【感想】サンクチュアリ(1)

史村翔, 池上遼一 / ビッグスペリオール
(39件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
30
4
3
0
0
  • 熱い心を持つ2人の友情の物語

    おそらく20年近く前だと思いますが、この本を全巻セットで買いまして、そりゃもう読みまくりました。
    今の日本人にはない熱い心を持ち、そして東大に入れちゃう頭脳を持つ2人の話。
    このままの日本ではだめだ、俺たちで変えるしかない!という思いで、1人はヤクザ、1人は政治家、2つの全く異なった世界にてそれぞれのぼりつめていき、しかし目指すところは1つ、あー最高です。
    うちに遊びに来た友人たちは、これの1巻を読み始めると結局全巻読むまで帰りませんでした(笑)

    ところどころに子供には不適切な描画があるので、紙の本は妻に捨てられてしまいました(泣)
    電子書籍ならば捨てられることもないので最高です。

    続きを読む

    投稿日:2013.12.27

  • マジ度肝抜かれた

    大学生のときルームシェアしてたマレーシア人がいたわけさ。そいつがこのマンガを熱心に読んでたんだよね。俺はそんなマンガ聞いたこともなかったから読まなかったけど。30過ぎて出会えるマンガって結構ないけど、これはマジで刺さった。日本のリーダーがこういう人であって欲しいって思った。こういう人になりたいと思った。30以上はみんな読んどけ。取りあえずは五百円の投資続きを読む

    投稿日:2015.02.15

  • 名作

    池上遼一の代表作のひとつでしょう!原作は北斗の拳と同じ方です。
    最近の漫画ウロボロスもこの作品の影響受けている気がしますね
    裏と表を極めたら無敵になる...何か途中で激しくアシスタント臭がする絵になりますけど
    概ね池上遼一の素晴らしいタッチで描かれていて美しい漫画で、ストーリーも男が痺れる様なバイオレンスあり
    熱い男の友情ありでとても面白い作品で一度は読んでみるべきかなと思います。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.07

ブクログレビュー

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  • dolphin

    dolphin

     今の日本はこのままではダメになる。今の政治(政治家)をどうにかしなくては! そう思ったとき、あなたならどうしますか? 実際のところ、口では何とでも言えますよね。そして結局は、99%以上の方は傍観して「ハイ、終了~」となりますが、この本の主人公二人は違います。
     「もうあんたら(政治家)の時代じゃない」とここまでなら誰でも言えますが、じゃあどうするか? 一人は政治家として表の道を進み、その際邪魔になる問題(対抗勢力や資金など)を解決するために、もう一人は極道として裏の道を進みます。しかし……最初から何もかもがうまくいくはずはありません。そんな二人のサクセス(?)ストーリーと、感動のラストシーンを存分に味わってください。
    続きを読む

    投稿日:2017.02.01

  • knkt09222

    knkt09222

    ずっとタイトルのみに惹かれていた漫画。全巻一気に読破。
    政治の世界に興味はゼロ。
    ヤクザの世界には若干の興味(とはいっても中上健次や花村萬月経由で)、
    という典型的な若者である自分も、
    この作品の「熱さ」だけは伝わった。

    登場人物の扱いを見ればわかるが、
    村上龍「愛と幻想のファシズム」同様、
    作者の持つセンチメンタリズムをうまく回収していく政治の話、
    というのはどうしてこう琴線に触れるのだろうか。

    北条と浅見に「デビルマン」の同性愛的関係を思い出したり。
    いやこれは蛇足。

    まあとにかく、政治的な読みは全然わからない。
    でも叙情的な読みをしても、この作品は満点! だということ。
    続きを読む

    投稿日:2016.07.13

  • ホトケ

    ホトケ

    かつてカンボジアで地獄を見てきた2人の男が政治家とヤクザ表と裏の世界から日本を改革していこうとする姿を圧倒的な画力と鋭い名言で表現するカリスマ漫画。

    投稿日:2014.07.06

  • Tomota

    Tomota

    今から20年以上前のマンガだとは思えないほどの背景設定。
    どれだけ先見の明があるんだろうか。
    日本改革に表の政治と裏の極道という道から挑む男の物語。
    そういうストーリーとか話で高評価。

    投稿日:2014.04.03

  • comdays

    comdays

    カンボジアで孤児となった二人が一方は政治家、もう一方はヤクザとなって日本の政治を変える熱い物語。

    出てくるキャラクターが全て「らしく」生きている。政治家は実在の人物をモチーフとしている部分も多く、なかなかに読みごたえあり。続きを読む

    投稿日:2013.01.19

  • hs19501112

    hs19501112

    このレビューはネタバレを含みます

    思い出の漫画シリーズ。

    十代半ばの頃、父親のコレクションから拝借して読破。

    2人の熱い男達が、全く違う道を選びつつも共に日本の未来のために“てっぺん”を目指す物語。少年誌ではなく青年誌連載であるため、性描写も暴力描写もいとわない、当時の自分にとってはだいぶ“オトナ”な漫画だったが、彼らの闘いの行く末が気になり、一気に読まされた。

    この後、史村翔(武論尊)原作や小池一夫原作の、池上遼一作品、叶精一作品に夢中になっていくきっかけとなった。

    結末に少々不満があるため、0.5ポイント欠けての、
    ★5つ、9ポイント半。

    2012.09.18.書。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.09.18

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