【感想】長門有希ちゃんの消失(1)

ぷよ, 谷川流, いとうのいぢ / ヤングエース
(28件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
6
6
12
0
0
  • 癒し系の長門有希

    言わずと知れた「涼宮ハルヒ」シリーズのスピンオフですが、私は本編よりも先にこちらを読んでしまいました。
    後からハルヒシリーズを読んで驚きましたが、有希ちゃんが本編とは別人のようによくしゃべり、感情が表に出て内気で照れ屋な姿が凄く可愛らしいです。ストーリーは学園もののラブコメで有希ちゃんが片思いするキョンとの先行きがかなり気になりますが、コメディ要素も秀逸でうっかり声に出して笑ってしまいます。そして、1巻目の山場は何といっても文芸部のクリスマス会!オリジナルメンバーも交えた楽しい会の中、有希ちゃんとキョンの二人は・・・。
    最終的にはハルヒシリーズが気になってくるかもしれませんが、こちらのスピンオフを先に読んでも十分楽しめる内容になっています。ほのぼのとした長門有希に癒されたい方には必見です!
    続きを読む

    投稿日:2015.05.24

  • ぷよ氏による、いわゆる消失長門のif世界ラブコメ

    ぷよ氏は涼宮ハルヒちゃんの憂鬱というスピンオフを先に手掛けており、そこでの長門キャラも幾分混じっています。(ゲーマー成分)

    涼宮ハルヒがSFめいた正統ジュブナイルであったのに対し、キャラ造形(設定ではない)のみでラブコメったのが本作であり、いい意味で記号的なキャラクターが暴れまわり、且つちゃんとストーリー性を維持しているという、何かよくわからないケミカル反応をしてある意味オリジナル化したといえる異色作。
    一見、キョンのハーレムマンガにも見えるのだけど、ラブコメとしてキョンに対するヒロインの役付けが緻密になされていて、ハーレム化はしてない・させないぜという意志を感じます。
    「涼宮ハルヒはダブルヒロインもの」という原作をキッチリ引き継いでいるあたり、原作ファンもニヤリとできるんではないでしょうか。


    消失の切なさ成分を一番受け継いでいるのは、何を隔そう古泉くん。せつない。
    続きを読む

    投稿日:2015.05.26

  • 原作「涼宮ハルヒの憂鬱」とのギャップ

    本作では涼宮ハルヒの憂鬱で登場した無表情・無感動・無感情の長門有希ちゃんが純情乙女として表情豊かに描かれています。中でも、キョン君との会話のシーンは少女漫画の様であり原作とのギャップを大きく感じさせます。青春真っ只中の長門有希ちゃんをご覧になってはいかがですか?続きを読む

    投稿日:2015.10.07

ブクログレビュー

"powered by"

  • キじばと。。

    キじばと。。

    谷川流原作のライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズのスピン・オフ作品で、シリーズ第4巻にあたる『涼宮ハルヒの消失』(2004年、角川スニーカー文庫)に登場する「消失長門」を中心とするラブコメディです。

    北高の文芸部に所属する長門有希(ながと・ゆき)は、ふとしたきっかけでキョンと呼ばれる少年に恋をすることになった、内気な少女です。そんな彼女が、親友の朝倉涼子(あさくら・りょうこ)に支えられながら、キョンといっしょにクリスマス・パーティをおこなうことになります。続きを読む

    投稿日:2021.02.08

  • いりあ

    いりあ

    2015年からアニメ放送が始まるぷよの"長門有希ちゃんの消失"の第1巻。話の内容云々よりも、キャラデザで、いとうのいぢの絵に慣れていると、ちょっと違和感を感じます。また、パロディ作品なので、原作崇拝者には向かない作品です。その辺を乗り越えた場合、涼宮ハルヒの消失の世界観をベースに、もし朝倉涼子が暴走しなければ、こんな世界もあったかもしれないですね。やっぱり、感情豊かな有希というのもアリです。タイトルの"消失"がどんな展開になるのか。楽しみです。続きを読む

    投稿日:2015.02.21

  • 隼レイカ

    隼レイカ

    県立北高校文芸部所属の長門有希は、同じく文芸部員のキョンに秘めた想いを抱く内気な女の子。親友の朝倉涼子の助けを借りつつ、文芸部室内でクリスマスパーティを行おうとする。「消失長門」が贈る衝撃のラブコメディ、登場。続きを読む

    投稿日:2015.01.07

  • kotarotsuchiya

    kotarotsuchiya

    このレビューはネタバレを含みます

    消失を読んで
    あのとき感じたことが
    また湧き上がってくる
    こんな世界があってもいい
    暴走してしまった朝倉が、
    監視役のために最小限の機能しか持たされなかった長門が、
    ふつうのふつうだったせかいがあってもいい

    だって小説だもん 空想だもん 夢だもん

    消失してしまったあの世界が、もし本当の世界だったら
    それでもやっぱりいつものメンバーは集合して
    なんだかんだと楽しい高校生活を送ってる
    そんな勝手な想像が形になってるのをみると
    なんだか 愛しさと切なさと心苦しさがまじりあって、、、

    元ネタ必読  ってかこれ読む人で元ネタ知らん人なんかまずいないか
    映画版ではだめだ 小説読め

    朝倉&鶴屋 大活躍 俺得すぎる

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.05.18

  • ice17

    ice17

    本家の漫画を知らなくても理解できる

    けど本家を読んでからの方がいいかもね

    萌えです

    一言で表すと

    萌え

    投稿日:2012.04.01

  • georama boy

    georama boy

    このレビューはネタバレを含みます

    ハルヒシリーズが止まっている間に、公式スピンアウトという名前で、要は公式の同人の最上位に位置するのがこの作品なのだろう。
    多くのSSが補完してきたであろうハルヒのサイドストーリー、要は読者の妄想を形にした中でも「消失長門」という素材をつかったラブコメというわかりやすい作品。
    しかし、ハルヒのキョンに「落ちる」シーンのラブコメぶりと、原作の脳内補完っぷりはすばらしいと思います。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2010.12.29

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。