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小嵐九八郎 / 講談社文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
scireader
新左翼史の概略について知りたい人には便利
筆者は元解放派ということもあって中原一の記述に力が入っている。 変に自分の意見を加えないため読みやすい
投稿日:2014.05.12
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show
ちょっと前の世代のよくわからない人たちの話。 何かで紹介されていたので図書館から借りたのだが,なんだかなーの人が多すぎ。
投稿日:2015.01.04
ST25
1960〜1970年代の新左翼運動を闘い、今は死んでいる27人(運動に絡んで死んだ人が中心だけどそうでない人もいる)の生涯の記録に、その時代の状況や自らも活動家であった著者の感想・感慨を交えて、クセの…ある筆致で記した本。 命を懸けて理想に走る人生に「おっ」と感じつつも、結局、その動因が「若さ」(か年をとってると偏狭なイデオロギー)だと知ってがっくりきて、最後には、空しさと儚さだけが残る。庄司薫の「若々しさのまっただ中で犬死しないための方法序説」なんて言葉を思い起こした。続きを読む
投稿日:2008.06.17
sagami246
ソ連と東ヨーロッパの社会主義・共産主義体制が崩壊してから既にかなりの年月が経つ今となっては、日本の学生運動や新左翼運動というのは、どんな意味があったのだろうかな、と思ってしまう。この本の題名「蜂起には…至らず」というのも、ちょっと事大主義的というか、やや滑稽な感じを受ける。新左翼の党派は沢山あったわけであるが、なかでも、党派間の争い、さらには、党派「内」の争いによって命を落とした人が沢山いることを思うと、痛ましさに呆然としてしまうところがある。続きを読む
投稿日:2007.05.06
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