【感想】「働くこと」を企業と大人にたずねたい

中澤二朗 / 東洋経済新報社
(12件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • shinshu

    shinshu

    ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB04985415

    投稿日:2022.03.02

  • 郁音あやり

    郁音あやり

    昔研修で聞いたお話。

    旅人が道を歩いているとレンガを積み上げる者がいた。
    何をしているかと問うと「レンガを積んでいる」と答えた。

    道を進むとまたレンガを積み上げるものに出会った。
    何をしているか問うと「壁を作っている」と答えた。

    さらに足を進めるとまたレンガを積み上げる者がいた。
    何をしているか問うと「素晴らしい大聖堂を作っている」と言った。

    3人のしていることは同じ。けれどこんなに違う。

    願わくば人々には3人目のレンガ積み職人になってほしい。



    中澤さんの言っていることはつまりこういうことでしょうか??
    目の前の仕事(壁)を世の中と結びつけそれがどんな風に役立つか考えること=穴

    私は自分の仕事が今の世の中、そして未来にどんな風に役立つか分からない、実感も得られない。
    だから仕事辞めたいと思う時があるんです。

    仕事壁はきっと楽なんですよ。思考停止、ただ毎日を生きるだけ。
    でもそれだと何のために生きるのか分からない、働きたくなくなっちゃう。


    うーん、理解できてるのか分かんない。抽象的なお話だから自分の実感として得難いなぁ。
    講演会とか行ってみたい。そしたらまた違う風に理解できるかも?
    続きを読む

    投稿日:2020.01.07

  • omitea

    omitea

    採用しても人がすぐ辞めてしまったり、新卒採用を始めたりと、採用に関して、いろいろと考えるところがあったので、そもそも働くとは何か?という点に原点回帰し、何かヒントにならないかと思い読みました。

    え方や、価値観など、形の無いものがテーマなので、1回読むだけでは、理解が難しい内容でした。続きを読む

    投稿日:2014.03.10

  • j-center

    j-center

    2011年10月16日のブログから。 
    http://jqut.blog98.fc2.com/blog-entry-1404.html  

    ここでのご紹介が遅れていたお仲間の著書シリーズ、ジローさんです。ジローさんとは飲み友達です。ほとんど飲み会でしかお会いしていません。時折、セミナー等でお会いすることもありますが、たいていはそのあと飲んだりします。出会いは「やゑくら」という八重洲でうどんを食らう会でした。最近の「やゑくら」は、エスパーとミュージカルに傾斜しています。

    これはもうジローさんの思いのつまった本です。そして東京大学の玄田有史先生がほんとに素敵な解説を寄せられています。私たち、長年人事をやっている人間にとって最も根源的な問いである「なぜ人は働くのか」、これに真正面から応えようとしている人事パーソンはそうそういません。でも、ジローさんはそれを追いかけます。

    ジローさんは詩人で哲学者です。でも論理家です。飲んで話ているとものすごく情の人のように感じますが、玄田先生指摘するとおり、論理の人でもあります。情だけでは人に理解を得ることは難しいケースは少なくありません。人事という仕事には、この両方が必要なのです。経験談や事例に頼らずに、1冊の本に仕上げあげたのはものすごく強い思いの表れです。たまに広尾の商店街で行方不明になったりしますが。

    「良き企業」とはどういう企業か。「良き企業人」とはどういう人か。「良き企業人」にどうしたらなれるのか。「良き社会」とはどういう社会か。これが本書で投げかけられる素朴でかつ根源的な問いです。

    ジローさんは様々なモデルを提供します。

    ・3つの喪失…生きがいの喪失、つながりの喪失、企業活力と暮らしの土台の喪失
    ・2つのジレンマ…利潤のジレンマ、幸福のジレンマ
    ・2つの承認…成果の承認、人格の承認
    ・2つの時間軸…人間の時間軸(人間の論理、普通の顔)、産業の時間軸(産業の論理、会社の顔)
    ・3つの成果主義…ニワトリの成果主義、タマゴの成果主義、生きがい成果主義

    そして極めつけは「実践NJ法」となるのですが、いずれかに興味をもたれた人は是非、本書を紐解きください。

    そしてジローさんは、仕事に新しいメタファを持ちだします。一般的に仕事にはよく「壁」というメタファが用いられます。ぶつかっても跳ね返させる高い「壁」、ジローさんのいう「きつい、ものうい、いたたまれない」仕事のイメージとひどく親和性のあるメタファーです。

    しかし、「仕事を通して(とおして)」「仕事を通じて(つうじて)」という表現も実はよく使われます。ここから転じて、ジローさんは「仕事とは穴」なのだといいます。穴だからこそ、それを通じて進むことができるのです。ここに玄田先生が喰いつきます。玄田先生のあとがきの言葉をそのまま借りれば次のようなことです。

    「仕事に必ず自分だけの穴があることは、信念であると同時にまぎれもなく事実なのだと。中澤の言葉には、働くことを前にした若者に限らず、日々の仕事に悪戦苦闘する企業人にとっても、勇気と元気を感じさせるものがある。仕事を閉塞した壁ではなく、穴であると見なせば、その穴からはいつの日か清々しい風も吹いてくるはずだ」。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.10

  • komoda

    komoda

    http://www.toyokeizai.net/shop/books/detail/BI/1fabc1cf2eb6a4516bdf2f14b3a4ef3a/

    投稿日:2013.10.04

  • homepageth

    homepageth

    学士力の涵養や自己の能力を伸ばすためのヒントとなる
    書籍類、職業選択や人生設計に必要な資料を集めています。


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    〔所蔵情報〕⇒ http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/xc/search?keys=11111038288
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    投稿日:2012.04.26

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