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夏目祭子 / 彩雲出版 (8件のレビュー)
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総合評価:
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ななみ
読んだ当時は『ダイエットなのに我慢しなくていいの?』と衝撃を受けた本です。 『本当に欲しいものかどうか?』と自分に問いかけ、心の声を正直に聞いて食べるといいらしいです。 ですが、心の声が聞こえない…私には合わなかったようです。食べたいものを食べる生活をしていると、痩せなかったし立ちくらみに悩まされたりもしました。 バカ正直に欲求に振り回されろという話ではないと思いますが、私には無理でした。 ただ、長年のダイエットでNGな食べ物だらけになり何を食べたらいいか分からなくなっていた当時には、価値観をリセットできてよかったんじゃないかと思います。続きを読む
投稿日:2021.03.04
yume
このレビューはネタバレを含みます
ネットで無料立ち読みして、また紹介ブログやコメントを見て、目からうろこ・・・! そういえば自分に厳しくあたっていました。 そんなにビシバシやっても投げやりになって痩せないよね・・。 と心を入れ替えたところ、急に色々楽に。 精神的にも少しゆとりが出たし、なんと便秘もするっと治りました(笑) ちょこっと文章読んだだけなのに、食欲も自然な食欲になった気がします。 体重が一日で-0.8、次の日-0.2減りました。 以下、今まで心に響いたことなど。 ・自然に食欲が減るのと、食欲を抑えつけて制限するのとは違う。→痩せてる時はダイエットを意図的にしたというより、食欲が自然になくなった結果体重が落ちた気がする。 ・体調、心の健康を整えれば、体型(体重)は自然とついてくる。 ・食べていいと自分に許可したら、逆に食欲が減った。 ・制限ばかりだとストレスたまってかえって食べたくなる ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下、実際本を読んでみて。 前半はダイエットの歴史、摂取カロリー、消費カロリーなどを論文っぽく科学的に語られています・・。 分析結果をひたすら聞いてる感じで、正直言って前半はあまり面白くない内容でした。 中盤から精神論、哲学的な内容になってきて、とても興味ひかれました! もはやダイエット論ではなく、生き方や考え方みたいな・・。とても痩せるための本を読んでいるとは思えない、「自己肯定感、自己信頼の大切さ」とか、日々の自分を大切にすること、を改めて気づかせて頂きました。 やせるというより、自分自身、本来の自分に目覚めさせてもらった感じです。 そして自分を大切にしていくことが、結局やせることにつながっていくんだなぁ~と感じました。 読んでいるとありのままでいいんだ、無理したり、がむしゃらに頑張らなくていいんだとわかり、心が楽になり、力が抜けました。読むといい意味で眠くもなりました(笑) 特に後半の精神論はすごくためになりました。 元々鬱っぽいところがありますが、 鬱も、ダイエットがうまくいかないのも、体重が増えてしまうのも、結局は現実から目をそむけ、自虐行為に逃げていただけなんじゃないかなぁ~と気づかせて頂きました。 他サイトのレビューにもありましたが、一度はぜひ読んで頂きたい!精神的に学び、気づかされることが多い、心の成長を促してくれる、本当にそんな本です。 またしばらくぶりに読んでも、ダイエットがうまくいかない時に読んでも、「痩せれるかもしれない」「できる気がする」と思わせてくれる。勇気と希望をもらえる本。そういう意味でもとても有難い。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下、ためになった文、心に残った箇所など。 ・食べ物は、私たちの体に楽しい形でエネルギーを与えてくれる「ありがたいもの」。 ・満足すれば痩せる。知的刺激、心の栄養。大切なのは自己信頼の強さ。 ・無理やり思い通りに変えようとするのでなく、望ましい方向へ整えながら「なるのに任せる」と理想と現実が一致。植物を育てるみたいな。 ・私たちの心と体が一致協力した時に初めて望んだ変化は現れる。辛い苦しいのはすぐやめた方がいい。続けても効果はでないから。これは違う!いける!ダイエット中もわくわく楽しい→何らかの効果が出る。 ・〇〇ダイエット→特別な食事に自分を従わせる→その時々の欲求を折らねばならぬ不自由感が積もって反動を呼びやすい。(自分でその時の欲求に素直に、自然体にするのが大事。) ・好き、嫌い、快、不快といった自分自身の素直な感受性を通して判断→自分自身を信頼する練習になる。 ・心と体の回路がぐるぐる回って滞らない→痩せる状態。体や心が求めるのは時と場合によって変わっていく。そのために大事なのは誤魔化すことなく自分の欲求と向き合える正直さ。 ・「○○が揃うまでやれない、できない。○○ができたらこれをやろう」、等を思い切ってやってしまう。エネルギーが心身共にまわり、満たされているとやせる。 →確かにその通りだなぁと納得。 ・過食もこのままでは?と不安になる。が、過食も止めずに思い切りやれば必ず終わりが来る。食べようよ、と自分に話しかけても「いや、今は要らない」と強い拒否の思いが湧いてくる。そして心には、「食べ過ぎたって、別に恐ろしい事が起こるわけじゃない、平気なんだよ。」という事実を学習させること。→事実死ぬわけじゃないし…。また再度過食になっても波が慣れて、弾むボールの波が小さくなっていくように、短い期間でふり幅弱くて回復できるようになる。やがて恐れるほどのものじゃなくなる。 ・非力感、被害者意識→力がほしい、誰かのせいでこうなった…→自分には解決する力がないと思ってしまう。そうではなく、明らかに自分のせい。自分で変えられる力を持つ。 ・依存症の回路をわざわざ選んでいる。自分の感情や欲求を直球で感じるのが怖いから。 ・過程(プロセス)を引き受ける覚悟。過食もダイエットも、共に「現在の自分の否定」。「ダメな行為」と自分が思っていることに逃げ込んで耽る、自虐趣味の一つ。 ・過程から逃げない。嫌な状態もそういう段階として引き受ける。間違っている状態も一つの段階として。きっちり体験すれば必ず次が来ると思って。変化はニュートラルでいると起こりやすい。奇跡な現象は往々にして私たちの監視の目がはずれた時に起こるもの。 ・得体のしれない、不安や、または不快な感情を感じないために過食を使ってきた。それは問題を先送りする効果も持っている。→感情が湧いて来たら、思いっきり味わってみる。「○○だぁ、○○だぁ」と感情として放出するように。気持ちだけを開放してやればいい。 ・感情のエネルギーが出口を求めている時に、それを封じ込めるために不要な食べ物をくわえ込む→さらにエネルギーを取り込む真似→体は尚更重くなる。ところが、自分の発する感情を、全て否定しないで引き受けるつもりで抱きしめてやると、それは自分が動くためのエネルギーへと形を変える。(否定しないで全て引き受け抱きしめてやると、逆にやる気が出てくる。じゃあちょっとくらい無理してもいいかな、頑張っちゃおうかな、我慢してもいいかな、って。聞いてもらえたから、受け止めてもらえたから。 ・内側と決着がつけれた時、、内側のエネルギーをうまく輝かせることが出来た時、私たちは依存症である必要がなくなる。摂食障害とダイエット。でもそれは決着がつく。私たちの内側にあふれるエネルギーを生み出す資源が内蔵されているから。 ・もう、食べ物をやせ薬扱いすることも、太り薬扱いすることもやめましょうよ。
投稿日:2015.03.05
memigumi
フォトリーディング94。太るも痩せるも全身全霊。美しいのは健康=過不足無い時。何かを我慢するダイエットで健康維持は幻想。
投稿日:2014.07.20
くれよん
ダイエットに対する意識が変えられた本。それとともに、ダイエットや恋愛に依存してしまったり、過食をしてしまったりする自分について深く考える為のきっかけになった。 すぐには依存する状態を抜け出せるとは思わ…ないけど、そういう自分の感情も必要なものとして自分を受け入れてあげたい、と思わせてくれた。続きを読む
投稿日:2013.02.06
linkty
カロリー制限しても痩せない、反動で暴食してしまって太る、運動は続かない、けどやらないといけないとストレス・・・ そのへんを覆してくれる本。 心の声をしっかり聞くことができるかどうかがキモっぽい それなしに思いつくままに食べてたら太る その辺、ブレてるだろう感性のポイント解説や心のフォローがバリエーション豊かに書かれてたのが印象的。 あとは実践あるのみ
投稿日:2012.08.29
こころの勉強中
人によって合う合わないはあるけれど、あたしには救いの1冊!食べることを我慢するなんて、すごく酷なこと。食べたものを吐いてしまうくらい追いつめられる前にも後にも、お願いだからこの本を読んでほしいです。
投稿日:2010.06.05
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