【感想】あずみ(5)

小山ゆう / ビッグスペリオール
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
2
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1
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0
  • ひゅうが、不完全燃焼の別れ

    第36話 処刑評定
    第37話 牢の中で・・・
    第38話 誇り
    第39話 理想の武士
    第40話 脱出
    第41話 家康との会見
    第42話 美剣士・最上美女丸
    第43話 別れ
    =========================
    (※以下ネタバレあり)
    実写映画でも出た、人気が高い最上美女丸が活躍します。
    敗れた相手への侮辱をあたえてつつ、なぶり殺しにする変態っぷりで
    腕も相当なものです。ひゅうがとの対決は顔をしかめる結果となります。

    小山先生のお気に入りと思われた「ひゅうが」がお役御免となりますが
    彼が一番戦いやすかった、二刀で全力を出させたかったなという思いがあります。やえちゃんに未練を残しながらの散り際は残念で仕方がありません。
    思えば、ひゅうがは青春期の少年が遭遇する「性」「恋」「好きな子への葛藤」など、そういったものを代弁してくれたなって感じがします。
    少年らしいヤンチャさと真っすぐな気質、不器用な愛情表現。そのどれもこれも共感できます。飛猿のおかげで、すぐに天へ行けたことがせめてもの幸いでした。

    ほか見所多数↓↓
    ・あずみ・うきはとの試合・淀殿の思惑
    ・うきは、自己犠牲の愛
    ・爺のうきはへの信頼とその予想外れ
    ・あずみ大阪城脱出、井上勘兵衛との対決
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    投稿日:2020.10.29

ブクログレビュー

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  • ピヨピヨ

    ピヨピヨ

    連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。
    続きを読む

    投稿日:2011.12.03

  • ぴの

    ぴの

    このレビューはネタバレを含みます

    あずみを救うべく、大坂城に潜入したうきはだが、罠にはまり捕まってしまう。豊臣方の思惑により、あずみとうきはで殺し合いをして勝ったほうが生き残れることに。果たしてあずみたちは、お互いを斬ることができるのか。

    見どころはやはり大坂城脱出編ですが、巻の後半に登場する最上美女丸の鬼畜ぶりには震えるばかりです。この人、いつか斬られるのかな…。。。

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    投稿日:2011.09.13

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