【感想】コーリング

宮本佳野 / 麗人
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
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1
  • コーリング

    身分を明かさず、連絡先も知らない相手に一目惚れしてしまった圭吾。惚れた弱みというやつなのか、自分の都合のいいときにだけ会いに来るシキを待つ圭吾が健気で、シキを見送るときにジッと見つめるところなんかは涙腺が緩みました。
    シキにも事情があるのはわかりますが、ひたすらシキを待ち続ける圭吾の想いが切なかったです。

    同時収録の「ナイト・コール」
    対テロ組織の捜査員候補として訓練をしていた志乃は、ゼロ課採用のための適性試験である男と出会う。試験の内容は教官であるこの男と一夜と共にするというもの。想像さえしなかった試験の内容に志乃は困惑する。

    土壇場で怖くなり思わず弱音を吐いてしまった志乃を、大人の余裕で志乃の戸惑いごと抱き込んでいく教官が憎らしいくらい格好いいです。無表情に見える教官の目元に浮かぶ微かな感情。その色気のある眼差しに、志乃の気持ちがかき乱されたわけがわかります。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.10

ブクログレビュー

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  • koma

    koma

    表題作は少し未来のテロが頻発する時代の話。表題作も同時収録の短編も、なんかちょっとモヤモヤしたりスッキリしない部分が色々あって…惜しい

    投稿日:2016.05.19

  • 那義乱丸

    那義乱丸

    『コーリング』『ナイト・コール』は近未来の日本が舞台で、少しハードな味付けが新鮮な感じで楽しめました。シリーズとして続くそうなのでこの先が楽しみです。『黄金の雨』謎解きを含めた心の探りあいといったメンタルなお話も好きなので、これも楽しめました。続きを読む

    投稿日:2011.02.23

  • marumari9988

    marumari9988

    人気出そうな設定なのに、なんかゆるくてもったいないー!!
    ここはエロよりシキ達の特別班としての仕事の描写がもっと読みたかった。設定を徹底的に生かした上でのBL・・・の方が深みが出ると思う。

    投稿日:2010.12.13

  • 魔人ぷぅ

    魔人ぷぅ

    「あらすじ」読んで、もうちょっとハードボイルド・タッチのものを想像してました。

    ちょっと、今回の作品はぬるかったね。

    投稿日:2010.09.07

  • hyfm

    hyfm

    内容は、テロが頻発する近未来(?)、内気な主人公がバーでシキに出会って、酔いつぶれたシキに強引に迫って怒らせてしまう。シキが警察官系で働いていると知った主人公は、やっとシキに再会する事ができ本懐を遂げるのだけど……。
    平積みになっていたから買ってみたけど、基本的にこの作家さんがダメなのかもしれない。まず絵がダメ。なんていうか、過度な上目遣いに見えちゃう感じがちょっと。それと、思いを寄せる主人公が内気なんだか強引なんだかキャラがよくつかめないし、ちょっとストーカーっぽくて怖い。
    表題作の次に入ってた話はよかった。表題作にリンクした内容なんだけど、「仕事じゃなければいいのか」的な、大人の不適な余裕が好きだった。なのでその分の★です。
    続きを読む

    投稿日:2010.02.23

  • sacco

    sacco

    設定は素敵なのに、お話がちょっと物足りなかった感じが。。。
    表題作よりは読みきりのほうが今回は好みでした。

    投稿日:2009.03.04

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