【感想】自分らしいキャリアのつくり方

高橋俊介 / PHP新書
(36件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
4
10
14
3
0

ブクログレビュー

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  • けけんけん

    けけんけん

    ・横型のリーダーシップが必要(レバレッジメモ行き)
    ・組織の壁を越えて自分の権限が及ばない人たちを巻き込んで問題解決にあたる「横型のリーダーシップ」が求められる。
    ・それは自分とは上下関係にない人たちを説得し、同じ目的に向かって動かす組織横断型のリーダーシップ。
    ・それを発揮するには、自分と違うバックグラウンド/計画/目標をもった人たちの、多様な価値観や感じ方や行動様式を理解し受け入れる感受性や、その人たちを説得し行動を起こさせるコミュニケーション能力、さらには人間関係に対する細やかな気配りなどが不可欠。
    ・縦型のピラミッド組織では、権限や上下関係のないところで人を動かす発想そのものがないので、身につかない。
    ・習得するには、名刺を使えない仕事以外のところで横のリーダーシップを揮うトレーニングをしておくこと。
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    投稿日:2024.03.12

  • 黄身

    黄身

    このレビューはネタバレを含みます

    キャリアについて、年齢・性別・ライフスタイル関係なく、汎用性の高い内容を伝えている一冊。

    もちろん心持ちとして、得意を2つ作れ、とか、受動的になるな、とか、仕事以外に仕事で活かせる能力は磨かれる、とか持っていたらいいな、とあらためて認識したものもあったが、この本を読む対象者が就職控えている大学生向けなのかな?

    あまり、病気とかキャリアを綺麗に積み上げられていない自分にとっては、参考にならず…。

    ただ、この著者自身がさまざまな経歴の持ち主であることから、具体的な例のお話の引き出しは多くて、読んでいて「へ〜。」と楽しく読めた。

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    投稿日:2022.08.17

  • アガベ

    アガベ

    キャリアに対して受け身であった事に気付かされた。主体的に取り組もうという意欲が湧く内容であった。

    以下記憶に残った事

    やりたい事を絞らず、やりたくない事を減らし、数多の経験をし、やりたい事に気づける事が理想

    一つの専門性に特化するのではなく二番目に得意な事も深掘りしてやってみる

    自分の興味あることは諦めず勉強、情報収集を続ければ、いつかキャリアに関わることがあるかも

    周囲がもっていないスキルを先行して持つことは有効



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    投稿日:2022.06.03

  • Go Extreme

    Go Extreme

    1 ワークライフ
    仕事ばかりしていると仕事に必要な能力が身につかない
    仕事と私生活はバランスではなく統合が重要
    人生で大切なことは二つ以上ある
    日本の男は自分の求められている役割を誤解している
    デメリットは事前に見えやすいが、メリットはあとからわかる
    スローキャリアという生き方は、仕事よりも生活重視では実現できない
    お金を大切にしてはじめて精神的豊かさが手に入る
    嫌いなものリストを減らす努力が楽しいことをふやす
    2 能力開発
    追い込まれないと開発されない基礎能力もある
    魚は対面販売で買え
    遊ぶ能力が低いと仕事も楽しめない
    自分がされてイヤなことは他人にしてはいけないでは不十分
    意思決定を無理に論理的にしようとすると裏目に出ることが多い
    他人に教えることができてはじめて習得したといえる
    いま何を知っているかよりも、新しいことを学ぶ能力が大切
    3 キャリア形成
    新しい環境には適応すれど同化せず
    キャリアは目標ではなく習慣でつくられる
    キャリアの舵取りはキャリアフェーズのネ—ミングで行う
    辺境の仕事・辺境の組織がキャリアを強くする
    好きなことと向いていることは違う
    仕事選びや会社選びと同じくらい場所選びは重要
    二番目に得意なことをする
    いまの仕事と関係なくても、テーマを追いつづけることでいつかそれが仕事になる
    4 ジョブデザイン
    仕事には枠をつくるのではなくのりしろをつくる
    見えない化する社会だから見える化の努力が求められる
    目標を達成することがよいとはかぎらない
    結婚はだれとするかより、したあとが重要
    自分の仕事をプロフェッショナル化する
    知らないからとれるリスクもある
    5 ネットワーク形成
    情けはあるが義理はない沖縄に学ぶ開放的ネットワーキング
    転職するたびに人脈をふやす人と失う人がいる
    人にどう思われたいかを意識することがセルフブランディング
    部下は上司の人間観の鏡である
    予期せぬチャンスは親しくない人からやってくる
    信頼という能力は面と向かわないと育まれない
    6 組織のなかでの成長
    日本一長い朝礼で感情脳を緞える
    教えるほうが教わるほうより偉いわけではない
    人を育てる意識より人が育つ環境
    部下は上司だけによって育てられるものではない
    自分に向いている仕事が何かは自分ではわからない
    7 組織の見極め方
    就職は仕事選び以上に組織選び
    グローバル化の障害は日本人か日本企業か
    人を大切にするのではなく、どう大切にするかが重要
    人事に哲学があるかではなく、会社や事業に哲学があるかが重要である
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    投稿日:2022.01.17

  • ちゅん

    ちゅん

    キャリアを作る上での格言をまとめた本
    これだけ書くと何個かは良いこともある

    リーダー必要なのは思考・行動特性、試練を乗り越える過程で身につける
    無駄のない合理的キャリアは存在しない
    最初の段階では仕事そのものにのめり込む
    給与は仕事の満足度と正の相関関係がある
    社交動機、理解動機、達成動機、影響動機、伝達動機、感謝動機
    自律的に学ぶ能力を持つ人のほうがキャリア生産性が高い
    キャリアにフェーズごとに名前をつける
    天職、動機が能力として発揮でき、意味ややりがいを感じられる仕事
    ライフテーマを追い続ける、人生のテーマを活かせないかを考える
    付いた仕事で自分の動機を活かす働き方をする
    自分の仕事の顧客と提供価値を定義
    環境:チャレンジ度、上司の支援、成果意識、学習の見える化、事例共有、横のつながり
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    投稿日:2021.08.01

  • quazism

    quazism

    2009年の出版。高橋先生の考え方ダイジェスト版といってよい。
    昨年の講演会で言われていた沖縄の例もこの本で紹介されている。
    ジェラート、シャイン、クランボルツの引用もあり。
    ジェネラリスト、スペシャリスト、プロフェッショナル
    というお馴染みのキーワードも。
    続きを読む

    投稿日:2019.09.23

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