【感想】シャーロック・ホームズの回想

アーサー・コナン・ドイル / 光文社文庫
（32件のレビュー）

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総合評価:

平均 3.9

上海かんすけ

1

探偵になる切っ掛けと　世を去る事件

短編集です。

あっさりと読めます。
シャーロックホームズシリーズは冒頭に犯人の形跡や伏線は見せません。
ひたすらに、物語の進行（ワトソンさんの回想）と共に段々と手がかりを見つけていきます。

常識に…照らしたワトソンさんの推理と探偵。ホームズのそれを突破する行動。
始まりはホームズが学生時代、同級生の家庭に起こった悲劇を解決する『グロリアスコット号』

最後はワトソンさんの予想と判断を上回る天才達の戦い、そしてホームズの死『最後の事件』

圧巻でした。続きを読む

投稿日：2015.04.04

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ブクログレビュー

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万年筆好きムギムギ

12の短編が楽しめます。
シリーズ4作目です。
1作目から読んできましたが、シリーズを読む前に抱いていたホームズ像が、ずいぶん変わりました。
病的なほど事件にのめり込んだり、探偵の知識を努力の結果(本…人は努力とは思っていませんが)身につけたりと、意外な一面を見せてくれます。
今後のシリーズが楽しみです。続きを読む

投稿日：2024.03.24
タケ

このレビューはネタバレを含みます

「名馬シルヴァー・ブレイズ」「ボール箱」「黄色い顔」「株式仲買定員」「グロリア・スコット号」「マスグレイヴ家の儀式書」「ライゲイトの大地主」「背中の曲がった男」「入院患者」「ギリシャ語通訳」「海軍条約文書」「最後の事件」冒険よりも内容覚えていないのはなぜだ…さらっと読んでしまったからか…マイクロフト初登場したけれど、割とキャラが濃いな（笑）。モリアーティ教授の存在感もすごい。
レビューの続きを読む

投稿日：2024.01.15
琴吹唯

大レースの本命馬が失踪、その調教師の死体も発見されて英国中が大騒ぎとなる「名馬シルヴァー・ブレイズ」。そのほか、ホームズが探偵になろうと決心した若き日の事件「グロリア・スコット号」、兄マイクロフトが初…めて登場する「ギリシャ語通訳」、宿敵モリアーティ教授と対決する「最後の事件」まで、雑誌掲載で大人気を得た12編を収録した第2短編集。続きを読む

投稿日：2023.10.09
司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）

「大レースの本命馬が失踪、その調教師の死体も発見されて英国中が大騒ぎとなる「名馬シルヴァー・ブレイズ」。そのほか、ホームズが探偵になろうと決心した若き日の事件「グロリア・スコット号」、兄マイクロフトが…初めて登場する「ギリシャ語通訳」、宿敵モリアーティ教授と対決する「最後の事件」まで、雑誌掲載で大人気を得た１２編を収録した第２短編集。」

名馬シルヴァー・ブレイズ
ボール箱
黄色い顔
株式仲買店員
グロリア・スコット号
マスグレイヴ家の儀式書
ライゲイトの大地主
背中の曲がった男
入院患者
ギリシャ語通訳
海軍条約文書
最後の事件
あとがき　　私のホームズ旭堂南湖著続きを読む

投稿日：2023.06.26
す

黄色い顔がいい話だったので好き

短くて不思議で解決も鮮やかで読んでて面白い短編集だった
さすがに古いのであっと驚くというほどではないけど、期待はずれでもない塩梅で人気も理解できるし安心して読める

投稿日：2023.01.31
秋月那月(仮名)

ホームズファンにはお馴染みの
ホームズの兄マイクロフト
宿敵モリアーティが登場する短編集
底本や出版社によって収録作品が違う

投稿日：2022.12.22

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