【感想】いちご100% モノクロ版 19

河下水希 / 週刊少年ジャンプ
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
2
5
5
1
0
  • 君と僕の未来(シナリオ)

    最終巻です。今まで色んなキャラクターが出てきましたが、最終的には同じ目標や夢を共有できる東城か、これまで恋人として沢山の時間を重ねてきた西野のどちらを真中は選ぶのか、というのが物語の焦点になっています

    映研部員の高校卒業後のお話も描かれていますので、さつきや外村兄妹、小宮山、ちなみ達が今後どういう道に進んでいくのかにも触れられています。卒業式での東城の言葉と表情はすごく印象的でした。こずえも少し出番がありますよ。

    巻末には美鈴の初恋をテーマにした特別編と、唯、さつきのおまけ漫画が収録されています。さつきは好きなキャラなんですけど最後までらしいオチでした(笑)

    恋愛モノって最初から結ばれる相手は決まっていて、あとはその過程を盛り上げるためにどう展開するかという作りが多い気がします。〔もちろんそうじゃないお話も沢山あるかと思いますが〕実際この作品も第1話ではそんな構造を感じました。

    でも高校生って変化の多い年頃ですし、進路の事もあるので色んな出来事を経験して気持ちが変わっていく、好きな人と一緒に歩んでいこうとしてもお互いの道が離れていってしまったり・・・。

    この漫画はそういう心境の微妙な変化やすれ違いが丁寧に描かれていて、読んでいてとても好感が持てました。それはキャラクターに単なる作り物で終わらない生命力があったからこそじゃないかと思います。

    河下先生も連載を続けていく中で最初の構想とは結末が変わった事をあとがきで明かされていました。最後の数話まで毎日悩まれたそうですが、どちらの選択もあり得たんじゃないでしょうか。東城が中学生の頃に書き始めたあの小説の結末と、ラスト2ページの指輪にはどんな想いが込められていたんでしょうね。

    好きな人を大切にしたいと願うのと同じように、自分の将来や夢について悩んだり努力する、そんな素敵な高校生の出てくる青春恋物語でした。
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    投稿日:2015.07.06

ブクログレビュー

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  • moonshot

    moonshot

    『虻蜂取らず』な真中くん。
    最終巻が最もストーリーが薄い。作者自身、広げた話を上手くまとめることができなかったのか。

    投稿日:2020.10.25

  • キじばと。。

    キじばと。。

    シリーズ最終巻。

    つかさと交際をはじめた淳平は、綾と二人だけで勉強をしていたところを唯に目撃され、つかさの不審を買ってしまうことになります。しかしその事件がきっかけで、綾もようやく淳平への想いを吹っ切って、みずからの道をすすんでいく決意を固めることになります。一方つかさも、パティシエになるという夢を実現するために、淳平との別れを決断します。

    こうして淳平たちは高校を卒業することになり、最後に4年後の同窓会でそれぞれが夢に向かって邁進している姿がえがかれます。

    いつまでも気持ちが定まらずヒロインたちを振り回してばかりの主人公でしたが、最後は思いもかけずカッコいいところを見せてくれました。
    続きを読む

    投稿日:2018.07.29

  • rinopan

    rinopan

    このレビューはネタバレを含みます

    こういう答え(結末)もそれはそれで全然アリ。
    制作当初のメインヒロインは東城でしょうが、最後にこうなるのも結局はそういう恋愛模様だったのでしょう。まぁそう決めたのは作者ではあるが。

    個人的には頭一つ抜けて西野が好きなので、物語後半の西野無双は最高だった。
    ただ東城がもっと早い段階で行動を起こしてればどうなったかなと思うし見てみたかった。

    結局いちごとは何だったのか。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.10.24

  • Garnet

    Garnet

    大団円。
    さすがに東城とくっつくと思っていたんだがなー
    みんな可愛かったぜ。
    このぐらい愛されてみたい。

    投稿日:2013.02.09

  • アヤメ

    アヤメ

    微妙にエロいですが、好き!
    出てくる女の子みんな可愛くて、胸大きいとかうらやましい(笑)
    みんな可愛くて大好き!
    主人公とくっついて欲しいのはやっぱり東城だな…!

    出版日:2002年08月07日~2005年12月07日(19巻完結)続きを読む

    投稿日:2010.05.31

  • to-cyann

    to-cyann

    絵に惹かれて購入。ハーレム男という紹介文にも興味がわいた。淳平…お前はなぜそんなにフラグを立てるのだ!最後は私にとっては最高の終わり方であった。まぁあの子でももちろん良かったというのであろうが。誰も選択しないという選択がなかったことは称賛である。続きを読む

    投稿日:2010.04.24

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