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佐藤尚之 / アスキー新書 (187件のレビュー)
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総合評価:
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Anony
感想 マスの時代。今は個の時代へと移行した。ネットワークは小さいが多様に多重に折り重なる。どこに結節点を見出すか。どうアプローチするか。
投稿日:2023.12.23
のすた
内容が古かったので自分にはあまり新しい視点はなかったが顧客とのコミュニケーションデザイン、商品丸裸時代の視点は忘れないようにしたい
投稿日:2023.09.14
s2893
2008年に出版されていたことは衝撃。SNSの時代だからこそ、広告業界のみならず、マーケティングに関わる人はもれなく一読の価値あり。
投稿日:2020.04.06
totti1025
【学んだ事】 第一章消費者へのラブレターの渡し方 ▼広告とは、商品に関心すら持っていない相手にこちらを振り向かせ、あわよくば好きになってもらい、勝手もらおうと画策する、ハードルの高いコミュニケーション…である。 ▼インターネットが普及してきた時点で、ラブレターは相手に届きにくくなった。 ①他に楽しい事がたくさんあり、ラブレター自体に興味がなくなる。 ②読んだとしても、口説き文句を信じなくなった。 ③友達と詳細に検討し、友達に判断を任せたりするようになった。 ▼モテない人はどうやってラブレターを渡せばいいか ①相手の行動を調べ、よく観察し、相手の身になってみる。 ②その上で相手の行動を先読みして待ち伏せし、確実にラブレターを渡す。 ③他の楽しい事に目がいかないように、感動的なラブレターで口説く。 ④相手の友達にも気に入られるよう十分ケアする。 ▼ラブレターは渡した後も大事 ①渡した後、脈がありそうなら、すかさずもうひと押し。 ②付き合いが始まった後も、細やかに気を使う。 ③付き合ってもライバルは次々と現れ、相手は友達と相談していることを忘れない。 ④長く付き合うためには、良いところだけでなく、欠点も公平に見せていく事。 ※購入後こそ、ブランド・イメージができる。 第二章 広告はこんなにモテなくなった ▼インターネットの出現によって、CMの時代が終わってしまった。 ・広告でお化粧してマスメディアからトップダウンに流しても、消費者がヨコにつながって「商品のスッピンの姿」を教え合ってしまう。=商品の真の姿を映し出す「ラーの鏡」 ▼ネットの出現+情報洪水+成熟市場 ・疑い深い消費者の登場。 ・消費者はお茶の間にじっとしていない。 ・「友達・好きな人・信頼できる人」という強力なメディア ▼受け手から送り手へ。ターゲットからパートナーへ。 ・広告活動及びブランディングに参加してもらう。 第三章 変化した消費者を待ち伏せする7つの方法 ▼気まぐれにメディアを渡り歩く消費者をどこで待ち伏せるのか ①消費者のコンタクト・ポイントで待ち伏せる。 ②新しいメディアを創って待ち伏せる。=メディア・クリエイション ③口コミを利用して待ち伏せる。 ④CGMで待ち伏せる。 ⑤エンターテイメントの中で待ち伏せる。 ⑥検索結果で待ち伏せる。 ⑦メディアニュートラルに考えてクロスに待ち伏せる。 ※これらを全て駆使しコミュニケーション・デザインをする。 第四章 消費者をもっとよく見る ▼コミュニケーション・デザインの初動はその人のことをきちんと知ろうと目を凝らし、耳を澄ます。 ※消費者の方が商品よりも偉い時代である。 ・伝えて貰いたがっている人の事をリアルに想像する。⇒徹底的に分析する。 第五章とことん消費者本位になって考える ▼スラムダンク一億冊キャンペーンで学んだ事 ①初動に時間を掛けることの大切さ。 ②自分たちが「伝えたい相手」になってみること。 ③商品は消費者のものであるという発想。 ⑤相手が一番望んでいることをするという考え方。 ⑥伝えたい相手にだけ伝えるというスタンス。 ⑦相手を巻き込み、参加してもらう事の大切さ。 ⑧コミュニケーション・デザインをやり抜くというのは実はすごく大変であるという事。 第六章クリエィテブの重要性 ▼価値変容を起こすような強い表現があってこそ、二番手が一番手に勝てる。 ・商品的にも市場的にも圧倒的な不利な二番手を、広告の力で一番手に押し上げることこそ広告の醍醐味だし、それを志さなければ広告マンである意味がない。 ▼商品丸裸時代のクリエィテブ ①認知を徹底する事。 ②よりプロモーショナルになる事。 ③ありのままの自分を出す事。 ⑤買ってくれた人をもてなす事。 ⑥買ってくれた人に参加してもらう事。 第七章すべては消費者のために ▼より長期的に消費者とつきあっていく。 ・変化した消費者は、長めに付き合っていくことで、強力な味方になる。 ・企業のソリューションは消費者のソリューションへ。 【実践できる事】 ①消費者をよりよく理解できるように、様々な情報を得た時、「この変化によって、生活者はどう思っているのだろうか?」といった視点に立ってみる。 ②提案がある場合でも、自身のアイデアを考えて発言してみる。コミュニケーションのキーになるアイデアを出した人がコミュニケーション・デザイナーという認識を持つ。 ③自身も、CGMを使いこなしていく。そして、アクティブコンシューマーとしての視点を持ち、どのような情報が人に響いていくかを考えていく。 ④最近続編のような形で出版された「明日のコミュニケーション」を読む。続きを読む
投稿日:2019.08.29
koyama1026
志村和明 009年09月30日 Twitterの力 昨夜Twitterにおいて、フォローしている@satonao310さん(佐藤尚之氏、電通クリエーティブ・ディレクター、名著『明日の広告』 (アスキ…ー新書 ) の著者)のつぶやきに衝撃を受けました。続きを読む
投稿日:2019.05.31
nishimu0810
このレビューはネタバレを含みます
「スラムダンク1億冊感謝キャンペーン」に携わった、佐藤氏の書籍。何かtoCでMKTとかするときようのメモまで。 【機能→情緒に変わった消費者を待ち伏せる7つの方法】 気まぐれにメディアを渡り歩く消費者にどう偶然を装って出会うか。やや無理して7つにしている印象もあるが(相互に関連しているところもあるので)、 1.消費者のコンタクト・ポイントで待ち伏せる 顧客との接点を全て抑えておく必要がある。ネット、店頭、友人、Amazonなど、その中で気持ちを高めるさせる。(Amazon検索→そのまま購入には勝てないが…) 2.新しいメディアをつくる ナイキがゴミ箱をバスケットゴールに見立て、消費意欲を高めた、など 3.口コミを利用 人に伝えられることを目的にしたコンテンツを配信(パロディられる、シェアされる前提) 4.CGMで待ち伏せる。 Consumer Generated Media。有名人や名ブロガーに「いいね!」の言葉を引き出すように働く。悪例としてペニオク。 5.エンタメで待ち伏せる 映画の劇中で商品を利用してもらうことで広告とし、視聴者を消費者にする。 6.検索結果を利用する SEO(Search Engine Optimization)。検索の結果画面の上位に自社サイトが表示されるよう対策する。AISAS(Attention→Interest→Search→Action→Share) 7.メディアをニュートラルに考える メディアといったらCMやWebに縛られない。ドックフードなら電柱広告もあり。
投稿日:2019.01.24
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