【感想】会社でチャンスをつかむ人は皆やっている!一流の部下力

上村光弼 / SBクリエイティブ
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • やまけい

    やまけい

    一流の部下になるためには、どのようなことをすればいいのかが事細かく書かれている一冊。Chapterごとに分かれているため、とても読みやすい。一流の部下というのは、常に当事者意識を持って、目の前のことに全力で取り組む、志の高い人であるということがわかった。社会人1年目のバイブルの一つにしていきたい。続きを読む

    投稿日:2021.03.27

  • totti1025

    totti1025

    1,一流の部下力

    ■学んだこと
    【チャプター1】 一流の部下は「スタンス」が一流
    ▼一流の部下は上司の機能を知っている。
    ※一流の定義⇒仕事を通じて自己実現や社会貢献をしたい=志や夢を持った人間。
    ・上司の機能は銀行機能である。すなわち、上司の信頼を獲得して、自由に人、モノ、金、情報、時間を使わせてもらう関係を作る事である。
    ・信頼を勝ち取るためには、インプット以上に、アウトプットを出すことを繰り返す。
    ・「自分の望むものを得たければ、その前に与える」事を意識する。上司に親機能を求めない。また上司は教師でもない。会社は貢献した事に対価を払う「Give & Take」である。
    ・自立心を持つ。学ぶ機会、働く機会、その上給料まで貰えることに感謝する。
    ・一流の部下は問題を「上司のせい」にしない。当事者意識を常に持ち、問題に取り組む。
    ・「私は上司に対して、先に与えているだろうか?」と自問自答し続ける。
    【チャプター2】 一流の部下は「印象力」が一流
    ▼良い部下の条件のひとつに「コミュニケーションしていて気持ちがいいこと」がある。そのためには、相手の感情に対して、賢くなる必要がある。
    ・初対面が重要⇒印象は一旦決まったら中々覆りにくい。情報の83%が視覚に頼っている。
    ①「視線、表情、髪型」が顔の印象力を高める。
    ②体の印象力⇒服装を自社の上司、顧客の年代層に合わせる。それによって「私はあなたの異種ではありません。同種の同じ群れの者」という信号を発信する。ブランド物を身に着けない。
    ③「姿勢、態度、しぐさ」は人間の習慣の産物である。癖は様々な場面で出てしまうので、日ごろから気を付ける。
    ④声力⇒自分の挨拶の仕方一つで、上司はじめ、周囲の人からの自分の印象や評価は変わってしまう事を意識する。
    ・印象を変えることは難しいので、上司や周囲の人たちに、自ら進んで訊く事が大切である。
    【チャプター3】 一流の部下は「コミュニケーション」が一流
    ①反応力⇒返事の良さ「はい、やらせていただきます」
          返事の早さ「メールは、その日のうちまでにできるだけ早く返事する。(上司はお客様)」
    ※部下力が低い人は、「自分の言動、態度に対する相手の感情や解釈のリスク意識が低い。」
    ② 傾聴力⇒上司の話を聴く時に、きちんと体と心を整え、そして自分より上司の方にたくさん話をしてもらえるように意識する。
    1,聞く姿勢に入る。「視線、顔、体を話そうとしている上司側に向ける。」
    2,きちんと反応する。「うなずく、相槌を打つ、バックトラックする。」
    3,最後まで話を遮らない。批判や、反論せずに様々な質問をしながらお互いにとってプラスの状況を作っていく。
    ③コーチング力⇒人の意欲と能力を引き出すコミュニケーションスキル。不可欠な事は「質問する事」。
    1.イエスマンにならない。一旦、上司の思いを受け止めてから、反論する。「YES BUT法」
    2.上司のメンツを守る。大勢の前では顔を潰す言動はしない。
    ・メールで用件を終わらせない。メールの送信だけではコミュニケーションは完了しない。
    ・「わかってます」と言う人は、できない、ダメな人。できる人は「リマインド(ご指摘)ありがとうございます。」と言う。
    ・報連相を徹底する。上司が聴いたと確信しなければ、していないのと同じである。
    ・常に「投資対効果」というコストの観点で物事を考え、自分もまたその観点で評価されている視点を持ち続ける。
    ・当たり前の事が分かって、当たり前にできる事が一流の部下。分かっているだけでは全く意味をなさない。
    【チャプター4】 一流の部下は「信頼構築力」が一流
    ・「ガーディアン・スピリッツ」を持っている。
    目の前にある課題と自分の役割を把握した上で、寸分の狂いもなく、上司の動きに合わせて最善のパスを投げて、広い続けることができる。また、上司を心の底から応援できる。
    ・上司は「自分の仕事をどんどん持っていってくれて、自分の代わりをしてくれる人間」を欲しがっている。上司の短所、弱み、苦手をさりげなく補えるのが一流の部下である。
    ・変化を好み、上司が何かを変えたいときは、すぐに「喜んで」お手伝いをする。また自分から「今のままでいいのでしょうか?気になれば、変えます。」と言っていく。
    ・上司と友人をはき違えない。上司に言われなくても、自ら規律や、必要以上な上下関係をきちんと演出できる。
    ・感謝力⇒「ありがとうございます。」を大きな声で言う。
    ・謝罪力⇒「問題の原因は99%以上自分以外にあると感じていても、上司が起こった時は、少なくとも50%以上は何か自分に原因がある。」と考え、謝罪する。
    ・愛嬌力⇒上司や周囲の人になぜだか「仕方ない、やってやるか」と気にさせる人間になる。「にこやかで、かわいらしいこと。」「ひょうきんで、憎めない表情。」「相手を喜ばせるような言葉、振る舞い。」「座興に興を添えるもの。ちょっとしたサービス。」
    ・「時間は最も高価な資源」である事を理解し、上司への「時間のコスト意識、心配り」が徹底されている。
    【チャプター5】 一流の部下は「仕事力」が一流
    ・上司に大きな価値を提供すればするほど、「自分の存在価値」が高くなる。3つのステップがある。
    ①「上司が何に価値をおいているか」を知る。
    相手の頭の中を想像し、仮説を立てる。それを踏まえた上で、質問・確認する。その中で、観察し、本音と建て前を見分ける。※上司の真意をとことん理解する必要がある。
    ②「自分のリソースの何を使って、上司に価値を提供するか」を考える。
    1.自分の強みを知る。(自分視点、他人視点の切り口で探す。)
    2.その強みが、何に使えるかを考え抜く。⇒何かに使われて初めて価値になる。
    3.自分のリソースを磨き続ける。
    ③「自分のリソースにないものは、どうするか」を考える。
    上司にとって、一番ダメな部下は「できない理由から入ってしまう人」である。まずは一旦「できるためには、どうすればよいか」を考える。自分のキャパを越えるチャレンジは「自分の一生の評価を決めるテスト」だと認識して取り組む。
    ・新しい上司と仕事をし始めた時、「単純作業の命令」は大切なテストである。その時こそ、自分の本質が問われている。不平不満を言わずに、期待超える仕事ぶりを見せれば、信頼を勝ち取る事ができる。
    ・一流の部下は、「仕事は矛盾だらけ」である事を理解し、受け入れる事ができる。
    ・「自分の周りはお客様」考える事が大切である。
    【チャプター6】 一流の部下は「成長力」が一流
    ・「まぁまぁ」な状態に慣れてしまうのは危険。自分の仕事に健全な否定感を持ち、「もっと良い方法があったのではないか?」と振り返る。
    ・「厳しい上司」を「良い上司」考える事ができる。人間は負荷があればあるほど鍛えられる。その事を心底理解する。
    ・「自分がやりたいことをやらせてもらえないのは、自分がやるべきことをやってこなかったから」「自分に助けてもらえないのは、自分が周りを助けてこなかったから」という人間社会の原理原則を知り尽くす。
    ・「やりたくないこと=「成長の機会」
    ①メンタルが強くなる。
    ②2倍の能力を得、自分に希少価値が付く。
    ③自分でも気づかなかった、「自分の才能」に出合う可能性がある。
    ※自分に合わない事でも、真剣に取り組んでみる。
    ・「やるべきことを」をし、「やれること」を増やす。
    「何をしたいかではなく、何がなされるべきかから考えなくてはならない。」
    【チャプター8】 一流の部下は「志力」が一流
    ・「自分の素晴らしい志を実現するために、上司の好意や信頼を獲得する。」発想を持つ。
    ・「本来の志や目的のため」なら、すぐに自分を変えることができる柔軟性を持つ。
    ・ミッション力⇒「使命を持つ力」であり、「自分の仕事・会社の存在意義や価値をはっきりと認識する能力」
    「何のために」と常に問い続け、意味や意義を見出した時に、使命感という強力なパワーとなる。
    ・ビジョン力⇒「未来の、自分の理想の姿や夢を思い続ける力」
    「自分はこうなりたい、こうしたい、これを手に入れたい」と思い、ぶれない自分の軸を持つ。
    【明日から実践できる事】
    ①業務に対してより、当事者意識を持って取り組む。学ばせてもらい、働かせてもらい、給料まで頂いている事に感謝し、会社に貢献できるように努力し続ける。
    ②言葉の癖をなくす努力をしていく。4月には社外の方とも関わっていくので、インターン中に印象力を徹底的に磨く。
    ③仕事の中で、できて当たり前な事を見つけ出し、できていなければ、チェックし、改善していく。
    ④業務を通して、上司の仕事上のルールを理解していく。その基準値を超えるようにアウトプットを意識する。
    ⑤小さな依頼でも、喜んで受けるようにする。
    ⑥業務の中で、自分の好きなプロセスを見つけていく。そこから、自分の強みになりうるものを強化していく。
    続きを読む

    投稿日:2019.08.29

  • hirocs

    hirocs

    ”水野浩志さんオススメ。
    ---
    T:11/13帰宅まで(1h)
    P:行くかを決める
    O:オススメメッセージを読んで気になっているところ
    ---
    <読書メモ>”

    投稿日:2019.08.15

  • ichiro.mariners

    ichiro.mariners

    ビジネスマナーの手引きとして良いプラクティスを提供するものの、全体の印象としては茶坊主養成本と言える。この本の内容をこなせる人物で会社が構成されるとおそらくつぶれるでしょう。

    投稿日:2018.10.23

  • ぽんだな

    ぽんだな

    当たり前の事ばかりを書いているけども、その当たり前を意識して仕事ができているかと思うと身につまされる。

    投稿日:2015.05.10

  • sanbon-kei

    sanbon-kei

    単純なビジネスマナー、気遣いは大きい会社で働く上で重要と感じる。本書は速読で読み流す程度だが、重要性は感じた、

    投稿日:2014.02.03

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