量だと考えられている
投稿日:2020.08.30
tantan
個性的な二人の大科学者の対話で非常に良かった。ノーベル賞を受賞したご二方ともにいわゆるがり勉の優等生型でないところが興味深い。 益川先生が問題に集中するとき、大学まで3時間くらい歩いて問題を考えると…いうのが興味深かった。細かい計算をするときは机に向かうが構想を立てたりは歩く時のが集中できるとのこと。偉大な科学者や数学者にこういう方よくいますね。続きを読む
投稿日:2020.01.26
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