
総合評価
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powered by ブクログメモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1994924563487211815?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
0投稿日: 2025.11.30
powered by ブクログ①意見 あなたが一番いいたいことは何か ②望む結果 だれが、どうなることを目指すのか ③論点 あなたの問題意識はどこに向かっているか ④読み手 読み手はどんな人か ⑤自分の立場 自分はどんな立場にいるのか、自分は相手からどのような人物とみられているのか ⑥論拠 相手が納得する根拠はあるのか ⑦根本思想 あなたの根本にある想いはなにか ・論点・問いは疑問形 論点を「人間関係について」のように漠然と書かないで、疑問形にする。 例えば、「人間関係はどうすればうまくいくか?」「職場での人間関係の問題点は何か?」「職場で上司と部下の関係はどうあるべきか?」 ・自分の論へ反論する癖をつける 読み手が納得するか、説得するためには、相手の理由を知る必要。 ”利益効率重視の波は止められないとあきらめるか、会社がその方向だからこそ、専門性、「創出」の必要性を訴えるか。結論の出し方は多様だし、どれか1つだけが正しいわけではない。そこに考える面白さがある”
0投稿日: 2025.11.12
powered by ブクログコミュニケーションにより望む結果を踏まえ、伝えたい相手の状況、考えと、自分の考えと立場(相手との関係性)を、押さえたうえで、意見、論点、論拠を示す。 文書づくりだけでなく、あらゆるコミュニケーションに応用できる。例も一般的で分かりやすく、論理的な思考、コミュニケーションを学ぶ入門書として、非常に有用。
0投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログ2001年の文章だが、AIの時代に対するかなりの示唆を含んでおり非常に勉強になった。 文章生成に限らず、日々の生活で自問自答を続けることは大切だと思う。
0投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログ●まず、そもそも文章を書くための前提として、ゴールの設定と文章を構成する要件といったところから解説している。伝わる文章を書くためのノウハウも参考になる。
0投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログ山田ズーニーはたまに絶賛する人がいて,それで読んでみるんだけど,僕には響かないんですよねぇ。本書は『考えるとはどういうことか』のあとがきで激賞されていたので久しぶりに読んでみたのだけれど,やっぱり当たり前過ぎて物足りないんだよなぁ。。。この程度のレベルで蒙を啓かれるというのが一般的な文章レベルなのかもしれないけれども。確かに学校では機能文の書き方は教えてくれないですからね。 しかし,こういう文章術も生成AIの急速な発展によって無用の長物となるんでしょうね。文章を書けることの優位性が急速に失われていく時代に,物書き(法律家を含む)は何を売れば良いのか。これは真剣に考える必要があると思います。
0投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
社会人に成り立ての頃、ほぼ日イトイ新聞のコーナーでこの方の文章を読み心を掻き立てられたもの。 最近ブクログでレビューを見て、そう言えば昔読んだなぁと懐かしく思い、実家に帰った際に棚からお持ち帰り。 タイトルにあるようなそんな大仰な文章を書く役目もあるわけでもなく、自分の書く文章と言えばこのブクログのレビューや会社の業務メールくらい。 なので、こんな文章術の機能的なレベルアップを目指しているわけではないのだけどなぁ、と読み始めはちょっと目的ずれしてしまっているような気がしていた。 甘かった。 ひとりよがりな自分の意識に気付かされた。 ほんとうにどうでもいい雑文はともかくとして、文章には意見があり、それに呼応する問いがあってしかり。そして何のための文章なのかを明確に。 自分は自分、ひとはひと。 別に人の目なんてさほど気にしない、自分の思ったことを思ったように自分ごととして綴るんだと思っていたブクログレビューですら、対象の本は面白かったか?という問いがあり、賛否の意見があり、そのときの自分の心理状態の記録という目的がある。 それを意識せず、ただ思うがままに書き綴るだけでは未来の自分にだって伝わらない。 ましてや、少なからず人へ影響を及ぼそうとする文章、何らかの情報伝達をするための文章とあれば尚更。 自分は自分、ひとはひと。 実はズーニーさんも本書の中でこれでもかと目的を達成するための文章術を繰り広げておきながら、行き着く先は上記の心境。 でも、そこに行き着くまでに問いと自分の関係性を考えたり、相手からの目線を考えたり、論拠を正当なものに整えたりと一旦視野を広げた上での原点回帰。 自分だけの視野で、自分は自分、ひとはひとなのはひとりよがり。 周囲を慮って辿り着いたそれが個性というものと思い至った。 肝に銘じたい。
34投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中学や高校時代に、 授業中に思わず前のめりになるような、 おもしろい話しをする先生に出会った経験は、 誰にでもあると思う。 ズーニーさんの本を読んでると、 その感覚に近いものを呼び覚まされる。 久しぶりの感覚。 なんかの「心の奥のボタン」が押され、 新しい感覚が芽生えるというか…。 「なぜ」が小論文の核心。 小論文とか何か?の問いの答えの最大公約数。 「なぜ」は小論文のはじまり。 「なぜ」を考え、「なぜ」を書く。 小論文と書くから固く聞こえるが、 結局は、 文章を書くことは、発信すること。 意見を。考えを。 自分の根本思想。 「根本思想」を深く掘り下げ、 分け入って分け入って「自分の核」を見いだす。 これだ。 104ページの根本思想の章は、心に響く。 引用 想いに忠実であること 文章で大切なのは、自分の根っこにある気持ちや生き方にうそをつかないことだ。 嘘をつけばバレる。言い切れないから。 文章は、この点で甘くない。自分の生き方にうそのない文章を書くことは、実は最も有利な戦略なのだ。 * 「考える」 自分の頭で、本気で「考える」 これをやっていない人が多く、そう言う人の文章は、何も伝わって来ない。との事。 確かに。 この「考える」を、本気でやり切っているか? 出し切っているか? 迫ってくる。 多角的に考える、問題を多角的に見る方法 これも参考になったので、ここに書き留める。 1.自分の体験、見聞を洗い出す 2.必要な基礎知識を調べる 3.具体的事例を見る 4.別の立場から見る 5.海外と比較して見る 6.歴史を押さえる(背景) 7.スペシャリストの視点を知る 本書は、 生きる戦略の本でもある。ビジネス社会で、上司を説得するとか。部下を導くとか。 にしても、 ズーニーさんにすっかり魅了されてしまった。 小説も書いてみて欲しいなぁ。とも思った。 ちょっと探してみても見当たらない…。 あるのかなぁ? 僕らの人生は、常にリハーサルであり、本番だ。 本番ばかりを意識すると緊張したり、臆したりで前に進めない。 逆にリハーサル気分で、本気にならないと勝負にならない。 リハーサルの気持ちで、 バンバン練習のような挑戦をし、本番の生きる。 僕らは、どこまで行っても途中。 一瞬、「できた」完成、達成感を味わうこともある。でも、ほんの束の間。 やっぱり、基本、途中を生きている。 読んでいて、 そんなことを感じさせてもらいました。 その他、上司への説得文、お願い文、議事録、ビジネスメール、お詫びのメールの書き方など、 実践的な内容もわかりやすく書いてある。 とてもわかりやすい。さすが小論文のプロ。 生きる上で、 文章を書く場面は、誰にでもある。 SNSもそう、ビジネスもそう。 だから、誰もが、読んだ方が良い。 伝えることを学べるから、 上手に話すことにも繋がると思う。
34投稿日: 2024.10.31
powered by ブクログ文章術というと、木下是雄著『理科系の作文技術』や本多勝一著『日本語の作文技術』以来20年位ぶりに読んだ(いや、他にも読んだかもしれないけど記憶にない)。 本書は上記の書籍とは異なり、文書をいざ"書く"段階の前である"何をどう"書くかにフォーカスを当てた書籍となっている。 私のような技術職でも提案や報告をしていると比較的基本的な内容とは思うけど、そうはいっても忘れがちになるのは否定できないので、定期的に読むことは悪くない。 "文章を書く"前の段階の内容なので、別にトーク・考え方としても通ずる話だと思う。
2投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ小論文の指導で有名な著者による、文章を書く時に必要な要素と実践例 相手と自分の立場を意識するというようなことや文章を書くときに盛り込む要件などはとても参考になる。 ただ、むしろ優等生的模範例的な内容で、「揺さぶる」ような個人的に著者に期待していた内容ではなかった。
0投稿日: 2024.07.25
powered by ブクログ人に考えを伝えるとはどのようなことなのか、長い間丁寧に考え続けている人が書いた本。 この本を読んで、文章という「自分」と「相手」を繋ぐ道具の使い方が少しだけクリアに理解できたように思う。
0投稿日: 2024.02.16
powered by ブクログどうしたら誤解されずに想いを伝え、読み手の気持ちを動かすことができるか 小論文のエキスパートが、よい文章を書くための戦略をアドバイスする書です。 ①意見 あなたが一番いいたいことは何か ②望む結果 だれが、どうなることを目指すのか ③論点 あなたの問題意識はどこに向かっているか ④読み手 読み手はどんな人か ⑤自分の立場 自分はどんな立場にいるのか、自分は相手からどのような人物とみられているのか ⑥論拠 相手が納得する根拠はあるのか ⑦根本思想 あなたの根本にある想いはなにか の7つが視点となっています。 ・書くことは考えることだ。だから、書くために必要なことを、自分の頭で考える方法がわかれば、文章力は格段に進歩する ・自分の頭でものを考える方法を習った人はすくない ・「何と何を考えればいいのか」それらを「どう考えていけばいいのか」を具体的に提案する 気になったのは、以下です。 ・入試の小論文対策は、最終的な読み手である大学側が、なぜ、どんな力を求めているのか、正しく深く押さえることだ ・文章を書く上で、基本となるのが、①論点、②論拠、③意見 である。 ・なぜ意見がでないのか ⇒いいたいことがたくさんありすぎて絞れない ⇒いいたいことが自分でもはっきりしない ⇒意見はでているのだが、自分が本当に言いたいことではない感じがする ・自分の意見が打ち出せない原因は ⇒考えていない ⇒大きすぎる問いをまるごと相手にしている ⇒自分の根本にうそをついている ⇒基礎知識、情報が不足していて意見をいう資格がない ・問い ⇒大きな問いを、いくつかの小さな問いに分けてみる ⇒問いを選んだり、整理しながら、自問自答を繰り返す ⇒問いが行き詰まったら、問いを立てるエリアを広げていく ⇒過去へ、そして、未来へ ⇒ 自分の身の回り、他者、世界へ ・論点 ⇒論点と意見は呼応する 問いと答えの関係にある ⇒論点は「問い」の形にする ⇒①論点を集める 読み手はだれか、そして、テーマは何か ⇒ ②論点を絞る ⇒ ③論点を決める ・相手に応じて書き分ける ⇒相手を理解するための問い ⇒相手の立場から見る ・論拠 ⇒視野を広げる ①自分の理由を挙げる ②相手の都合からみた理由を想定する ③相手の反対理由を正しく押さえる ④反対理由に合わせた論拠を準備する ⇒自分の考えをいったん、おいて、外をみる。しかも、意識的に角度を変えて、多角的にみる ・根本思想 ⇒根本思想を変えないかぎり、話題を変えても、読み手への印象を変えることができない ⇒自分の根本にかる想いが知りたければ、書いたものを要約してみる ・文章のチェック ・相手が読んでどう思うか ・一番言いたいことはなにか ・的確な論点を立てられているか ・文章を書くステップ ①結果をイメージする ②論点を決める ③意見をはっきりさせる ④論拠を用意する ⑤アウトラインを創る 論点⇒論拠⇒意見 ・多角的にものをみる 自分に反論してみる 対立する相手の論拠を押さえる 視野を広げる 再反論のあるアウトライン 自分の信頼性をたかめる ・お願いの文を書く お願いする・されるの両方の立場を身をもって経験する ⇒何をお願いしたいのか、なぜお願いしたいのか ⇒相手のやる気をどう引き出すか ×自分の都合ばかり、×だれでもいいという態度 ⇒ 〇志に共感してもらう 〇面白いと感じてもらう 〇相手がやる必然性がある ・メールを書く 冒頭に一番大切なことを書く 目次 プロローグ 考えないという傷 第1章 機能する文章を目指す Lesson1 目指すゴールを確認する Lesson2 文章の7つの要件を押さえる Lesson3 文章の基本構成 第2章 7つの要件の思考法 第1節 意見 自分が一番言いたいことを発見する Lesson1 意見とは何か? Lesson2 自分の意見を発見する方法 Lesson3 問いを立てるエリアを広げていく 第2節 望む結果 何のために書くか? Lesson1 望む結果を意識して書く方法 第3節 何を書くか?集め方・絞り方・決め方 Lesson1 論点とは何か Lesson2 テーマと論点は違う Lesson3 論点の2つの原則 Lesson4 論点の集め方・絞り方・決め方 第4節 関係性 自分の立場を発見する Lesson1 相手に応じてかき分ける Lesson2 相手の側から見る Lesson3 他者の感覚を知る 第5節 論拠 説得のためにいかに視野を広げるか? Lesson1 論拠を用意する Lesson2 説得のために視野を広げる 第6節 根本思想 自分の根っこの想いに忠実か? Lesson1 根本思想はごまかせない Lesson2 要約でわかる!根本思想 第3章 伝わる・揺さぶる!文章の書き方 実践編 実践1 上司を説得する 実践2 お願いの文章を書く 実践3 議事録を書く 実践4 志望理由(自薦状)を書く 実践5 お詫びをする 実践6 メールを書く 第4章 より効果を出す!テクニック Lesson1 引きの伝達術 Lesson2 動機をつくる Lesson3 やる気をわかせる指示の出し方 Lesson4 思考停止ポイントを発見する 第5章 その先の結果へ Lesson1 戦略的コミュニケーション Lesson2 言葉という不自由な道具 Lesson3 存在を形づくる「なんか」 Lesson4 誤解されずに想いを伝える エピローグ あなたと私が出会った意味 ISBN:9784569617367 出版社:PHP研究所 判型:新書 ページ数:240ページ 定価:860円(本体) 発売日:2011年03月07日第35刷
9投稿日: 2023.05.23
powered by ブクログ論点→論拠→意見(論点の結論)が文章の基本!! アウトラインを作るときは気を付けなきゃいけないと思いました。
0投稿日: 2022.06.09
powered by ブクログ『その文章を書く目的は何なのか』という問いかけが大切なのだと筆者は言う。 小論文なら相手は何故この文章を書かせるのか、何を伝えてほしいと願っているのか。 メールならそれを送ることで何を得たいのか、どうなれば自分は満足なのか。 論点・論拠・意見を伝える。例えば子供が微熱があるという学校への連絡にしても、その事実だけでは受け取った側が困ってしまう。「だから何をしてほしいのか」それをしっかりと伝える。 などなど、割と当たり前なこと、けれど忘れがちなことを一から丁寧に伝えてくれる本。 多くの人がひっかかるであろう「志望動機」「お詫びの文章」あたりは多くの人が参考になるのではないか。
1投稿日: 2022.05.10
powered by ブクログ言葉、文字で自分の考えを伝える難しさを日常的に感じていた。 その中で、「人に伝える文章とは?」を考えさせてくれる、この本は、人に薦められる本となった。 相手のことをどれだけ考え、自分よがりでなく、本当に伝えたい時にどうすればいいのか。 この感覚に少しでも近づくものだった。
0投稿日: 2022.03.23
powered by ブクログ17年前に買った本を今読み終える。 今だから納得できることばかり。 これからも自己研鑽していこうと思った。
0投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログ「書くためには考えることが必要だが、書くのが苦手な人はそれがうまく出来ていない」という問題意識の下、「考えるための方法論」を伝えることを目的とした一冊。 タイトルから予想されるような「文章の書き方」に留まらず、文章を書く目的は?それを達成するために必要な視点は?自らの根本思想とはどう向き合うべきか?といったことについて書かれた良書である。 個人的には、最後のエピローグに書かれた、以下の話が印象に残った。 ・自分のあげたいものをあげるのではなく、相手が欲しいものをあげた方が好感度は上がる ・ただ、相手のことを調べて欲しがっているものを与えるだけでは、自分が関わる意義が薄くなる ・だから、相手のこれまでの趣味に無い、新しい引き出しを開けるようなものを上げると、かけがえの無い意味を持たせることができる。
0投稿日: 2021.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分の言いたいことをきちんと伝えるにはどうすればよいのか? ブログ等のSNSで物事を伝える、海外で日本語以外の言語を使う、あるいは物分かりの良くない上司や社内関係者を説得したい等々、思いを理解してもらえないフラストレーションは、日本語でも外国語で多く存在すると思います。 ましてやこのコロナ禍の下、対面的な接触が減り、メッセンジャーやメールなど、文字での伝達が非常に増えたと感じています。 メール返信に費やす時間の膨大な増加、終わらないチェーンメールを見るにつけ、文章力を鍛えるべきだとの判断から手にしたのが本作です。 さて、本作ですが、めちゃくちゃ為になりました。非常に参考になったし面白かった。 文章を上手に書くというと、表面づらをととのえるテクニック的なものを想定していました。しかし、本作はそこにとどまらず、書く人の胸にズーンと突き刺さるものを持っていたと思います。筆者は「あなたはどうなのか」というあなたの意見を徹底的に問いただす方向へと論を持っていくのです。 さらにこの自分の意見だが、実はこの意見は何らかの問いに対する答えであるという。この示唆は目からうろこが落ちかの気分でした。我々が常に感じそして表現している言明は大概はQ&Aの体をなしており、そのQが何かを自覚することで自分の言明について構造的にとらえることができる。この問いは自分が常日頃から抱いている問題意識と言い換えることも出来ると思います。その問いを自覚的に理解することは、恥ずかしながら私にはこれまであまりありませんでした。 更にはこうしたQ&Aの言明構造に対し、「他人ならどう思うか」「他人にとって意味はあるのか」という視点は、文章を洗練させ人に伝わるためには非常に役に立つと思います。 上記以外にも多くのノウハウが語られます。例えば、最後に実践編として、上司の説得、依頼文、議事録、志望理由、お詫び文、メールについて例と解説を自身の経験をふんだんに取り入れて説明しています。どの修正ポイントも指摘点もなるほどと思わせるものばかりでした。 私が感じたところだと、筆者が書き手に要求したいのは、自分の立ち位置の明確化、相手の立ち位置の想定、そしてお互いが見ている方向の想定、だと考えています。これらのことを線でつないだものこそが伝わる文章なのだと感じました。 (これだけ素晴らしい教えを授かったのに、その書籍を紹介する文章が全く上手でなくて申し訳ないです笑) ・・・ 実は本作を知ったのは、東大の先生の哲学関連の一般本の中ででした(梶谷真司『考えるということはどういうことか』)。<リンク> その繋がりからも思いましたが、書くこととは畢竟、自分を見つめることであると思いました。良く書けている文は、そこに必ず良く省察的な筆者がいるのだと思います。さもなくば、よく伝わる文章は生まれえない、そう感じました。 良い文章を書きたいと願い方は、是非一度読んでみて頂きたいと思います。私も時間をおいて再読したいと思います。
0投稿日: 2021.05.30
powered by ブクログ色々な人に読んでもらいたい。 途中色々と唸るようなこともあるし、最後の方のメッセージもとても心に刺さった。また頃合いを見て読み直したい。
0投稿日: 2021.05.01
powered by ブクログ至極当然なことが書かれているのだが、意外と意識できていなかったことに気付かされた。 メールでも議事録でも志望動機書でも、 ・伝えたいことは何か? ・メッセージを書く目的は何か? (誰に、何を伝え、どのような結果を生むことが目的なのか?) ・読み手はどのような人なのか? ・自分が書いた文章で相手は納得してくれるか? を意識して文章構成を構築した後に表現を整えれば良いことがわかった。 要は、「論点」の大切さを何度も繰り返し丁寧に説明してくれている。 一度読んで、終わりではなく、文章を書く際には慣れるまで常に横に置いておきたい本だと思う。
0投稿日: 2020.12.09
powered by ブクログこの本で著者は、読み手を動かすことが小論文の目的であり、そのためにより多く、多角的な問いを立てることが重要だと伝えています。 そしてケース別に問いの立て方を説明することで、自分の意見をつくるための方法を教えてくれます。 与えられた課題を解決することから、課題そのものを見つけることに需要が変化している現在、そうしたことに悩む人にとって、とても役に立つ指南書だと思います。
0投稿日: 2020.11.23
powered by ブクログ小論文の添削によって自分の文章をズタズタにした経験のある方やブクログの評価と感想欄に手間どっている方におすすめ。
0投稿日: 2020.09.30
powered by ブクログ何のために書くのか? あらゆる視点から考え 自分ならではの文章を書かなければならない。 素人目線も必要になってくる。 論点とテーマは違う、相手に応じて書き分ける。 いろいろな場面で、使うことができる書き方を学べる一冊である。
0投稿日: 2020.08.16
powered by ブクログ文章は自分が書きたいことを書いても伝わらない。 読み手との関係性を考慮して、書く。 伝わりやすい構成は基本として持っておく。 自分だから書ける、相手に対してだから書ける文章こそ価値がある
0投稿日: 2020.07.19
powered by ブクログー 常に読み手にとって心地よいことを書いていけば、相手に嫌われないが、それでは書く意味を見失い、読む側の興味も失せてしまう。相手という個性に、自分として向き合ったとき、自分の中に湧き起こってくるものがある。その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと。そういうものに、私たちはもっと忠実になっていいと思う。 多くの場合、それは自分と相手のギャップによって 生じるメッセージだから、ときに相手に歓迎されず違和感やざらつきを与えるかもしれない。それでも違和感という形で、ときに反発という形で相手の潜在力を揺り動かすことができれば、相手を生かし、自分を相手の中に生かしたことに他ならない。 自分にしか書けないもので、互いの潜在力が生かされるとき、相手とあなたが出会ったことは意味を持つ。あなたが書くものは、相手にとってかけがえのない意味を持つのである。 あなたには書く力がある。 本気でそれを伝えるために私はこの1冊を書いた。読んでくれてありがとう。 ー 「正直という戦略をとる。つまり、自分に忠実でありつつ、かつ人と関わることを目指すそのためには、厳しい文章術の鍛錬が必要だ。なぜなら、自分の正直な姿を表すところは、自分の中ではないからだ。自分の中ではない。紙の上でも、パソコン上でもない。「相手の中」だ。 ここに大きな壁が立ちはだかってくる。」 という文章にもぐっと来る。 実用的で、非常に面白い内容だった。 自分の頭で考えること、相手にも考えてもらうこと、こんな一番大事なことが一番難しいから、人間力を身に付けると同時にテクニカルな鍛錬も必要なんだな。 喧嘩腰のメールを、もう少し大人な文章にしようと思った。
0投稿日: 2020.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【感想】 ・論点だけでなく「論拠」を意識することによって、自分がなぜそのことについて述べたいのかをを意識することができそう。人と話す時にブログを書くときなど、自分でも何の為に話したり書いたりしているのかわからなくなる、というようなことがなくなり、目的を持った会話ができたり、文章が書けそう。 ・大人になると、自分の感情や意識を押し殺すような場面が多いけれど、自分に正直に、自分の考えで人と関わっていくためにも、表現力を磨いていこう。 言葉でしか人と考えを共有できない以上、この不自由な道具の中で、自分にあった言葉を探し、関わる人と考えや感情を共有したいという思いは、非常に共感できる内容だった。 【その他メモ】 ・何かをメモるとき なぜ自分がそのことに対して興味を持ったのか、結論は何なのか。 このあたりを意識してメモしていきたい。 ・文章の7つの要件 意見、望む結果、論点、読み手、自分の立場、論拠、根本思想 ・読み手からどんな反応をもらいたいのか、相手を意識して文章を書こう。 ・意見を出すには良い問が必要。 思考停止ポイントが自分にはあるはず。そこから抜け出すためにも以下を参考に考えを深める。 問いの広げ方参考 →時間軸 過去、今、未来 空間軸 自分、自分の身の回り、会社、社会、世界 ・問題を多角的に見る 自分の体験、基礎知識、具体事例、別の立場から見る、海外と比較、歴史を抑える、専門家の視点を知る。 ・文章には根本思想が出る!思いに忠実に、自分の生き方にあった言葉を探す! ・人に思いを伝える。 相手と自分が関わる中、自分にしか言えないこと、その相手だからこそ言いたいこと、というのにもっと忠実になっていい。
0投稿日: 2020.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・この本、単に「伝わる・揺さぶる!文章を書く」ことを目指しているにとどまらず。ズーニーさんご自身が羽化する過程をたどることによって、読者が眠りから目覚める効能効果を秘めた自己啓発書でもあります。2010/9/28に購入し、読み終えるまでに7年!かかってしまったのは、決して面白くなかったということではなく、私の準備ができていなかったからだと思います。 この本を読んで思ったことは、伝わる・揺さぶる!文章とは、相手を説得しようとする文章ではなく、相手が自ら納得する文章なのだということです。相手が自ら納得する文章を書くためには、書く者が、先ず自分自身に問いを投げ、次に問いに応える意見を持ち、更に意見を支える論拠を構築しなければならないということです。そうすることで、相手と自分との間に納得が拡がるのです。 私が初めて山田ズーニーさんの本に出逢ったのは、2010/10『おとなの小論文教室』でした。ズーニーさんは、ベネッセの小論文編集長として高校生の考える力・書く力の育成に尽力し、2000年独立後、表現力・考える力・コミュニケーション力の育成に幅広く活躍されています。ズーニーさんの本には、ご自身が必死に考え、交わった人たちに真摯に接することによって確立された哲学があり、どの作品も多くの方々に安心してお薦めできる良書です。 小論文のゴールは説得とのことですが、私たちが仕事で文章を書かなければならない時のゴールは、理解と納得なのはないでしょうか?理解と納得を得るために、先ず事実を客観的に分析し、そこから問題(課題)を抽出する。次に、その問題(課題)を解決するための手段を提案し、更に論拠を示して、その手段の妥当性を裏付ける。この本は道筋だけではなく、心構えについても言及しています。 小論文のゴールは説得とのことですが、私たちが仕事で文章を書かなければならない時のゴールは、理解と納得なのはないでしょうか?理解と納得を得るために、先ず事実を客観的に分析し、そこから問題(課題)を抽出する。次に、その問題(課題)を解決するための手段を提案し、更に論拠を示して、その手段の妥当性を裏付ける。この本は道筋だけではなく、心構えについても言及しています。 伝わる・揺さぶる!文章を書くためには、先ず、その文章を伝える相手、揺さぶる相手のことを知らなければなりません。相手に分かる言葉で、相手にとって興味の持てる内容を、相手のメリットも考えて伝えなければなりません。自分の文章が伝われらないと思った時、自分の都合だけを相手に押し付けていないか?考えてみる必要がありそうです。 相手のことも大切なのですが、もちろん自分も大切です。そして、相手と自分が同じ部署や組織の所属しているのなら、その組織の方針も大切ですし、延いては社会との関係も大切です。伝わる・揺さぶる!文章を書くためには、個人から社会まで、背景の把握と共有が必要なのです。 山田ズーニーさんは、他の著書で「私たちは、会社(組織)を通じて(間接的に)社会と係わっている。」というような意味のことを書かれています。この本を読むと、その社会と上手く通じる手段が、『伝わる・揺さぶる!文章を書く』ことなのだということが良く分かります。 私は、品質保証という仕事がら、毎日、お得意先様やお客様にお読みいただく文章を書いているのですが、うっかりすると、自分で読んだ時に納得できないような文章を書いてしまっている時があります。ズーニーさんのように、自分から社会へ、過去から未来へと視野を広げ、視点を高めて、繋がりが分かるような文章を心掛けないとダメですね^^; ズーニーさんは、「自分の根っこの想いに忠実か?根本思想は、短い文章にも、ごまかしようなく立ち表われてしまう。人に対して温かい思いを持っている人の文章は、さりげない書き方をしていても温かさが伝わってくる。また、生き方が後ろ向きな人は、何を書いても、どう書いても、やはり後ろ向きな印象が伝わってしまう。“根本思想”を変えないかぎり、話題を変えても、読み手への印象を変えることはできない。」と書いています。怖いですね^^;
0投稿日: 2020.05.02
powered by ブクログ文章を書くのは難しいと思っていたけど、日常生活、仕事の中で以外と沢山書いており、それぞれに読む人がいて、目指す結果がある。この本が目指す文章力のゴールは、読み手の心を動かし、状況を切り開き、望む結果を出す事。 この本を読んで、自分がいかに普段からものを考えていないかに気づき、反省した。 何度も読み直したくなりそうなので、メルカリには出さずに手元においておきます。
0投稿日: 2020.04.13
powered by ブクログネットで購入したらまさかの横書きで読むのに時間がかかった。 後半は実践系の話で、本の要点は前半に詰められている。 ・これは誰に読んでもらうものか 相手の気持ちになって考える ・論点をはっきりさせる 自分で問いを見つけ出す 文章を書くのが苦手な人は読んでみる価値あり
0投稿日: 2020.03.08
powered by ブクログ文章作成のノウハウ本。文章は種類によって、ゴール(誰に読まれ、どうなることを目指すか)、良し悪しの基準、トレーニング方法が違う。本書で扱うのは、共感・納得・発見など読み手の心を動かし、結果を出せる文章。文章作成に加えて、コミュニケーションのあり方についても論じられている。 ついつい文章を書いているうちに自分本位になってしまうので、とことん読み手の立場に立って書かないといけないなと改めて感じた。最後に振り返りのプロセスを入れる癖をつけることが大事かなと。 以下、備忘録。 ■はじめに ・読み手が、なぜ、どんな内容を求めているか押さえる。結果が出せた文章を分析し、水準や要件を割り出す ・限りある時間で対応するため、ゴールからの逆算で必要なことを必要なレベルまでやる ■文章の7つの要件 【①意見】 ・自分が一番言いたい自身の見解・意思を入れる ・「意見と論拠」が機能文の最もシンプルな構成。最小単位(文章の核)は「意見」 【②望む結果】 ・文章が機能して期待する状況を具体的に描く ・読み手にどんな意味があるか、どうなってもらいたいかを考える 【③論点】 ・自身と読み手の関心が一致する問いを設定する ・文章を貫く問い(問題意識)論点が問い、意見が答えの関係 ・自分の関心事を相手の興味のある切り口で書く。相手の関心事を自分の興味ある問いに発展させる ・論点は問いの形にすると、文章の繋がりを検証しやすい ・論点を集める→絞る→決める。論点を集めるには、相手を洗う→テーマを洗う→自分を洗う 【関係性(④読み手、⑤自分の立場)】 ・読み手にフィットした内容であること。相手から見た自分の見え方を踏まえていること ・相手との関係性に応じて書き方を変える。相手から自分がどう見えているか考える 【⑥論拠】 ・主張の正当性を示す根拠があること ・説得のために視野を広げる(自分の体験・見聞、該当分野の基礎知識、具体事例、反対の立場の論拠、海外、歴史背景、専門家の見解) 【⑦根本思想】 ・自分の想いや生き方に嘘のないこと ・根本思想はごまかせない。文章の源。長い文章も要約すると根本思想にたどり着く ■具体ケース 【上司の説得】 ・構成: 論点→論拠→意見 ・相手が読んでどう思うか、一番言いたいことは何か、論点が的確かをチェック ・自分の論へ反論、相手の論拠を押さえる、視野を広げることでグレードアップ 【依頼】 ・構成: 挨拶→自己紹介→背景・目的→依頼内容→依頼理由→条件(別紙要項)→返事の方法、締めの言葉 ・やる気を引き出す(×自己都合、誰でもいい○目的に共感、興味を惹く、相手がやる必然性) 【議事録】 ・論点ごとにまとめる ・次につながる問いを立てる(今後の課題) 【志望動機】 ・構成: 社会認識→志望動機→自身の貢献内容→なぜその会社を選んだか→具体的にやりたいこと→結び ・志望分野の社会認識、志望分野の自己認識(思い、能力、貢献)、その会社である理由を入れる ・相手から見て、共感ポイントやメリットを入れる 【謝罪】 ・構成: 謝罪→相手から見る→罪を認める→原因→対策→償い→結び ・基本構造は、反省→謝罪→償い 【メール】 ・主語を一人称にし、責任を負う ・タイトルに相手にとっての意味を記載(緊急度、アクションなど) ■より効果を出すテクニック ・一歩引いて見る(自分のあたり前を分からない人もいる) ・効能を示し、読む動機をつくる ・「素晴らしい」など思考停止ワードに逃げない ・自分に正直に ・人によって意味合いの変わるキーワードに注意(言葉は不自由な道具)
0投稿日: 2019.12.31
powered by ブクログ話すこと、書くことには相手がいる。相手にどう伝えたいか、何をして欲しいかを明確にする。 論点、何をどうして欲しいか 論拠、こう言う理由で 意見、こうして欲しいと伝える。
0投稿日: 2019.12.21
powered by ブクログ書き方の要点がとても分かりやすく書かれている。 文章を書く活動を始めたので手に取り、「論点(良い問い)と意見」を書けば良いというのを読み早速実践している。 今までダラダラ思いつくままに書いていたのが、論点と意見を押さえることで、骨子が固まり、あらぬ方向で着地することがなくなった。 著者の愛情あふれる文章にも大いに励まされた。
0投稿日: 2019.10.23
powered by ブクログ先生が渾身の本といっていたがまさにその通りでした。 この本を実践すれば、いい文章は書けると思います。 ただ、とても時間がかかります。 考えて、考えて、考え抜いた心を書く。それは確かに、オリジナリティのある文章になるはずだ。
0投稿日: 2019.09.24
powered by ブクログ相手を動かす文章をいかにして書くか、について書かれている。 具体的に分かりやすく整理されており、すぐに活かせそうだと感じる部分が多い。 また書くだけにとどまらず、コミュニケーション全般にも活用できそうである。定期的に、読み返したい一冊。
1投稿日: 2019.09.08
powered by ブクログ2019.7.18読了。長年愛されている山田ズーニーさんの本。これは実用書ではありません。小手先のテクニックではなくて、文章を書く以前の考える力をじっくりと養っていくところから、言葉を使ったコミュニケーションが始まるのだなと思いました。読んでいる最中から、“読み終わったらどんな文章を書こうかな”とワクワクさせられる本でした。これからもちょくちょく読み返すこと間違いなしです。
0投稿日: 2019.07.18
powered by ブクログ①読み手を理解し、読み手の気持ちを想像する、(自分ではなく)読み手の当たり前は? ②問いは何か?、論点は何か?、問い・論点に対する意見(示唆)は何か? ③ゴールは何か?、読まれた結果は?、どうなってもらいたい?、そのゴール・結果を阻むものは? (基本) ・読み手が何を求めているのか? ・「問い」は何か? (機能する文章) ・文章は誰に読まれるのか? ・読まれた結果どうなることを目指すのか? ・文章の良し悪しは目指すゴールによって異なる ・ゴールを明確にして、ゴールから逆算する ・結果をイメージし、まず結果を出すことを念頭に置く ・読み手の心を動かす (機能する文章の要件) ・問いに対する意見 ・問いの正体を意識、理解しようとする姿勢 ・時間軸と空間軸を広げる ・望む結果、何の為に書くのか?をイメージする ・セルフチェック:読み手にとってどんな意味がるのか? ・セルフチェック:読み手にどうなってもらいたい? ・問い・論点と意見は呼応する ・問い・論点は文章を貫く問題意識 ・読み手は何を求めているのか? ・相手の主張を読む・聞く・理解することに時間を使う ・最低2回は読む ・説得力は論拠から生まれる ・相手と私の真ん中に論拠がある ・極端に短く言う ・それを一言でいうと? (文章の書き方) ・相手はこれを読んでどう思うか? ・一番言いたいことは何か? ・そもそも問いは何か?論点は何か? ・何の為に書くのか? ・結果をイメージできているか? ・だれにどうなってもらいたいのか? ・その結果を阻む問題点は何か? ・読み手はこれで納得するか? (その他) ・議事録:議題を問いの形にして冒頭に書く ・議事録:何を話しているのかではなく、何について話をしているのか?=発言の裏にある問いは何か?=論点は何か?に着目する (テクニック) ・2歩前提を引いてみる: – 読み手の気持ちになると? – 自分が当たり前だと思っていることは読み手にとっても当たり前か?分からないのでは?と想像する
0投稿日: 2019.06.28
powered by ブクログ明日から使えるビジネス文書術的な本。読み手をかなり絞った文書を書くにはわかりやすい本かと思う。 著者がどのような方か知らずにタイトルだけで本を読んでいたが、ベネッセの方の本でした。故に読み手を学生に絞った実例が中心(とはいえビジネスパーソン向けの実例もあるよ)。 ちょっとノリと経験で本ができあがっているフシがあり、文章術を深く学びたい人には向かない。(他のHowto本でも似たような例はよくあるので)
0投稿日: 2019.05.06
powered by ブクログすごくよかった。文章のポイントが7つの視点からわかりやすく解説されている。さすがにこの本も伝わりやすい。自分の想いを伝えるのはくるしい。だからこそ、諦めないで欲しいという気持ちがズーニーさんにこの本を書かせたのだと思う。 実際にお会いしたことがあるからかもしれないが、ズーニーさんはあかるい。独特のあかるさがある。ズーニー節がでたな、という感じである。いつ読んでも、遅すぎるということはないと思う。勇気づけられる本。 小論文的に、バツばっかりで過ごしてきたこと、書いてきたことに気づかされるが、それでも今まで生きてこれたのは、まわりに甘えていたのと、言葉だけでは伝わらないこともあるからだと思う。 書かないと伝わらないときはある。就活とか仕事の依頼とか、あらたまって他人に文章で気持ちを伝えなくてはいけない場面とか。でも親しい人とのやりとりのなかでは、きっと書かなくても伝わっていることがあると思う。そういうことにも気づかされた。ありがとうございました。
0投稿日: 2019.04.14
powered by ブクログキンドルアンリミテッドで読了 感覚的に身についてきた、書く上でやっている『なんとなく』工夫していることが、この本には体系化されている 読むことで、“伝わる・揺さぶる”文章を書く精度が上がるのではないだろうか?
0投稿日: 2019.04.04
powered by ブクログ文章の書き方やポイントをいろいろな例を持って教えてくれる 多少繰り返しに感じるところもあったり 長くて飽きるところもあったので星3つ
0投稿日: 2019.02.09
powered by ブクログ戦略的にコミュニケーションを打つための文章術である。 望む結果を得るための文章構成やチェック項目、論点の定めかたが書いてあるため、 なにか文章を書くときは意識できる本。 まだふに落とせていないので、保存版としてほかの書籍でも「図る文章の書き方」について知識をためてみようと思います。
0投稿日: 2019.01.05
powered by ブクログまずは、相手に伝わる文章を書けるように。 いつか、相手を揺さぶる文章を書けるように。 文章の可能性を信じる、著者の熱い想いが伝わってきた。
0投稿日: 2019.01.01
powered by ブクログ文章系の本は、あまりしっくりこないものが多いのだが、この本は面白く、またすぐに始められそうでありつつ腑に落ちる内容でよかった。
0投稿日: 2019.01.01
powered by ブクログ文のみだからこそ、伝わらなければもったいない!っていう感想をもった。SNSですぐ返答ができる時代だからこそ、以下の2点に気をつけて文章を書こうと思った。①自分を俯瞰する(文章を送る前に2歩ひいて見返す)②相手を尊重する(自分のことばかり書いてないか?) それと、p144の議事録の書き方はすごく参考になった。
0投稿日: 2018.12.30
powered by ブクログ文章を書くときには何が問われているか?という論点を見抜くことや、また誰にどういった結果をもたらしたいかを考慮する必要があることを知れた。 こうしたことは言われてみれば当然であるかもしれないが、実際私達はよくこうしたことを考慮しないで文章を書いてしまう。本書では実例と共にどうすればいいか書かれているため非常に読みやすい。 小論文やESなどで文章力を鍛えたい方におすすめ。
0投稿日: 2018.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
プロローグの時点で、自分の事をかかれているようで、先にどんどん読み進めて、話し方、それに伴う考え方を学びたいとすごく気になった。
0投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログ「文章を考えて書く!」いかに普段考えずに書きなぐっているか反省させられる。考える道具として、「?」つまり問いを持つことにより展開していくとは、有効な手段だ。文章を展開していくための7つの要件をしっかり考えていく。このため、例えば議事録、自薦書、詫び文、メール文などの基本を学ぶことができた。これらはチェックポイントとして常時意識するようにしたい。「素晴らしい」「可愛い」などという言葉の濫発は、そこに逃げている思考停止を招いているとは苦笑いだ、心したい。
0投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログ安易なハウツー本ではなく、コミュニケーションのあり方から問うているところが好印象。 "自分以上にいいものを書く必要はない。しかし、自分以下になってはいけない。だからこそ、書くために必要なのは、「考える」ことだ。" グッときた。
0投稿日: 2018.10.27
powered by ブクログ文章というものを、それが目指す結果を出せるかどうかということで考える「機能文」としてとらえることで、場面にあった適切な文章を生み出していくことの重要さを説く。 紹介されている細かいテクニックは置いとくとして、書くという行為を行う上で読み手を意識するのはとても大切なことだと思う。読み手に迎合するのではなく、わかりやすい表現や論理展開を心がける事は自分のメッセージを伝える上でも必要なことである。 我々は文章を書く上で忘れがちだが、文章を書く→読むというのは一つのコミュニケーションの形である。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ伝わる・揺さぶる!文章を書く 2001/11/1 著:山田 ズーニー 書くことは考えることである。だから、書くために必要なことを、自分の頭で考える方法がわかれば、文章力は格段に進歩する。 自分を自分らしく外に向かって発現するために、さらに、自分の書いたもので相手を揺り動かすために、「何と何を考えればよいのか」、それらを「どう考えていけばよいのか」を、本書は具体的な方法として提案している。 構成は以下の5章から成る。 ①機能する文章を目指す ②7つの要件の思考法 ③伝わる・揺さぶる!文章の書き方 ④より効果を出す!テクニック ⑤その先の結果へ 文章を書くことはコミュニケーションをとることである。 文章にも対象や目的によって書き方や構成の仕方などは変わるものの、誰を対象として書くのか何のために書くのかを考えるということは、話すことや接することと通じる点は非常に多い。 話すことと違う点で言えば、書いたものは即時ではなく、時間をおいて相手に届けられることが多い。その分考える時間や準備も出来ることから求められるものやハードルも幾分か高いように感じる。 しかし、書くことも話すことも相手に何を伝える、相手を動かすためになされる。行動を変えたり意識を変えたり感情を変えたりと効果は同じ点がある。 書くこと、話すこと、どちらが難しいかと言えばどちらも難しい。すべてが成功するとも言えない。しかし、どちらも自分が意図しないことがかえってよくなることもある。 大切なことは伝える対象のことを想い、準備し、一生懸命に文字を綴ることだけなのかもしれない。
0投稿日: 2018.06.26
powered by ブクログ昔、読んで、参考にして、文章を書いていました。ですが、内容を、忘れてしまいました。改めて、読み直したい、と考えております。たいへん申し訳ありません。ごめんなさい。
1投稿日: 2018.06.21
powered by ブクログ文章表現向上のため買った一冊。 小生が買ったモノには、”編集者が選んだ名著”という水色のカバーが付されており、たくさん売れたであろうことが推察される。 開けてみると、小論文指導者として活躍してきた著者が、書くということ伝えるということに真摯に向き合ってきた精神が語られていく。 それとともに、書くための作法が順を追って提示されていく。 考え方の技術、つまり問いの立て方から、書くためのアウトラインまで詳細に。一方で、女子高校生に指導したエピソードが冒頭から語られているように、割とエッセイ風な調子である。 女性らしく共感に訴えかけてくるようなホットな語り口でとても面白く読みやすく感じたので、エッセイプラス書き方的な感じで、書くことについての読み物としても読める一冊。 内容紹介 お願い、お詫び、議事録など、私たちは日々、文章を書いている。どんな小さなメモにも、そこには読み手がいて、目指す結果がある。ではそのような場面で、どうしたら誤解されずに自分の思いを伝え、読み手の気持ちを動かすことができるのだろう? 著者は長年、高校生の小論文指導に携わり、現在は糸井重里氏のサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で「大人のための小論文教室」を連載し人気を博している。本書では「意見」「望む結果」「論点」「読み手」「自分の立場」「論拠」「根本思想」の七つの視点から、よい文章を書くための戦略をアドバイス。「自分の意見が見つからないときは、小さな問いを立ててみる」「テーマと論点の違いを意識する」などのユニークなノウハウを、具体的な文例を紹介しながら、解説していく。 単なる文章のテクニックをこえ、自分の頭で考え他者と関わることの痛みと歓びを問いかける、コミュニケーションの本質に迫る一冊である。 プロローグ 考えないという傷―考える方法がわかれば、文章は生まれ変わる 第1章 機能する文章を目指す―いい文章を書くとは、どういうことか? 第2章 7つの要件の思考法―書くために、何をどう考えていくか? 第3章 伝わる・揺さぶる!文章の書き方―実践編 第4章 より効果を出す!テクニック―上級編 第5章 その先の結果へ エピローグ あなたと私が出会った意味
21投稿日: 2018.03.06
powered by ブクログ文章を「書く」という行為は、ビジネスの場であっても、日常の些細なメールであっても、何かを「伝える」という行為に他ならない。 「伝える」という行為の奥深さ。 まず、目的は何なのか 誰に? どこに? なんのために? 自分自身をどんどん掘り下げていかなくてはいけない それは角度を変えてみたり 広げてみたり 絞り込んでみたり 分けてみたり つい見栄えの良い文章を書きたくなってしまう なんとなく収まりの良い 綺麗な言葉を並べて どこかから借りてきた言葉でもっともらしく してしまう つい つい 思考停止してしまっているんだなーと反省 ズーニーさんの本は、そんな自分を丸裸にされるような感覚になる ー自分の正直な姿を現すところは、自分の中ではない。 紙の上でも、パソコンの上でもない。「相手の中」だ。 自分が考える事は、文字や言葉にすることで、最初の思考からは少し離れたものになります。本来感じるべきことを、そういった使い勝手に少し難のある道具を使いながら探り合うのが、人間同士のコミュニケーションなのでしょう。 これは、ある法務共感の言葉だ。その人は、罪を犯した少年に、文章を書かせ、彼らが反省したり、立ち直るのをサポートしている。その、ぬきさしならない現場の経験から出た言葉だ。 自分を現し、人とつながる主な手段として私たちに与えられているのが、この、言葉という不自由な道具なのだ。 その例として、話をしている時に出てくる「キーワード」その言葉の定義がお互いにずれてしまうとコミュニケーションは成立しているようで成立していない。 確かにあるある。 なんだかうまくいかないとき 相手の言葉の意味を相手の言わんとするところで受け止められているのか振り返りたい。
8投稿日: 2018.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
著者の名前が気になって読んだ本。著者の著作の中で初めて読んだ。著者の経歴をこの本を読んで初めて知った。170ページの謝罪についてかいてあるところと、177ページのメールのところが読んでいて特に参考になった。
0投稿日: 2017.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小論文の書き方をベースに、人にどう分かりやすく伝えるか、ということを教わることができる一冊。編集者として個人指導など様々な人たちと、真っ直ぐに関わってきた筆者の経験は、深い洞察を可能にする。シーン別に展開されていて、細かい点も参考になるが、一番は書き手に最も必要な要素を知ることができたのが大きい収穫。
0投稿日: 2017.10.04
powered by ブクログ論文などの長文を書く上で、例えば、「論点を絞ること」、「相手が読む動機を作ってあげること」、「思考停止ポイント(自分がついつい逃げるように使ってしまう言葉や言い回し)に気づくこと」 ************ 【お詫びをする】 ①謝罪 ②相手側から見る ③罪を積極的に認める ④原因を究明する ⑤対策を立てる ⑥償いをする ⑦再度、謝罪
0投稿日: 2017.08.20
powered by ブクログこの本を読んで、改めて文章を書く奥深さ、面白さ、難しさを再確認した。 自分の文章に迷いが生じた時、何度でも読み返したくなる一冊。 文章はいわば究極のコミュニケーション術。 読み手がいて、始めて成り立つもの。 相手の立場や考えなどを考慮し、戦略的に文章を構築していく事が重要。 この一冊で、小論文の書き方のコツ、謝罪文の書き方のコツ、メールの書き方のコツまで書いてくれていて非常にありがたい。 読んでいて、著者の人柄もよく滲み出ていて親近感が湧く。 最後に何故、文章を書くのか、それは自分の正直な気持ちを表に出す事だ。 他の誰でもない、自分の考えや想いを表現する為に文章はある。 書くこと以外にも人とのコミュニケーションについても参考になる一冊だった。
2投稿日: 2017.07.25
powered by ブクログもっと読み手に分かりやすい、まっとうな文章を書きたい!~という思いを込めて読んでみた。+( ̄ω ̄〃) まず、新書で横書なの!?ってとこに驚き…まぁそれはいいとして。笑 とにかく説明が丁寧で分かりやすく、例文も豊富で読みやすかった。 だが、しかし!! 私の拙い文章力では、本書の良さは語りきれない。←お前はこの本を読んで一体何を学んどったんじゃ!ヽ(`Д´#)ノ 「とても素晴らしかった」「マジ最高でーす!」「役立ちそうだと思った」…あぁ、なぜこんな感想文しか書けないんだい?? 思うに、文章を書くにあたって大切なのは、本書で教えてもらった文章構成の技術はもちろんのこと、それ以前に語彙力がないといけないんだなと…反省。 どの章も、文章を書くということについて、さまざまな“気づき”を与えてくれたけれど、個人的には、終章の言葉が一番胸に響いた。 書き手と読み手の個性がぶつかったとき、そのメッセージは必ずしも相手に受け入れてもらえるわけではなくて、ときには違和感を与えたり嫌厭されたりするかもしれない。だけど── 〝それでも違和感という形で、ときに反発という形で、相手の潜在力を揺り動かすことができれば、相手を生かし、自分を相手の中に生かしたことに他ならない。〟(236頁) 〝自分にしか書けないもので、互いの潜在力が生かされるとき、相手とあなたが出会ったことは意味を持つ。あなたが書くものは、相手にとってかけがえのない意味を持つのである。〟(〃頁) 自分で考え、自分の言葉で書く。 誰かに何かを伝えるための文章には、そのことにも意味がある。 だからこそ、「書くこと」に責任を持たなければならない~と、改めて強く感じた。
0投稿日: 2017.07.05
powered by ブクログ文章の構成を例を用いて、非常に分かりやすく説明してあり、会社のレポートを書く時の参考にさせて頂きます。 でも一番参考になったのは「一言」に要約する方法でした。 言っていることをまとめるのではなくて、本質を別の言葉で表現することです。 この技は理想です。今の自分に一番不足している能力です。
0投稿日: 2017.05.05
powered by ブクログ文章の書き方を見直すために、久しぶりに読み直しました。 文章の書き方だけでなく、人との関わり方、自分の意見を持つという事全般に関する考え方が書かれています。 エピローグに書かれていた 「相手という個性に、自分として向き合ったとき、自分の中に湧き起こってくるものがある。その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと。そういうものに、私たちはもっと忠実になっていいと思う。」 コンサルティングやプロデュースする場面で、どこまで「自分」を出すかと言う事をこの数カ月考え続けてきたので、このメッセージに背中を押してもらいました。 何回読んでも、読むたびに新しい発見がある本です。
0投稿日: 2017.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この著者の本大好きなのだか 多分、私の中では一番良かった。 文章の書き方から自分の存在のあり方、表現、これをどう伝えるか クリティカル・シンキングという言葉を聞いたことがあるかもしれないが、これを勉強した一人として、この本の内容の素晴らしさを感じる一冊だった。 受験を控える若者はもちろん 会社で自分の立ち位置に不安を抱えていたり 自分をどう表現したらいいかわからない人 本も全く読まないし、文章も書きたくないって人 文章書くのが得意であっても、読書が好きでも 文章を書くことに抵抗がない人にも 読んでよかったと思えるような仕上がりだと思える。 目からウロコが落ちた気がするけど でも、実践しなければ! もう数回は読んでメモして が必要だ
0投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログ【概要】 本書は良い文章の書き方及び書くための思考方法についての指南書である。 著者の山田ズーニー氏はベネッセにおいて小論文の教育誌を担当した経歴を持ち、豊富な実例と経験から来る説得力のある文章が読者の本書の理解を深める手助けとなっている。 【内容紹介】 本書が目指すのは、読者が「機能する文章」を書けるようになることである。では、「機能する文章」とは何か。それは、読み手の心を動かして自分の望む結果を出す文章である。 この「機能する文章」に必要な要素が7つ挙げられている。①意見、②望む結果、③論点、④読み手、⑤自分の立場、⑥論拠、⑦根本思想である。この7つを適切に組み込むことで、文章は機能するとしている。 また、文章がより効果的に機能する上級テクニックを紹介している。物事を引いた立場で考えること、読み手の動機を意識すること、やる気をわかせる指示の出し方、思考停止ポイントを発見する、の4つだ。 実践編の章では幾つかの状況における機能しない文章とその修正案を記載している。 さらに、文章に関してのみならずコミュニケーションの難しさとその要因についても述べている。 【感想】 私が本書を手に取ったのは、本のレビューを書く参考にするためだった。しかし、一読して抱いた感想は、なるほど、文章はこう書けば良いのだな、というものではなかった。家畜化する人類という未来への危機感だった。 突拍子も無い意見のように思えるが、私が問題視するのはAIだ。2016年、コンピュータの性能向上によってAIは飛躍的に進化した。2017年はAIを使ったサービスが本格的に普及するだろう。そして、将来、AIに喋りかけるだけで何でもこなせるようになるはずだ。その時、人は文章を書くのを辞める。それはすなわち、考えることを辞めるということだ。考えるのを辞めた人間は動物と変わらない。家畜である。 では、そんな未来の到来を防ぐために何が出来るだろうか。それは、この本を人に薦めることだ。そうして一人でも多く、文章を書く意義を知ってもらいたい。考える力を失いつつある今、この本はバイブルになるはずだ。AI時代に生きる若者、子供たちに強くお薦めしたい。
0投稿日: 2016.12.30
powered by ブクログ文章力の著しい欠如に嘆き、手に取った。章ごとに文章の構成方法を説明されており、非常に分かりやすかった。 このレビューで実践してみたが、昔の私と変わらない。何度もトレーニングが必要ということか…
0投稿日: 2016.09.24
powered by ブクログ★お詫び文章の書き方 シンプル①反省→謝罪→償い 丁寧②謝る→相手側から見るステージ→罪を積極的に認めるステージ→原因を究明するステージ→将来に向けた修正を示す→どう償うか示す ★メール文章の書き方 ・主語をはっきり書く ・自分で決められるところまで考えて書く ・メールタイトルは論点+相手にとっての意味(何のお願いなのか、何をしてもらいたいのか) ・一番言いたいことが何か決める ★機能する文章の7つの要件 1意見 ・問い→答えを自問自答する ・時間軸空間軸へと視野を広げる 2望む結果 ・読んだ人から聞きたい言葉は何? 3論点(問題意識) ・論点と意見は呼応する ・論点は問いの形にする 4読み手 ・相手の側から見る 5自分の立場 6論拠 ・自分の理由を挙げる ・相手の都合からみた理由を想定する ・相手側の反対理由を正しく押さえる ・多角的視点で見る↓ ①自分の体験洗い出し ②基礎知識を調べる ③具体事例をみる ④別の立場からみる ⑤海外と比較してみる ⑥歴史を押さえる ⑦スペシャリストの視点をしる ・論拠の配列をきめる ①優先順位低い→高い ②具体的根拠→抽象的根拠 ③問題の背景→現在→将来 ④ミクロ→マクロ ⑤賛成→反対の代表的意見の提示→両者の共通・差異点→そこから見える問題点 7根本思想 ★お願い文章 挨拶→自己紹介→志→依頼内容→依頼理由→条件→締めの言葉
0投稿日: 2016.07.22
powered by ブクログ自分の内面を顕在化出来ない時、人は静かに傷ついていくのだ。 私達は、「問い」を意識しないまま、意見を言ったり、書いたりすることの方が圧倒的に多い。 大きな問いに、いきなり答えを出そうとすると、考えるのが嫌になってしまう。そこでまず、その問いを考える為の有効な幾つかの小さな「問い」を洗い出す。最初はいい問いが浮かんでこなくても、数を出していけば、徐々に慣れてきて、いい問いが立つようになる。洗い出した「問い」を選んだり、整理しながら、それぞれの問いについて、自問自答を繰り返す。これを粘り強く繰り返していけば、自分の考えがはっきりする。これがあなたの「意見」だ。 「答え」の方は、意識しなくてもさがしているものだ。常に意識しなければいけないのは問い。「問い」を発見することだ。 学問も、問題解決も、「問い」の発見から始まる。だから、問題発見力は、大学入試でも高く評価されている。自分にとって切実な問い、解きたい謎、まだ形にならない違和感も、独自の創造の芽であり、かけがえのない価値がある。 時間軸 空間軸 杓子定規な説明ではなく、如何に不安を払拭するか 自分は今何を書いているのか?書こうとしているのか?だから、何なのか?それは読み手にとってどんな意味があるのか?読み手にどうなってもらいたいのか?そのためにどう書けばよいのか。 論点、つまり問題意識を共有していれば、どんなジャンルの、どんなことを持ってきても会話は成立する。 機能する文章を書くためには、自分と読み手の問題関心から外れない論点を設定することが必要だ。勿論、書き手が書きたいことに、読み手が求めていることに、書き手が興味を持てなかったりと、論点を定めるのは難しい。しかし、だからこそ、自分の関心事を如何に、相手に興味ある切り口で書けるか。相手の関心事をキャッチしつつ、それを、如何に自分の興味ある問いに発展させられるか、腕の見せ所だ。読み手と自分、双方の問題意識を発展させたり、根源的な問いに戻したりしながら、双方にとって興味ある、新たな「論点」を発見しよう。 テーマと論点は違う テーマから論点の鮮やかな切り込み 独自性の発現に、論点はよく機能する。 論点を絞り込む感覚 原則1論点と意見は呼応する 原則2論点は「問い」の形にする 論点は文章を貫く問題意識だ。はっきりした疑問文で書くクセをつけよう。アウトラインを立てるとき、或いは、文章を書き出すとき、論点を漠然と書かないで、疑問形にする。疑問形にするだけで、文の方向性が絞られることがわかるだろう。「なぜ?」「どうやって?」「どうあれば?」と、原因、手段、理想像など、テーマを見る角度を変え、独自の切り込みをしなければ、疑問形にはならないからだ。 文章が捻れてしまった時も、論点で作った疑問文に照らして読み返せば、何処で脱線したかが発見出来る。論点をタイトルにしてもわかりやすい。 ヒロイズムに酔って事足れり 大義名分 思考停止 単なる批判に終わってないか? スローガンの連呼に終わってないか? だから正論を押し付けても意味がないのだ。 個人の実感を論拠にしていると、「私は私、あなたはあなた」と物別れのままだ。しかし、自分と読み手が生きている、この社会の具体的事実や、歴史的背景を踏まえることで、客観的な土俵ができた。さて、視野を広げて問題の全体像を見た上で、どういう意見を出すかは、再び自分自身にかかっている。同じ事実を前にしても、生まれ育った環境や世界観が違えば、意見は異なる。あなたと同じ人間はいない。だから、あなたが考える価値がある。 ミクロからまくろへ 集めた論理を論理的に配列していこう 付け焼き刃の知識、自分を偽った言葉が説得力を持つだろうか? 根本思想と一致した本物の意見 自分の腑に落ちるまで、自分の行き方にあった言葉を発見し、自分を偽らない文章を書くことによってのみ、読み手の心は動くのだ。 まったく、初めての人に、自分の仕事を、いかにわかりやすく、いかに相手の共感を得られる形で説明できるかが、最初のポイントだ。あなたは日頃どんな自己紹介をしているだろうか。 誰に?どんな価値を提供する仕事か?社内用語、業界用語を使わず平たく言うと? 「弊社が…弊社が…」とやりすぎると、組織の権力を笠に着た、慇懃無礼な印象になる。 自分が空洞化してしまう 個人の想いを大事にしながらも、自分のやろうとしていることを広い目でとらえて、そこに関わっている人たちを見失わないようにする。そのグッドバランスが最強の一人称になる。 肝心の志が萎んでしまう あなたがそれをやることで、まわりにどんな意味があるのか? 相手にとっての意味を決める ミヒャエル・エンデの『モモ』(時間がテーマのファンタジー)「思考停止ポイント」 トレーニングで飛躍的に語彙は増えた その瞬間、自分と相手の間に生まれていた可能性の芽が、絶たれてしまうような気がする 思考の動脈硬化 戦略的にコミュニケーションを打つ 早いうちから、自分の意思を表現して打たれ、失敗を体の感覚に焼き付けていかなくてはならない。表現力を磨き、成功体験を重ね、熟練して、自分の意思で人と関わっていけるようにしていくのだ。そういう自由を私は欲しい。そのための思考力・表現力の鍛錬なのだ。これは、自分や他人の意思に鈍感になることで、人と和合して生きていく生き方とは、似て非なるものだ。そこに私の考える自由はない。自分の想いを殺して表面的な結果を得ても、それは相手を嘘で操作しているだけだけで、内的な満足にはなり得ない。自分の偽らざる想いを発現させることが、結局は相手に対しても誠実であり、それが相手の心に響き、相手の潜在力を揺り起こした時にのみ、本当の満足が得られる。そこに人と人が通じ合う歓びがある。 正直という戦略。 言葉という不自由な道具 誤解ゾーン コミュニケーションに於いて、人から見られる自分ではなく、自分が目指す自分に合わせようとして表現を練っていくと、相手との溝をとても大きくしてしまうことがある。つまり書き手の拘りと、読み手が求めていることが乖離していくのだ。 誤解されるとは、自分の内面を、人がわかってくれないということではなく、自分が、人にどう写っているか認識していない、「なんか」を見失っていることからやってくるズレ。そんなふうに捉えた方がポジティブだ。何故なら、そう考えれば、自分で変革できるからだ。 人によって定義がブレる言葉 根本思想をコミュニケーションのはじめのところではっきりと示していこう。 エピローグあなたと私が出会った意味 自分にしか書けないもので、互いの潜在能力が生かされるとき、相手とあなたが出会ったことは意味を持つ。あなたが書くものは、相手にとってかけがえのない意味を持つのである。
0投稿日: 2016.05.19
powered by ブクログ入門書の印象。 具体例が多く、ポイントがぱっと見わかりにくい。文章系の本を何かで読んだ人は、読まなくていい。初めての人なら、具体例があって読みやすいのかな? ほぼ飛ばし読み。
0投稿日: 2016.01.22
powered by ブクログとても読みやすく、ページ数も多くないので、一気に読めます。前半は文章を書くための思考法、後半は実践的な構成となっており、どのように考えて文章を書けば相手にわかりやすく伝わるのか、とてもコンパクトにまとまっています。「自分の考え、想いを正しく相手に伝えるには?」を深く考えさせられる、とてもいい本だと思います。
0投稿日: 2015.12.29
powered by ブクログ大切な文章を書くとき、この本を読み返す。この本にはそれほどに文章を書くという行為の本質が書かれていると思う。 論点を明確にする。「問い」を立てる。なるほど、それらも文章を書く上でとても大事な要素だ。でも人は往々にしてなんのために書いているのか?その文章を書いて読み手にどうしてほしいのか?自己主張をするあまりにそうした考えを疎かにしがちになってはいないだろうか?文章を書く大半のときには何らかの目的があるはず。その目的を見失わないようにすることが大切だとこの本を読んで改めて気づかされた。 この本にもひとつの主張がある。それは、「あなたには書く力がある」ということ。この主張が芯になっているからこそ、この本全体に大きな流れができていて説得力も増している。まさにこの本自体がひとつの良い文章と言っていいだろう。
0投稿日: 2015.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実践編、心を伝える文章術。 置きかえれば、コミュニケーション術とも言える。 実用以上、芸術未満の領域であり、生きていくための必需品のような「生活機能文」の書き方を扱っている。 「書く」も「話す」も同じ、どう人に伝えるかだ。論点のない噛み合わない会話を私はどれだけしてきたことか。 井戸端会議でなく、きちんと気持ちを伝えたい人への指南書。
0投稿日: 2015.11.29
powered by ブクログ大きい問いを小さな問いに分解するとやりやすい。 ・ぼーっとしているときについつい考えてしまうのは? ・夜寝るときに、考え出したら眠れなくったようなことが ・最近腹をたてたことは ・これまでの人生で、自分が一番生き生きしていたのは ・一番苦しかったことは ・進路はどう考えているか ・あなたがとりあえずで済ませられないことは 戦争反対といった正論より、その具体的解決策を。 志望動機を書く際は: 志望分野を取り巻く社会認識、志望分野との関係における自己認識、先方を選んだ理由 相手に読む動機を起こさせることだが、「役立つ」はいいんだけど、それよりは「ちょっと面白そう」と思わせる方が素早い。
0投稿日: 2015.11.28
powered by ブクログベネッセで小論文通信教育に携わったズーニーさんの本。オススメです! 説得力のある文章、相手にわかってもらえる文章ってどんな文章だろう。これらが明確にわかる人はなかなかいない。僕も当然わからないうちの一人でした。 小学校の頃の作文は嫌いな方ではなかったし、本もときどき読んでいるから、なんとなく書けば伝わるだろう、という感じ。これには説得力は生まれない。 人に伝わる文章には客観性、様々な方向からの視点がある。ある物事に対して、現在、過去、未来からの視点や自分、家族、友人、社会など各々の視点で考えることから物事がはっきりとしてくる。 独りよがりの文章にならないように、常に自分に向けて「なぜ?」と問いかける。 本書からは文章に対してだけでなく、物事を考えるときに必要な考え方を学ぶことができる。 読んで損なし!
5投稿日: 2015.10.03
powered by ブクログ相手に伝わる文章を書くためには、自分がしっかり考えることが必要。 自分は何を伝えたいのか、相手にどうなってほしいのか。それを考えるポイントや手順が、とても丁寧に示されている。 全体を通して、「問い」の大切さを痛感した。 「自分は何がしたいのか?」といった大きな問いは答えるのが難しい。それを過去~現在~未来、自分~グループ~社会へと視点を移動して問いを小さくしていくという手順を踏むこと。 一見問いがないように見えるところにも隠れている問いを明らかにしていくこと。 タイトルにあるように「伝わる」そして「揺さぶる」文章が書けるようになるには、まだまだ道のりは遠そうだ。 でも、文章力はセンスとか生まれ持った才能じゃなく、訓練で何とかなりそうなものだということもわかった。 論点・論拠・意見を明確にすること、問いを大切にすることから始めてみようと思う。
0投稿日: 2015.07.29
powered by ブクログとても便利だがとても不便でもある「文字や言葉」。なぜ自分の言葉が伝わらないのか。またどのように伝えれば理解してもらえるのか。非常にわかりやすく説得力のある内容でとても良かったです。勧めです。
0投稿日: 2015.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
随分前の話になってしまったが、大学院の先生から、改めて日本語・文章の書き方を勉強しなければならないと言われて、良さそうな本をチョイス。 なかなか全てを実行するのは難しいので、備忘録がてら心がけたいことをば。 ・その文章は誰に読まれ、どうなることを目指すのかを意識する ・文章の基本となるのは「論点」「論拠」「意見」 ・「論点」を制する者は文章を制する、「論点」とは自分の意見の裏にどんな問題意識を持ったか ・他者を説得する文章を書くときには、自分の「意見」へ反論してみて推敲 ・あえて素人の目線を持つ 最後に、著者は「自分という存在が関わる意味を出せ」という。つまり、誰にも嫌われない無味乾燥な文章を書いても意味がない、ときに相手に歓迎されなくとも、相手に心の揺らぎを起こすことに意義があるという主張には考えさせられた。
0投稿日: 2015.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
書くことは考えることだ。だから、書くために必要なことを、自分の頭で考える方法がわかれば、文章力は格段に進歩する。文章の「ゴール」、つまり、その文章は、最終的にだれに読まれ、どうなることを目指すのか、に着目すると、驚くほど、いろいろなことが見えてくる。 自分の頭で考えるための視点は、以下の7つである。 1.意見 ~ 自分が一番言いたいことを発見する 2.望む結果 ~ 何のために書くか? 3.論点 ~ 何を書くか?集め方・絞り方・決め方 4.読み手と5.自分の立場 ~ 自分の立場を発見する 6.論拠 ~ 説得のためにいかに視野を広げるか? 7.根本思想 ~ 自分の根っ子の思いに忠実か? 後半では、実践編、上級編として、これらの視点で具体例を示しながら解説している。
0投稿日: 2015.01.27
powered by ブクログーーーーー↓一杉 2014/11/27↓ーーーーー 【概要】 文章の書き方が様々なシチュエーションに分けてかかれている。文章を書くコツ、心構え、意識することなどが書かれている。 【評価】 80 かなりよいものだと思う。 【共有したい内容】 ・文章を書く際には相手を意識して、何を理解させたいか、どういう印象を与えたいかというビジョンを持ちながら書くようにする。 ・相手が反論してくることを予想し、その内容をカバーできるように文章構成を考える 【悪いところ】 ・よくも悪くもまとまりすぎている 【どういう時に役に立つか】 相手に効果的に伝わる文章を書きたいとき 【自由記述】 かなり良い本だという印象を受けました。文章を書くことがある人は一度読んでおいて損はないと思います。書きなれている人にとっては当たり前のことが多いかもしれませんが、再度文章を書く際に考えるべきことを意識するよいきっかけになるのではないでしょうか。文章を書く力が上がったように思えます。
0投稿日: 2014.11.27
powered by ブクログタイトルはキャッチーだが、中身は文章を使用した思考法、そして生き方について書かれていた。 文章を書いて書いて、自分とコミュニケーションする。考える。読む相手のことを思いながら、適切な文章を組み立てる。考える。 長年ベストセラーであり続ける理由がわかった気がする。プロローグだけでも読む価値あり。
0投稿日: 2014.10.29
powered by ブクログロングベストセラーでいつも書名は目にして気になってはいたが、どうも著者の名前に拒否感(なぜ受け入れられないかはよく分からないのだが、カタカナがふざけた感じで受け取れるからか)があって、実際手に取るのはためらっていた。 最近ある人の薦めがあって読んでみたところ「なるほど」と思わせることがいっぱいだった。 この種の本は、意識・無意識別にしてやはり高いところから指導するという感じが抜けきれないものが多いが、そういうところが全くなく、読者と同じ視点で書かれていることが新鮮である。 ポイントをなるべく小さく、具体的にわかりやすくまとめている。 テーマである「文書の書き方」という意味では当然勉強になるが、ものごとを分かり易く説明する方法の事例として、この本そのものから得られることも多い。 無意味な先入観で避けていたことを反省。
0投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ長いこと私の書棚に置いてあった本。久しぶりに開いてみたら、やたら感動した様子の赤線がいっぱい。 文章のポイントは ・相手に期待するリアクションを想定する ・相手が興味を持つか ・相手にどんなメリットがあるか? ・相手はどんな状況か ・相手はどんな人か? ・これをよんで相手はどんな気持ちになるか? というようなこと。 これを読んで10年以上たつ今、私には上記のようなことが身についているかも。それはこの本のおかげだったのかも。ありがとう、ズーニーさん。
0投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログ「伝わる・揺さぶる!文章を書く」(山田ズーニー)読書会 日付:2014/6/25 作成者:とことこ(大塚 拓) 〇この本を一言で表すと? 目的別文章校正指南書 〇課題本を読んで考えたこと・感じたこと ・読む前はタイトルから小説や詩のような豊かな文章力を養う本かと思ったが、最初に豊かな文章という捉え所のない文章は目指さないというのはいい意味で裏切られた ・文章が書くことが苦手だという自分への言い訳はやめようと思った ・文章の善し悪しで考えるのではなく、望む結果や読む人にどう感じてほしいかを軸に考えていく ・プロローグとエピローグの書き方がぐっと興味を惹きつけ、読後に考えさせられる上手い書き方 ・意見は真逆だが言いたいことは同じというのはよくみる。キーワードの定義は気にするポイントにする ・普通のことや当たり前のことを普通に感じ、普通に指摘できる感性と環境はとても大事だと思った 〇よかった点・参考にしたい点 ・議事録の書きかたの過去・未来・論点を強調することはやってみたいと思う ・大学や企業の志望理由の自分との関わりの検討ポイントはこれからも意識していきたい ・説得するにはまず相手の反対の理由を知ることが大事である ・文章を読んだ人がどんなことを言ってほしいのか、どんな行動をとってほしいのか具体的に書きだす ・数値などは目標値を書くだけではなく、当たり前のことでも過去の数値を記載するようにする ・その道のプロやよく知ってしまうと見落としてしまうことは多い。素人の視点や意見は重宝したい ・プレゼントをあげる際に新たな扉を開くプレゼントというのは難しいことだと思うが、チャレンジはしてみたい。少なくてもそのうち勝手に買っただろうプレゼントはしないように考えたい 〇突っ込みどころ・気になる点 ・ダメ文章のグレードアップポイントの記載があるが、最終推敲文章の掲載をしないのが多々あった ・議事録の重要な3点ぐらいであとは捨てていいというのは気になる。3点を強調したり、最後にまとめたりするのでよく、捨てる必要まではないのでは?そのとき重要と思っていなくても後で見返えすと重要だったり、場の雰囲気を感じられたり、残っていても損はないと思う ・マッキンゼー風のMECEやロジックツリーは意識しなくてよいのか? 〇文章を書く時の自分のルール・工夫している点 ・表や図をできるだけ使うようにしている ・結論はできるだけ先に書く ・論点に対するネガティブな意見を想像し、ケアをする ・文章を読む人の思いそうなことを想像する
0投稿日: 2014.06.25
powered by ブクログ思考法・文章法において、今後のバイブルにすると決めました。論点の設定、質問の設定が重要ということを実感し、すぐに実践したくなる本。何回も読み返して、自分のスタイルとして定着させたい。
0投稿日: 2014.05.16
powered by ブクログ日頃仕事をする上で必要な文章についてのヒント・考え方が分かりやすく書かれた1冊。 実は再読。新卒時代に読んだけど、あまり頭に入ってこなかった。しかし今読むと、ポイントを押さえたなんてイイ本なんだ!と感激している。 即実践に使える本。 ダラダラと理論だけを並べている本が多い中、技術をしっかり教えてくれる良書。 特に文章を書くときに、思考停止になることがよくある私。「問い」「時間軸」「空間軸」は参考になった。正論だけでは何の意味もないことも知った。 あと、議事録の工夫!議事録でなくても、使えるフレームワークだと思う。 著者はカジュアルな名前にも関わらず、真面目で理屈っぽくてアツイ人なんだろうと想像している。
0投稿日: 2014.04.29
powered by ブクログ・書くことは考えること。人間味がある文章。個人的には根本思想にまで言及した、7つの要件はかなりしっくりきました。 ・読んで理解するではなく、無意識レベルで書けるのがゴール。別の場でアウトプットしてみよう。かくことをかくことで学んでみよう。 ・ズーニーさんの他の本も読んでみよう。
0投稿日: 2014.02.24もっと昔に
もっと昔にこうした本に出合いたかった! 幼いころ作文や感想文が苦手だったのを思い出しました。これはあまりにも時間が遡り過ぎかも知れませんが、文意が七つの視点に分けて理論立てて書かれているので、頷いてしまう箇所が多々ありました。 自分の頭で考え他者とかかわる事の痛みと歓びを問いかけるとは、背筋がピンとなる言葉ですね。 自分の言葉や文章を見直そうと思いました。今からでも遅くないと思わせてくれる一冊。
3投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログ自分の意見をしっかり考える➕説得するためのテクニック 前者は自分が苦手な思考。 途中で読むのを断念した。。。 後者は納得の内容で明日から使える。 ・メールでは受動態を使わず人を主語にすることで、責任のありかを明確にする。 ・謝罪は相手の立場になって考える もうちょっと基本が出来たら前者の部分、読み直そう!
0投稿日: 2014.02.02
powered by ブクログ全編にわたり、納得して読み進めることが出来ました。 「素晴らしい」と言って思考が止まる、という話に自身を重ねざるをえませんでした。意識して改善したいと思う。
0投稿日: 2014.01.26
powered by ブクログ文章を書くにあたり「論拠」すなわち「問い」が重要という考えが、文章の書き方の視点として素晴らしい。 「問い」が深くないと、意見もまたそれなりにしかならないのです。 後半は、文章を書く時だけでなく、いろいろな企画を考えるうえでも必要な心構えが提示されています。 ・企画にのめり込むのではなく、引いてみる。 ・その企画を観に来てもらうための動機を用意する。 ・相手にプレゼントするとき、どのようなものをプレゼントすると相手は感動するだろうか。 私が企画を立案するときに注意していることと共通していて、改めて考え直す機会となりました。
0投稿日: 2014.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
書くために何を準備すべきかわかったので、役に立った。相手のために書くこと、書くためには自分を理解し、そのために情報を集めることが大切。問題意識を持って新聞や本を読んでいきたいと思う。 いつかは、本のレビューを書くのにも役立てて、他の人がその本を読んでみたくなるような文章が書けたらいいな。 結果を出すこと、それがゴール。押さえるべき7つの要点。①意見(あなたが一番言いたいことは?)②望む結果(だれが、どうなることを目指すのか?)③論点(あなたの問題意識はどこに向かっているのか?あなた自身と読み手、双方の問題意識からずれていないこと。)④読み手(読み手はどんな人か?どんな興味、問題関心、背景を持っているか)⑤自分の立場(相手から見たとき、自分はどんな立場にいるのか?)⑥論拠(相手が納得する根拠があるか?)⑦根本思想(あなたの根本にある想いは何か?)
0投稿日: 2013.12.04伝えたいことを文章にできないときの参考に
伝えたい情報が沢山あるのに上手く文章にできないという方、 この本を読むと、どのように文章を書いていけばいいか。が見えてきます。 わたしも文章を書くのは得意ではありませんでしたが、何から始めればいいか。どのように構成を考えればいいか。 が分かってくるようになりました。 情報を伝えたい時の手本になるでしょう。
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログハウツー本によくある、方法だけを並べられて受け身になってしまう内容とは違って、前向きな気持ちになる本。(これって珍しいのでは?) それは、「伝え方」の本だけあって、ズーニーさんが一生懸命、誤解のないように優しく書いてくれてるからだと思う。 文章に限らず、ミスコミュニケーションでつまづいてる人にお勧めの一冊です。 あとは、自分が実践するのみ。
0投稿日: 2013.10.11
powered by ブクログ20130927 書く事に悩んだら参照出来るように手元においておきたい本。気にしないと文章はうまくならない。
0投稿日: 2013.09.27
powered by ブクログ「あなたの会話はなぜ通じないのか」の山田ズーニーさんによる文章作成技術本。 音声言語が文字言語になったからといって、根本思想や論点を深く追求する原則は変わりません。 相手の感情を慮るだけでなく、自分の感情・思想を真正面から捉え機能的に発現させる。 無味乾燥になりがちな技術本でありながら心揺さぶられている自分が、この本に説得力を持たせています。 今後壁にぶつかった時、帰ってくるべき原点を求めるとしたらこの本になるでしょう。
0投稿日: 2013.09.08
powered by ブクログほぼ日の連載で人気の山田ズーニーさん。 働いていた時に上司によく言われたコトが色々腹落ちした本でした。 (今頃かい、とf^_^;) 仕事をしていると、 何かを依頼する。謝罪する。伝える。連絡する。 など、誰かに何かを伝えるコトが山盛。 私が特に注意を受けたのが、感情的なメールを受け取った時や送った時。 ムキーーーーーー!!!となった時にメールを送ると、ccに入ってる自分の上司に 「で、相手に何をして欲しいの?コレコレ?」 と聞かれた。そして大抵、違う。。。 この本を読むと、何かの文章を書くには、〈それを受け取った読み手にどうなって欲しいのか〉が必要。 感情的な時は特に、その、当たり前の基本がスーッポリ抜け落ちてるんですよね。 相手に、ヨシヨシと慰めて欲しいのか、誰かに抗議して欲しいのか、何かを決裁して欲しいのか、とりあえず話し合う会議を招集して欲しいのか、とかの、何をして欲しいのかを明確に自分の中に持ち、それが確実に伝わらないといけないんですよね。 それが、コレコレこんなコトがあって、もーとにかく私は困ってるっちゅーか、 ムカついてるんだよーバカヤロー、というのはよく伝わるという文章なもんだから、 その後の反応は私の思い通りになるはずもなく、余計にムカムカムカー!となる訳です。 その相手の反応が、返信がくる前に上司に言われた 「で、相手に何をして欲しいの?コレコレ?」の、コレコレにピッタリだったりする もんだから、 うおーそうかー、私の文章が悪いのかー!くそー! と、よくなったのです。 同様に、感情的な文章を受け取った時も、単に、ムッカーーーーー!!と 怒りまくってる私の横で、相手が言いたいコトの論点に対しての返信を淡々とし、 あっけなく鎮火するのも何度も見ました。 何の為にこの文章を書くのか、を根っこにしっかり持っておかないといけないよ というコトを理解しました。文章を書くにあたっての考え方と、即実践で使えるコツが盛り沢山な本です。
0投稿日: 2013.08.25
powered by ブクログ私は自分の想いを「伝えたい」気持ちが人一倍強い。 にもかかわらず…私のコミュニケーションは時にとても乱暴です。 感情に支配され、自分でも何が言いたいのか分からないまま、相手にその感情全てをぶつけて分かってもらおうとする。 自分で考えることを放棄して、相手に結論を出してもらおうとする。 つまり、相手に放棄されたら何も伝わらないのです。 いつまでも自分のことを「分かって分かって」とワガママを言ってる場合ではないという危機感は歳を重ねるごとに増していきました。 そんな私の前に『考える方法』をサポートしてくれる本が出現! それがこの<伝わる・揺さぶる!文章を書く:山田ズーニー著> まさに救世主☆ この本は自分の考えを引き出し『文章という表現』まで導いてくれます。 文章になる以前の自分の思考を整理し、理解する方法が書かれています。 メールで… SNSで… 会話の中で… 「やってしまった・・・」 となる前に。 そんな反省に時間をかけるくらいなら 発信する前に時間をかけたほうが、よっぽど効率的! そんな事を気づかせてくれた本でした。 ・つい感情的にな発信をしてしまう ・おまえの話にはオチがないとよく言われる ・プレゼン力や説得力を鍛えたい といった自分自身の問題点を解決するのはもちろんですが ・他人に思いやりを持って接したい ・他人の気持ちの引き出し方を身に付けたい そういった技術も得られる内容ではないかと思います。 私のように、ワガママで不器用な人にオススメしたい一冊です。
0投稿日: 2013.08.09
powered by ブクログ文章を書く意味とそれが機能するための7つの要件を指南してくれる本。 7つの要件とは 意見ーあなたが一番言いたいことは何か? 望む結果ーだれが、どうなることを目指すのか? 論点ーあなたの問題意識はどこに向かっているのか? 読み手ー読み手はどんな人か? 自分の立場ー相手から見たとき、自分はどんな立場か? 論拠ー相手が納得する論拠があるか? 根本思想ーあなたの根本にある思想は何か? 顧客に対するお詫びのメールや人事への不満など、具体的な事例に対するダメな文章、いい文章が載っている。自分の場合に置き換えやすいので、すぐに実践できそうだ。 しかし、これは単なる文章スキルを磨くための本ではない。戦略的なコミュニケーションを続けてきた筆者は、感情や意志が反映されていないことに虚しさを感じるようになる。感情を殺せば結果が出るが、自分が満たされない。そこで、自分に正直でありながらも、積極的に人と関わるという戦略に気づく。 文章を書くことは、たいへん力の要る作業だ。自分の内面にある悩みや訴えたいことを、言葉というデジタルなツールに換えなければならない。表現された言葉が、自分の悩みを完全には代弁してくれないことにストレスを感じる。さらに、様々な批評は受け手によってさまざまな解釈が生まれるからだ。
0投稿日: 2013.06.02
powered by ブクログズーニーさんの本は、思考の整理に抜群の効果を発揮します。 エントリーシートを書く前に、ぜひこの本を読んでください。そして、自分が何を伝えるために書くのかを明確にしてから、文章を書き出してください。伝えたいことを明確にする秘訣は、この本に書かれています。
0投稿日: 2013.05.10
powered by ブクログ一度お会いしましたが、とてもお茶目な素敵な方でした。 過去、現在、未来を軸に考える手法は大いに役立っています。
0投稿日: 2013.04.20
powered by ブクログ考え方とそのまとめ方、実践法に分かれて説明してあり、例も多いです。 文章も簡潔で、内容もわかりやすいです。 自分の考えに行き詰った時、気持ちを整理する時に、また読み返そうと思います。
0投稿日: 2013.03.09
powered by ブクログ文章を書くことに、あまり深く考えることはなかった。思いつくまま書いていた、と言っていい。 この作品を読んで、「書くことは、考えることだ。」と、思い知らされた。 著者は、文章を書くにあたって、7つの要件があると主張している。 その中で、特に「論点」「論拠」「意見」を意識すると、文章がまとまると解った。 何を、誰に、なぜ書くかの意識がなかったことを反省した。 機能する文章を書くために、大いに参考になる一冊だった。
0投稿日: 2013.02.15
powered by ブクログほぼ日の連載から著者のことを知り、2回目の読了。 この本を読み終えて、これから気にしていきたいことは、 ・何を伝えたいのかを明確にすること ・相手の立場になって書く(意味が2重に読み取れないか) このことを特に気にかけていきたいと思った。 文章のみならず思いを伝えるという点でこの本は非常にすごい本であると思った。
0投稿日: 2013.02.02
